※原作にホラーゲームとか小説とかあるみたいだけど、そっちは見たことありません。
楽しめました。一応まとまってたかな?前半で提示されたキャラクターのメリーさん・写真好きの子供・足の悪い用務員・そのお姉さんは役割を与えられてました。
問題提示編と解決編がはっきり分かれてました。はっきりしすぎてて不自然さを感じたくらいです。
ホラーものは苦手なので、それゆえに制作側が怖がらせそうとする手法もわかってます。ここで意識を集中させて、振り返ると誰もいなくてほっとしたら、バッとお化けが出てくるとかね。
今回はそういうスピード感を使ったような演出はありませんでした。
クライマックスもホラーのお作法に従えばもっとビビらせることも出来たと思うけど、それもなし。ハリウッド的(っていうのかな?)な演出もほとんどありませんでした。
さて、ネタバレです。
上記の言葉を濁したところ
「問題提示編と解決編がはっきり分かれてました」は突然あやちゃんが出てきたシーン。”あ、ここから真相に向かうのか”とはっきりと気づきました。不可解な怪奇現象に飽き始めていたのでちょうど良かった。
「クライマックスもホラーのお作法に従えばもっとビビらせることも出来た」は、まやちゃんの遺体を水で腐った腐乱死体にすることもできましたけど、きれいに骨だけの姿になってましたってところです。
投げっぱなしになった登場人物は一人しかいない
最初の30分は誰が主人公かよく分からずに見てたので少し混乱しました。この子が主人公かなと思ってたら、農作業サボってた時にいなくなっちゃうんだもん。
メリーさんのキャラクターに賛否ありそうですね。ロリータファッションが好きでふわふわした言動をするくせに、食品加工工場でちゃんと働いて地に足をつけて生きているって。わたし的には最初の登場のあと、もう一度出てくるのが遅かったので記憶に引っかかってくれて助かりました。彼女の役目的には最初の登場は必要ありませんが、あやが復活してから出てくるようでは突然でしかないし、何より話を占める役でしたから最初の方に出しておかなくてはならないキャラクターです。
よくわからなかったのは死化粧屋の突然のいたこ設定ですね。
仕方ないかなと思いながら見てました。学校に連れ帰った女の子と直接会話するよりはいいのかなと。あの子が無表情のまま暴れるのは良い怖さだったしね。
※スタッフロールの中にいたこの設定が出てきました。同じ作者の別の小説の主人公たちらしい。
特別コラボというよりは、呪いにとりつかれた女の子の怖さを出すのにちょうど良かった感じ?
気づきはしたけどそうまで気にならなかった矛盾点
設定がいまいちしっかりしていない?
学校は寄宿舎なの?養護施設なの
先生が来ない。
あやが階段から突き落とされるシーン、学校は厳戒態勢をとっているから先生が目を光らせていると思うんだけど、、、、
タイトルに意味がない。
映画初見なためか内容とタイトルの関連がさっぱりわからない。
お姉さんの死に方
なぜ生きるのを諦めた?
校長先生の相方が報われていない。
まやを生贄にして自分に降りかかる呪いを回避した校長先生ですが、まやは最初っから最後まで校長先生の相方のことなんか見てません。さらにまやは成仏していまいました。
校長先生の相方はまたひとりかい??
気になった点
校長先生、飛び込まなかったんかい!!
飛び込んだけど助かったって話じゃないのね。最初っから飛びこなかったのはどういうことったい。そりゃ化けて出るわな。
あれ?批判ばっかりになっちゃってるな。二時間集中して見てたんだから面白かったと思うんですけどね。
あ、いかん、書いてて気づいちゃった。
弟さんが貯水庫の遺体に花を手向けていたのは、お姉さんにとってなぜ秘密だったのか?生徒を撲殺しまくる理由があったのか?
弟さんから話を聞くなり、後をつけて貯水庫に遺体があるのを見つけた時、警察に行くのが普通の判断だとは思うけど、それをしなかったからといって、弟や自分が原因じゃない水死体があるのを隠したいっていうことが殺人の理由にはならないと思うけど。
校長先生がまやを殺すのに弟さんが手伝わされてお姉さんが止められなかった。ってことならわかるけど、校長先生は単独犯だしね。
みんなの評価
否定的な評価ばっかでした。
・原作のタイトルを冠する意味がない
・ホラー映画として怖くない
・あのいたこはなんだ!?
・百合。
ホラー映画が苦手なは私としてはちょうど良かったんですが、ホラー好きとしては不完全燃焼、、、、どころか、燃焼もしなかったみたいです。
あとは百合。ああ、そうか百合か。ゆりだね。ガッツリ百合というよりは友達の延長線上っぽかったから気にならなかった。