こんにちは。フレデリカです。
「カードファイト!! ヴァンガード」みてます
好きですよ、日曜10時放送の ヴァンガード。世界征服とか世界改変をたくらむ悪役が主人公とカードバトルで対決するとか。
世界観を作った制作側の勝ちだなぁと思いながら見てます。4月から新しいシーズンですが、老人のラスボスが小学生に転生してました。舞台はファンタジーな世界ではなく現代日本なのに。
その ヴァンガードの源泉というべき遊戯王。たぶん受け入れられると思います。遊戯王の原作を全部見たわけじゃないんだけどね。
映画『遊 戯 王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』のポイント
- 海馬くんのかっこよさ
- よーするにパラレルワールドから人類補完計画をしに来た渚カヲルと思ってください。(じゃなければディスティニープランをしに来たギルバート・デュランダル議長とかエンジェルハイロゥを持ったフォンセ・カガチとか)
- マジシャンガールも色違いがたくさん出てくるよ
それでは劇場版『遊 戯 王 THE DARK SIDE OF DIMENSION』のネタバレ感想です。
劇場版『遊 戯 王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は?
高校三年生で卒業をまじかに控えた遊戯たち。同級生の藍神は昨日も教室にいたような気がするが、だからといってどんな奴だったか記憶にない。
一方、海馬は海馬コーポレーションを使い、千年パズルを修復し、終生のライバルに会おうとしていた。
後で書きますが、私が見た回に、映画のターゲットそのものみたいな方々がいました。作品に対して斜に構えた、、、ごめん、その節で書きます。
海馬くんが主人公でいいんじゃないかってぐらいのかっこよさでした。海馬と遊戯が知り合いであることさえ信じられないぐらいのかっこよさ。
そして、思い出してきた原作での効果音。シリアスなシーンでも効果音は頑張りすぎてコミカルになってました。
ン が星だったり時もあったと思う。ふざけてたわけじゃないだろうけど、受け付けなかったなぁ。ジョジョの効果音のほうがまだ心に入ってきたよ。
ジャンプ掲載時の私は社会人になっていて、ジャンプ卒業まじかでした。私は遊戯王内の文化が飲み込めませんでした。その文化がこの映画にも引き継がれていて懐かしかった。
私の記憶はこんな感じ 獏良あたりはわからない
上記にも書いたとおり、私は卒業まじかで、その漫画のルールを違和感なく呑み込むことができなくなってました。小学生の時は「そういったもんだ、引っかかるお前が悪い」だったのにね。
私が飲み込めなかった遊戯王内の文化。それはピンチになるときも逆転するときも新たに追加されたルールだということ。
遊戯の敵が新しいカードを出してきて、敵「これはこういうアビリティを持っているんだ!」遊戯「なに!?」。ここまではいい。飲み込む。
けど、遊戯が新しいカードを出してきて、遊戯「これはこういうアビリティを持っているんだ!」敵「なんだと、うわぁ!」でやっつけられるのはちょっと飲み込めませんでした。
当時はカードゲームが将棋なんかの延長で、そのゲームの知識はお互いに持っているもんだと思ってました。
将棋でいえば、こんな感じ
「銀は敵陣まで行けば金になって左右にも進めるんだ!」
「なに!?うわぁ!!」←いや、ルール把握しとけよ
プレイヤーはすべてを把握できないほど、数多くカードが存在するという概念がありませんでした。
この映画も同じ感じで進んでいきました。敵は驚いてなかったけど、私は「この見ている側を置いていく感じが懐かしいなぁ」と思いながら見てました。
そんなわけで遊戯王の連載中にジャンプを卒業してしまった私的にキャラはこんな感じ。
私が知っている遊戯王のキャラクター
- 遊戯:主人公。千年パズルによってゲームが始まると別人格が降ってくる
- もう一人の僕:エジプトの王だったらしい。しかもカードゲームの達人だったらしい。カードゲームって企業が発行しているものでしょ?それをエジプトの王が知っているってのはどうしても飲み込めなかった覚えがある。
- あんず:別人格のほうに惚れている。あんずをはじめとして、女性*1のスタイルがよすぎなんですが、、、、
- 城之内:普通の人。主人公の遊戯が超人になってしまっているので、少年たちが自分を投影したり、”ちょっと頑張ればあいつぐらいにはなれる”という現実とマンガをつなぐ人。キャプテン翼でいう石崎くん
- ホンダ:いたことは覚えてる
- 木馬:雑魚キャラ。お兄ちゃんが自慢
- 海馬:自慢のお兄ちゃん。小学生ぐらいで世界に名だたる海馬コーポレーションを経営してたような、、、一代で作った(小学生で?)のか親から引き継いだのかは忘れた。
- ばくら:覚えない。言われてみれば千年○○を持っていて、気弱な人格が強気に変わったような、、、、。でもわからなくても大丈夫なように作ってありました。
