こんにちは。フレデリカです。朝から昼過ぎまでひたすら歩いていたら日焼けしてしまったらしく、背中が痛いです。
イングレスミッション「市川梨の道(1-6)」で泣く | 一年戦う長期計画ダイエット
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の見どころポイント
- テレ朝系だと思ったら違った
- 話はまとまります
- 吉田栄作さんも年取ったなぁ。
- 映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の見どころポイント
- 映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』は
- ざっと探偵ミタライの事件簿の背景
- 仕上がりすぎている御手洗のキャラクター
- テレ朝風味。
- 事件編のばらまき方。
- 解決編の放り出し方。
- 吉田栄作さんのラスボス感
- よかった、腑に落ちた!
- 滝沢加奈子(石田ひかりさん)パートの見事な蛇足感。
- 映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』のCAST
- 映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』のまとめ
- 映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の評判
ここからは映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』のネタバレです
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』は
御手洗(玉木宏さん)は編集者の小川みゆき(広瀬アリスさん)に突然訪問を受け、事件を解決しろと言われる。御手洗は美由紀が持ってきた事件の一つに興味を持ち、瀬戸内海に飛んだ。
きれいにまとまってたなぁという印象です。全然関係なさそうな事件をきちんと絡み合わせてたのは見事だと思います。
星籠で引っ張った(ってか完全に中だるみ)のに、事件には直接関係なかったのは残念だったかなぁ。
いくつか浅かったりとってつけた感があったりしましたが、犯人の心理や動機に納得できました。
ざっと探偵ミタライの事件簿の背景
初見であり、ミタライというキャラクターも知りません。私にとってミタライとは「コータローまかり通る」でトイレ掃除ばっかりやってきれい好きなオテアライこと御手洗君です。(もう30年ぐらい前?)
- 1981年から続く小説が原作で、星籠の海で28作目のロングセラー
- 本来の相棒は石岡和己。携帯電話の向こう側で騒いでた人
- 漫画化もされてます
- テレビドラマ化されたこともあります。(フジテレビ)
仕上がりすぎている御手洗のキャラクター
小説は28作目。御手洗のキャラクターが仕上がりすぎているとは思ってました。人情家にぶれたりしないし、冷徹に相手の心情をぶった切ったエッジを切らしまくって不自然なキャラクターの立て方をしてない。
”御手洗の感覚は人とは違う”が自然なんですね。
福山の警察の人間に信頼されていく流れも自然だったというか、こなれた感じがありました。コナンくんよりもよほど自然でした。
テレ朝風味。
警察・事件物というと、最近は警察内部や探偵の身内の問題もからめながら話を進めるのが主流です。有名なところだと踊る大捜査線あたりがそうだし、最も近々だと64がそうですね。
今回は味方チームの不和が一切ない。事件のみに集中しているところがテレ朝っぽいなぁと思ってました。
それと、小川みゆき(広瀬アリスさん)の雑魚感とコメディリリーフ感。彼女のいい加減な言動は画面に花を添えただけで、事件解決に何の役に立ったことがなかったのは残念でした*1
赤い霊柩車シリーズっぽいなぁと思ってました。今調べたら赤い霊柩車シリーズってフジテレビなのね。失礼。
事件編のばらまき方。
事件のいくつかは、人物紹介のための軽いジャブ的な事件だと思ってました。人物紹介ジャブは大学の中でやってた小川みゆきのプロファイリングでしたね。
御手洗が”すべてはつながっている”と言っていたので、どうつながるんだ?と楽しく見ました。
残念だったのは、あんなにきっちり解決編に入ったのに、事件編と解決編の区切りを提示してくれなかったこと。解決編を「真相が100%出てくる前にちょっとでも推理して当てたい!」と焦りながら見るのが結構好きなんですよ*2。
辰見(谷村美月さん)と面会しに行った二回目のシーンから解決編だと思うんですが、気持ちを切り替えさせてほしかったなぁ。
不自然なくらいはっきりと事件編と解決編を切り分けてくれた映画
解決編の放り出し方。
全く関係なさそうな出来事が重なっていって収束していく。パズルのパーツが組み合わさっていくのは心地いいんですが、
居見さん夫妻と辰見さんは放置?真相がわかればいいの?
