こんにちは。フレデリカです。日が上がりきる前にイングレスのミッションをして来ようと思って始めたら、12時過ぎまで歩いていてました。
イングレスミッション「市川梨の道(1-6)」で泣く | 一年戦う長期計画ダイエット
翌日の朝になった今でも体力が回復しきってくれません。年取ったなぁ、、、、。
映画『高台家の人々』のポイント
- 映画『高台家の人々』のポイント
- 映画『高台家の人々』は
- なぜ高台家の人々だったのか?
- 綾瀬はるかさん
- テーマは好きですが話は弱い
- 木絵の妄想
- テレパス(覚<さとり>)
- 高台家の人々
- 映画『高台家の人々』のCAST
- 映画『高台家の人々』のまとめ
- 映画『高台家の人々』の評判
- 高台家の人々の若いころの話
それでは『高台家の人々』のネタバレです。あ、フジテレビ制作なのでデート用です。
映画『高台家の人々』は
平野木絵(綾瀬はるかさん)は内気で友達の少ないOL。人と接するのは緊張するけど、妄想の中なら人を好きなように配置できるのが楽しかった。
ある日、会社に上流階級のイケメンが現れる。一般事務の木絵にはその高台ナンチャラ様(斉藤工さん)と接点がなかったが、妄想に組み込み楽しんでいた。
木絵が高台ナンチャラ様を使って妄想し、クライマックスに差し掛かったところで、高台ナンチャラ様が吹き出した。
テレパスの苦悩は物語として使い古されてしまったけど、通らなくてはいけない道なので前半の一時間で一気にやって、後半で木絵の揺れにスポットライトを当てている感じでした。
私は前半の木絵の妄想が楽しかったのです。一つだけつまらないものがありましたがそれ以外は楽しかった。、後半の凪に入ったのがとても寂しかったです。そして最後に妄想全壊のカタルシス!!になるはずが、最後の妄想が前半で唯一つまらなかった妄想の延長上にあるものでした。
おかげで私の中で盛り上がることができませんでした。
多かれ少なかれみんな妄想するよね
なぜ高台家の人々だったのか?
今週公開の映画は三つ。
- 植物図鑑 運命の恋、ひろいました
- 探偵ミタライの事件簿 星籠の海
- 高台家の人々
一通り、見に行きたいと思ってますが、最優先は高台家の人々です。
世間的にみると植物図鑑のほうが注目度は上に感じます。
ブログのアクセスを考えると探偵ミタライの事件簿になります。心で感じてハッピーエンドの映画よりも頭で使って考えさせられる映画のほうがアクセス数は多いんですよ。
その二つをぶっちぎって、なぜ高台家の人々だったのか。それは綾瀬はるかさんが主演していたからです。
去年、エンターティメント・文化・内容としては最低だったのに興行収入・話題性は大成功したという映画がありました。その映画で綾瀬はるかさんは主演級の役で出てました。予告編でははしゃいでいる綾瀬はるかさんがすごくかわいかったのに、本編では、、、、、。
綾瀬はるかさんをもう一度見よう!見なくちゃ!予告編を見た時から強く思ってました。
綾瀬はるかさん
かわいくてきれいです。そして年相応の落ち着きもあります(妄想女子だけど)。ただ、去年の映画のリベンジと考えてしまっていた私は、大暴れする綾瀬はるかさんを期待してたんですね。
妄想の中でも暴れる側ではなく”守られる”立場で、現実ではおとなしい女性。唯一動きのある平泳ぎの妄想は漫画チックすぎて好きじゃない。んで後半は妄想をしないようにしている。
入口さえ間違えなければ、十分に綾瀬はるかさんの魅力を堪能できるはずなんですが、去年の呪縛(←映画ではなく呪縛という言い方になった)につかまっている私はちょっと燃焼しきれませんでした。
結婚式ではナレーションはあるものの、セリフを言わないまま場をつなげる演技力と美しさはさすがだと思いましたよ。
テーマは好きですが話は弱い
生まれた時から人の心が読める、というか、人の心が入ってきてしまうなら、自然と取捨選択ができるような気がしました。自分に向けていない思念なんて町中の雑音みたいなもんでしょ?そりゃ大き目の雑音がずっとついて回るなんてうるさそうだけどね。
職場で女の子と話すときに、私の心は仕事から入れません。女の子に話しかけられた喜びと「今日もきれいだな」と「形のきれいなおっぱいだな」から入ってしまいます。これは健全な男の子なのでもう仕方がないです。そのあと仕事の話を真剣にします。相手を女の子としてみている目はなくなり仕事相手として仕事に集中します。
瞬間的に出てきてしまう理性が抑える前の本能は雑音として聞き逃してほしく、ちゃんと受け止めてほしくないなぁ。そんなことを思いながら見てました。
原作は”ごくせん”と同じ森本梢子さんです。
そんな感じで人の心は強弱や流れがあることを高台光正(斎藤工さん)は知っているはず。お茶を飲む人のことを考えながら温度調整をしている木絵を好きになったりするか?そりゃ、いい子だなとは思うだろうけど、、、、弱くない?