私が知っている遊戯王のゲーム
- 闇のゲーム:連載開始当初はカードゲームだけではなく、チキンレースみたいなこともやってたような気がする。
- カードゲーム:現実の世界の方で世界大会まで開かれるほど大ヒットした。今あるカードゲームの創設者と言っていいでしょう。同時期に連載していた「ヒカルの碁」のカードゲームまで出ていた。いや、囲碁をやれよ
- ほかのゲーム:カードゲームの物語が一段落したころ、サモンズボードみたいなゲームも提示されていたような気がする。結局、カードゲームの物語の需要が高すぎる状態だったようで、カードゲームに戻っていきました。
私が知っている遊戯王のカードゲームのカード
- マジシャンガール:ヒロインあんずを差し置いて大人気。ファイナルファンタジーでいえば、歴代ヒロインよりもシヴァのほうが人気な状態と一緒。
今回は色違いがたくさん出てきます。 - 青眼の白龍:最初に出てきた少年たちのあこがれの最強カード。物語のインフレにより後から出てきたカードにステータス的には追いつかれましたが、それでも一定の存在感がありました。ヤムチャじゃなくクリリン。
今回も大活躍。 - 6カード合体の鎧兵士:3巻ぐらいで出てきた頭カード・胴カード・右腕カード・左腕カード・右足カード・左足カードを場に出すと伝説の兵士が出てきて敵を一気に叩き潰す。あまりに強すぎたため、誤って海に落っことしてしまって二度と出てこなかった
けんこばたち
街のヤンキーが藍神に絡んでましたが、たぶんあれがケンコバとジャングルポケット三人なんだろうな。
深夜番組にトリオ3ってのをずっと見ていて、そこに出演していたジャングルポケット。一緒に出ていたジューシーズをテレビで見ることがなくなっちゃったので頑張ってほしいです。
前の三人組
この映画のメインターゲットっぽい人たち3人組。公開二日目だったんですが、クライマックスで大盛り上がりしているときに、スマフォ取り出してラインをやってました。エンドロールになった瞬間に立ち上がってたし、彼らは見るの二回目なのかい?*2
彼らはなんとなく物語に対して斜に構えていたような気がします。前半の遊戯たちの日常をクスクス笑いながら見てました。海馬くんが作った次世代のカードシステムが登場した時も同じような感じでした。
交差点の真ん中に海馬君が現れた時は大爆笑してました。
遊戯王は20周年らしいです。この映画は遊戯王を支えてきた彼らに向けた映画だと思っています。私はお邪魔している立ち位置だと思っています。彼らがそれでいいならいいんだけどね。
海馬くん
海馬くんがひたすらかっこよかったです。ライバルに再び会うために私財をなげうち、熱中するカードゲームのために全ての時間を費やす。
もう海馬君が主人公でいいんじゃない?ってぐらいかっこよかったです。はっきりと断じるようにいう口調は声優さんはのどつぶさなかったか心配になりました。
海馬君がかっこよかったからこそ、海馬君と互角に戦う遊戯はかっこよかったですね。
藍神くん
神官がいなくなっちゃって、無慈悲な男に引き取られました。んで藍神くんが高位次元に導かれるときにその男が消滅させられてました。
その男はたぶん悪い人じゃないと思うよ?あんだけの孤児を引き取ったんだから。相対的に藍神くんが選ばれたってことにしたいんだろうけど、あの人は裁かれるほどひどいことしてないよ。たぶん。
それと藍神くんは踊らされていただけでした。ポイントに書きましたが、ゼーレに操られた渚カヲル状態。本人がラスボス化*3して大盛り上がりでしたが、その奥の敵を倒さないとだめじゃない?
遊戯王ルール
カードモンスターが爆発すると、プレイヤーが爆風で突き飛ばされるのがおかしい?いやいやそこはノリと勢いです。
少年誌はノリと勢いですよ
劇場版『遊 戯 王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の感想まとめ
- 海馬くんに引きずられて、海馬くんに認められた遊戯までかっこよく見える。
- 私の腹が出ているように世間一般の女性はあんなにスタイル良くない
- マジシャンガールはやっぱり大人気
映画『遊 戯 王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の評判
べた褒めが多い。海馬君が好きなら必見!
藍神くんがだめな人は少なからずいるみたいです。
藍神くんの設定を飲み込めなかったり、遊戯や城之内あたりが好きな人は出番が少なすぎて低評価。
ジャンプマンガつながり
ちょっと驚いた。変態仮面がスクリーンに戻ってきます!
主人公は朝ドラで主人公の旦那役まで務めたことのある鈴木亮平さんが続投!
あんた、もう仕事を選べるクラスの人間じゃないのか!?それともおバカ世界が好きなのか!?
前作のレビュー。いい映画でしたよ。キーワードが”変態”でなければ。