私の知識は「ジャニーズ事務所に関ジャニ∞というアイドルグループがいる」「2っていうぐらいだから2作目なんだろう」です。
関ジャニ∞は7人(昔は8人だったらしい)。なのでメンバーのひとりが悪側に立っているからヒーローが7人とか、後から合流するということではないです。
ま、アイドル映画だろうなと思ってました。関ジャニ∞がいい感じにかっこつけるんだろうな。内容としては薄いんだろうけど、ターゲットはジャニオタであって私ではない。
ここまで下げたハードルを越えてこれませんでした。これまで見てきた映画はハードルを地に埋めても、”ちょっとはバーを地上に出しておいても大丈夫だったな”という感想になったんですが、この映画は無理でした。
場面ごとに金のかけ方の落差が大きかったなぁ
さてネタバレです。
2作目だから仕方がない?
1作目は主人公が好き勝手に動きますが、2作目は角度を変えなくちゃいけない。角度を変えるのは新しいキャラを入れてそれを中心にして動かすのが一番です。今回でいうと前田敦子さんになります。普通の映画なら「前作の主要キャラを押しのけて新キャラが目立ってる」ぐらいになるんですが、この映画はアイドル映画。関ジャニ∞が脇になっちゃうのはまずいと思うんですよ。赤(渋谷すばるさん)と黒(横山裕さん)はそれなりに役割を与えられていますが、、、、、、。
ルパン:赤(渋谷すばるさん)
次元:黒(横山裕さん)
ゲストヒロイン:前田敦子さん
不二子・五右衛門・銭形(ストーリーの軸じゃなければ隅でちょろちょろしている感じ):ほかの5人
金曜ロードショーのルパンはゲストヒロインにスポットライトが当てられてレギュラー陣が脇を彩る感じですすみます。そんな感じだなぁと思いました。
大体のことには目をつぶろうとは思いますが
多少はおろか、ほとんどのことは目をつぶろうとは思いますよ。発電所から民間人を助けてたときに受刑者を逃がしてるのはいいよ。けどね、展示品のスーツで空を飛べるのはどうしても受け入れられなかったよ。。。。
酒を腹に入れた場面を見た瞬間に、後で銃弾受け止めるんだろうなと思いました。案の定。。。。
ツッコミとしての前田敦子さん
関ジャニ∞がぼけまくっています。特に中華屋でバカな悲しい話を順番に話しました。バカバカしすぎるのですごく突っ込みやすい。でも最初の1,2回突っ込んでたけど、そのうちツッコミしーんがなくなっちゃった。ちゃんとツッコめばテンプレートとして綺麗になると思うんだけどね。
今回のあっちゃんはジャニヲタが自分を投影するキャラだよね。なんか絡み方が中途半端。市長の演説関係でいっさい関わってない。メンバーが立ち直るのにも関わってない。あっちゃんが画面にいると話がぶれちゃうのかなぁ。立ち直る触媒の一つにあっちゃんが入ると関ジャニ∞が目立たなくなっちゃうのかなぁ。
緊迫シーンの中心に関ジャニ∞なし。
この映画で緊迫するシーンは二つ。
突然親子設定が入ってきて何事かと思いましたし眉間に銃を当てあった後に引き分けで死んでいくというエイトレンジャーとまるきり関係ないところでストーリーの大枠の決着がつきました。
こちらはどうにか最後の最後に黒(横山裕さん)が美味しいところ持って行きましたが、そこまでの緊迫感の上げるのは二人で持ち上げていました。
ターゲットのジャニヲタたちもいました。
22:30のレイトショーで見ました。いつもより時間が早いせいか映画の特性か人が多く、ほとんどが女性でした。
軽く笑うポイントはたくさんありました。誰ひとりとして笑っていませんでした。なるだけハードルを低くしてた私も2,3箇所でニヤとする程度。彼女たちは受け入れ態勢が私よりも出来ていたと思うんだけどなぁ。むしろ笑う気でいったと思うんだけどなぁ。彼女たち的にはお布施に近いのかな?
キャスト
赤井英和さん:関ジャニ∞が出ているシーンは引っ張られるのか演技が下手になっていた気がする。
前田敦子さん:上記で語ったとおり。私はあっちゃんの演技が下手だと思っていません。もらとりあむタマ子で主人公を好演していましたので。
ベッキー:最後に美味しいところを持って行きましたが、ほぼチョイ役。エイトレンダーが発電所に踏み込んだ時に自転車こいでたのって女の子ばっかり(隣のブースも)だったの気づきました?
みんなの評価
酷評の仕方が千差万別。