それと木絵が光正を好きになったタイミングが出てきませんでした。ま、あんな3高(古いな)に迫られたら好きになっちゃうか。
後半なんですが、木絵が無心になるすべを思いついて、光正たちが心を読めなくなってしまいます。
頭の中に作った映像まで共有できてしまう強力なテレパスなのに、
素人が思いついた無心になる方法で跳ね返せてしまう。
このバランスがどうしても呑み込めませんでした。
脳内妄想ならこちらのほうが好きかも
この映画のメインは木絵の妄想ではなく、心を閉じたときの息苦しさです。最後の心の開き方がちょっと私の好きな展開と違ったんですよね。木絵が自転車で走った場面もよくわかんなかった*1。もしかしたら妄想を遠く離れた成田空港の光正にまで届かせる強い妄想を発生させるかと思いました。結果、物語の中で「飛行機に乗るまで」と締め切りを作ったのに、それに全然間に合わなくて、遅刻しまくってロンドンに到着してハッピーエンド。
よくわかんなかったですよ。ハッピーエンドだったからデート用としては十分なのかもしれないけどさ。
木絵の妄想
脇田課長の七変化。
妄想の仕方が無駄にリアルでした。声出して笑いました。
もう大好きですよ、妄想シーン。
英語力がついていかずに銃撃戦がグダグダになっちゃって突然目の前にリンゴの山が出てきてリンゴの話しかしなくなっちゃうとか。
駆け落ちの妄想で最初のシーンから変わったら、次のシーンでは妄想が強化されて自分は田舎の強い方言でしゃべるように修正されているとか。*2
自分と誰かを際立たせてストーリーを展開させるために誰かは犠牲にしないと成り立たないよね。死んでもらうしかない場面とか出てくるよね(笑)
妄想診断できます。私は80%でした
テレパス(覚<さとり>)
”人の心を読めたら便利!”というよりも”誰かに心を読まれてたら怖すぎる”の方面からできた妄想ですね。江戸時代には人の心を読む覚<さとり>という妖怪も考えられてました。
ところで”サイコメトリー”は「物体に残る人の残留思念を読み取る」であって、直接相手の心を読むテレパスとは違うらしいです。
考えていることがダダ漏れする漫画もできて、映画化もされてました
高台家の人々
木絵が主人公なので茂子と和正は必要かな?と思ってましたが、それなりに機能してました。けど、テレパス設定のパターンを楽しませてもらいましたが、本筋に必要だったかといわれると、、、、。その時間を使って心を閉ざした木絵の描写に時間を使ったほうがいいのでは?と思いました。
最後に由布子(大地真央さん)は「お母さんは何でも知っていて、何でも許す」的な感じになってましたが、それさえも読んでしまうのが高台家兄弟の悩みなんじゃないの?
映画『高台家の人々』のCAST
- 平野木絵 - 綾瀬はるかさん
かわいかった。もうちょっと暴れてほしかったと思うのは私側の呪縛 - 高台光正 - 斎藤工さん
原作が少女漫画だし、彼のカッコよさが引きの一つのはずなんですが、私は綾瀬はるかさんばっかり見てました。 -
高台茂子 - 水原希子さん
きれいでした。上流階級っぽかった。心を読むことにばっかり集中して自分の気持ちに気づいてないところを見て、私の中で一気に飛躍し「電気を覚えた人類は電気がない生活には戻れないよね」とか思った。
最初にあった時から木絵に対して受け入れ態勢ができていたから、失恋したときに呼びつけるシーンが必要だったかは微妙ですね。
- 高台和正 - 間宮祥太朗さん
いい感じのひねくれ方でした。私の中で一気に飛躍し「電気を覚えた人類は電気がない生活には戻れないよね」とか思った。便利になると、それを使うことばっかり考えて、それを行う根本の理由を忘れてしまうことになるよね。
お待たせしました。
— 間宮 祥太朗 (@shotaro_mamiya) 2016年6月4日
映画「高台家の人々」
本日より公開になります。
この映画が沢山の人を幸福にすることを願い、初日舞台挨拶いってきます。 pic.twitter.com/zRZs8dNyPR - 高台由布子 - 大地真央さん
登場すると目力で画面のインパクトを全部持っていく人。 - 高台茂正Jr.(マサオ) - 市村正親さん
由布子のインパクトに対抗できる人 - 高台アン - シャーロット・ケイト・フォックスさん
誰かと思っていたら朝ドラの主演した人でした。きれいでした。
-
高台茂正 - 大野拓朗さん
短い時間しか出てないけど、大きな肖像画になってた人。
- 斉藤純 - 夏帆さん
ごく普通の人。和正とペアで必要なかったような、、、、。 - 岸本浩平 - 坂口健太郎さん
テレパスの苦悩というか茂子フェーズの人。茂子が木絵を不審に思っているなら木絵を信頼するために必要だったかもしれないけど、茂子は最初から木絵を気に入っています。、、、必要だった? - 脇田実 / 木絵の妄想に出てくるキャラクターたち - 塚地武雅さん
木絵の妄想が幼いころからなら脇田が脇を固めることはないはず(特に謎の妖精は小さいころからそばにいたんだろうから)と思いますが、どうでもいいか。 - 阿部弓子 - 堀内敬子さん
状況説明担当ですが、そんなことを感じさせない人でした。
映画『高台家の人々』のまとめ
- 私が見たかった綾瀬はるかさんのかわいさとベクトルが違いますが、確かにかわいかった
- デート用なので男女がくっつけばそれでよし!
- 最後のカタルシスの妄想は、ドーバー海峡横断遠泳ではなく、単身で空を飛ぶ能力ができちゃう妄想のほうがよかったんじゃない?
映画『高台家の人々』の評判
原作を知っている方には不評。木絵はあっけらかんとしたら前向きな性格なのに、考え込んじゃう性格に改悪されているらしい。
後半はつまらないって評もあり。
私も同じこと言ってますね。妄想のめちゃくちゃさは楽しかったですが、後半に木絵が悩み始めちゃってからはパワーダウンを感じました。
高台家の人々の若いころの話
高台茂正Jr.(市村正親さん)と由布子(大地真央さん)の若いころを演じた間宮祥太朗さんと小松菜奈さん
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