伊集院さんにとって一つ上の世代の映画。大人への入り口。
メジャーを否定するわけじゃないけど、宮沢さんはメジャーに行けなかった。主流に乗れなかった自分たちに光を当てた映画。
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ここ見てポイント
- 俳優
今の日本映画を支える俳優たちの若き日の姿。 - ATG映画
wikipediaより
他の映画会社とは一線を画す非商業主義的な芸術作品を多く出した。その姿勢は後の映画界を担う人物を育成することになった。
1期。日本国外の芸術映画の配給・上映
2期。「一千万円映画」と呼ばれる低予算の映画製作
3期。初期のような解釈の難しい芸術映画ではなく、むしろ青春映画・娯楽映画が多くなった。
3期にあたる作品。宮沢さん曰く「ATGの在り方をひとつ変えた映画」 - 青春群像
日本における青春映画の代表作。若い時に自分にドンピシャだと思った青春映画を十数年後に見たら稚拙だったり、ひっかかった部分が分からないくて数年経ったら理解できたりもっと深いところが分かったりする。この映画は後者。(私にとってはファーストガンダムです。年齢的に直撃世代ですが、はまったのは大人になってからです)。青春は暗い所と明るい所がせめぎ合って生きている。それがうまく表現されている。
ノスタルジーではない。自分がどこから来たのか分かる。
山内あゆ’s EYE
アイドル映画全盛の時期のイメージ。
宣言「私は青春の勝者」
青春の悩みの映画だったら共感できるか分からない♪
<<映画と関係ないところ>>
伊集院さんにとって怪人と呼べる芸人たちと1時代を作った人。
厳しくコントや舞台をモットーをもってやってきた人と思ったら、”面白そうだからやってみよう”で動ける人。
「あいつには従えないけど、”面白い”には従える」の人たちばっかりだった。
きたろうさんの嗅覚。大竹まことさんはそれを信頼している。斉木しげるさんは何も考えていない。
東京大学「80年代地下文化論」講義 (白夜ライブラリー002)
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