危険ドラックと大量殺人と30年以上の連綿とした恨みの総決算というインパクトの大きいものが重なっていた槙田に焦点が当たりましたし、辰見の方は不慮の事故だったけど、、、放置してよいものでもなくない?
居見さん夫妻と辰見さんが顔を合わせたシーンを作ったら、黙って頭を下げるだけってわけにはいかず、時間がかかるし新しい展開を作ることになるけどさ。
最愛の娘が死んだ近因を作られたのに黙って頭を下げるだけで済ませた映画
吉田栄作さんのラスボス感
すっかりスーツのほうが似合うようになっちゃったえいちゃん。白Tシャツとジーンズ以外は似合わないと思われていたころが懐かしいですね。
抱き枕に対して嫌悪感を抱いている吉田栄作さん。まさか大成功するとは思わないよね
よかった、腑に落ちた!
すっかりテレ朝映画だと思ってみていたので、ひとつ前の映画のようになるかとドキドキしてました。前の映画は犯人の動機に一切納得できなかったんです。
サイコメトリーを使うことに終始して犯行動機がでたらめになっちゃったテレ朝の映画
おかげで犯行動機に筋が通ってたこと、ほとんどの事件が一つに重なったことにほっとして75点にしました。
けど、このブログ書いてて考えてしまいました。筋がおかしくないから75点はおかしい。考えをまとめてると60点になってしまいました。
点数を引き下げた一番の理由はサブタイが本筋にまるっきり絡んでいないからです。
滝沢加奈子(石田ひかりさん)パートの見事な蛇足感。
星籠伝説は必要だった?ってくらい事件と関係ありません。星籠のことを調べていたら小坂井や槙田の過去にたどり着いたっちゃそうですが、、、、黒船ペリーと戦うつもりだったとか現代の星籠の正体とかは事件にほぼ関係なかったよね?
あれ?滝沢加奈子って本当は今回のゲストヒロインだった?
本来、御手洗の助手は石岡です。映画では男二人では引きが弱いために、助手を女の子を無理やり差し込んできました。
主人公チームに女の子が追加されたことで滝沢加奈子は立場を失った?
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』のCAST
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小川みゆき-広瀬アリスさん
妹さんが悪目立ちしてますね。自分が輝くことしか至上の目的な年頃だから仕方ないかな?
ポンコツ助手役でしたが、ついて回ってただけでした。もうちょっと活躍してもいいんじゃない?でも原作的には28作目だから、”何気ない一言でヒントを得る主人公”って展開は飽きてるのかもしれないなぁ
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滝沢加奈子-石田ひかりさん
事件の流れ(事故を隠そうとして2重3重のうそをついた人がいて、それをうまいこと恨みを晴らしたい危険ドラッグの元締めに使われた)に全く絡んでなかった人。 -
小坂井准一-要潤さん
登場人物としては最後の最後に出てきたのに、重要人物として認識できた人。
普通なら、”なんでぽっと出てきたにーちゃんが、最後の見せ場を持ってってるの?”とか違和感を感じると思うんですが、それがなかった。
俳優仲間内でワンランク上の扱いをされてて寂しいらしい同い年くらいの俳優でも、〜くんって呼ぶ人が、僕には要さんって呼ぶんだよなぁ〜…
— 要潤 (@kanamescafe) 2016年5月10日
なんで?背が高いから?顔が老けてるからか?僕が人懐っこくないからか?
じゅんくんって呼んでよ〜
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辰見洋子-谷村美月さん
前に見た作品を合わせて、谷村美月さんは私の中で気の小さい女性ということになりました。今後の作品で大暴れして「これがあの子なの!?」と思わせてくれるめぐりあわせがあることを祈りましょう。こっちでは女子高生にマウンティングされて、最後に”処女が!”と言われて圧倒されて負けます
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黒田優作-小倉久寛さん
ものすごい安定感でした。 -
槙田邦彦-吉田栄作さん
クライマックスにタンカーに乗るまで吉田栄作さんと気づいていませんでした。私の記憶の中にある吉田栄作さんと違うんだもん。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』のまとめ
- 二時間ドラマで行けそう
- 全然関係なさそうな出来事が絡み合ってきちんとまとまってた。
- 星籠は物語を引っ張りますが、本筋とは関係ない。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の評判
星は高くない。俳優の話が多く、内容について触れている人は多くない。詰まんなかったってことですかね。