クレアの処遇
前回のラストの様子から、誰にも知られずに幽閉されるもんだと思ってたんですけども、城内(はおろか城下町も?)の行き来は自由のようですね。ただし見張りがついてますが。一度別れを言ったフィッツおばさんやジェイミーと普通に会話しているよ。
アウトランダー シーズン1 コレクターズBOX Volume1(初回限定版) [Blu-ray]
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現代との文化の差
飢えた子供の盗みがとんでもない重罪であること、裁判長を務める有識者が女房に言いくるめられて判決を変えること、軽減したら耳たぶを壁に釘で打ちつける刑になったこと。現代(といってもクレアも第二次世界大戦直後の人間だけど)では考えられないオンパレードでした。
魔女伝説の成り立ち
それまでは整形外科の傷を治していたクレアが、今度は内科の症状に立ち向かいます。「傷を負って治す」っていうのは分かりやすいですが、「疾患を治す」はもはや「悪魔に悪魔の技で勝つ」ですね。牧師さんも立場を守ろうと必死ですよ。牧師さんにとって目の前の命の問題ではなく本人のプライドの問題になっちゃうよ。
そんなこんなでクレアはまたひとつ立場が悪くなっちゃったような気がするんだけど、どうなんだろう?当時の信仰心ってどんなかんじだったのかな。キリスト教信仰がほぼ100%だったんだろうけど、その深度っていうか。まだ悪魔が本気で信じられていたころです、神様の存在はどこまで本気だったんでしょう?
信仰の深さは人それぞれだったかな?信仰、、、、じゃないな、どちらかというと宗教に対する盲目度合いというか。
フィッツおばさんは善良な民で、キリスト教を真摯に信仰している一般的な人だと思うんだけど、それでも、牧師に対して「ここは私の(父の)家だ!好きにやらせてもらう!出てけ!」って啖呵を切りました。城主のコラムは「自分で考える」ってことを知っている人で宗教を利用しようとしてそうだし、宗教に対しての盲目度はあまり高くないのかもしれないですね。
信仰と技術は違うものですが、あの牧師さんにはわかんないだろうね。
相変わらずフィッツおばさんがかっこいい
フィッツおばさんが大好き。
時間旅行者伝説
人が消えたのではなくて、過去の世代の人が現れたって伝説。ぱっと聞くとクレアが未来に帰るための指針にはならないような感じだけど、クレアとしてはすがりたいよなぁ。吟遊詩人の単なる歌で、時間旅行した本人が目の前にいるわけでもないんだけどさ。