物語そのものはもう一つのほうで。
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こちらでは外的要因を。
- まずは幸せなグチから
- なぜ見に行ったか。
- 観覧環境
- あれ?この状態って福士蒼汰さんと小松菜奈さんの状態に似てる!
- 想像は公序良俗という常識の枠を気にしない
- 高寿の先の話が簡略化されている理由
- ブロガーの領分を持っていくんじゃねーよと思った
- でも、この回想は必要でした。
- 教室の後ろで騒ぐ男子と、冷ややかに見る女子
- でも人それぞれ
では、もう一度。
まずは幸せなグチから
2016年分を締め切ってから、超良作が出てくんじゃねーよ。95点なんて始めて付けたよ。
でも、ギリギリ間に合わなくてよかったかも。2016年のベストを本作がさらっていって「最近見たから印象が強いだけなんじゃないか?」と考え込まなくてよいから。一年後の自分の評価のほうが冷静な気がするから。
本作を見終わったのは15時前。そのとき思ったこと。
「こりゃまとめるのに夜までかかるな。言いたいことたくさんあるから二つに分けよう」
映画を見て数日後に記事を追加することはありますが、最初から複数記事になると思ったのは初めてです。
よかったよ、昨日でオレ様アカデミー賞系の記事を書き終えておいて。本作に集中できる。
なぜ見に行ったか。
友達から株主優待券を譲ってもらったんですよ。調子に乗って2か月に18枚 を3セット。
12月と1月で18回に見に行けるんですよ。というか見に行かないといけないんですよ。
んで、12月中が忙しくて一枚しか消化できてなかったんですよ。
1月だけで17回も映画行けないよ。しかも元旦から4日までは使えないんだよ。
12月中にちょっとでも消化しておかないと!
どーせ、少女の夢みたいな恋愛映画でしょ?サクッとみてこよう
チケット消化。それが目的でした。
見終わって思ったこと。俺、やっぱり映画に対して鼻が利かないや。こんなに面白いものを見落とすとこだったんだもん。
観覧環境
そんなわけで見に行きました。劇場の中でも小さいハコで上映しているようですが、インターネットで席の予約情報を見ると8割埋まってました。そして今日は25日のクリスマス。内容は恋愛もの。
け、リア充どもが!リア充どもが!!
もう一つは妖怪ウォッチ。さてどうする?、、、、、子供よりもカップルの中のほうが恥ずかしくない気がする。
私は本作を選びました。
私の席の並び
小3の女の子グループのa子ちゃん
小3の女の子グループのb子ちゃん
小3の女の子グループのc子ちゃん
私
小2の女の子グループのd子ちゃん
小2の女の子グループのe子ちゃん
子供、しかも女の子に囲まれちゃったよ。d子ちゃんがまじまじと私の顔を見てくるよ。視線に容赦がないよ。
珍しく場内が明るいうちに席に座ったのを後悔したよ。早く明かりを消して、私の存在を消してくれ!と願っていたよ。
けど、この環境だからこそ考えたことがありました。
あれ?この状態って福士蒼汰さんと小松菜奈さんの状態に似てる!
35歳の福士蒼汰さんが5歳の小松菜奈さんを助けます。時間が逆ベクトルに向かっているので、今後、年齢が近くなっていくわけです。(本作の設定は違うけどね)
そんな理屈でこの子たちをだませるんじゃねえか?
※怖いので冷静に記載しておきます。私は犯罪に手を染めるつもりはありません。そりゃ、女物のパンツをかぶることに共感できる変態ですが、こっちの方向の変態ではありません。
想像は公序良俗という常識の枠を気にしない
小生はきらきら星から来た高等生物でして、29まで行ったらあとは一年ずつ若返るんです。
ーオリビエ・ポプラン
この物語の元ネタってさ、いいオトナが子供にいたずらするというニュースから発案したんじゃないかと思いました。
ニュースを見たときに「大人の方の時間軸が逆なら年齢が近づいてっていい感じなのにね」とか考えたのかな?
高寿の先の話が簡略化されている理由
こんな感じで、アイディアの源泉を考えて、私の今の環境を組み合わせると思考が変な方向に行きます。
大人の高寿が恋心を持った目で幼い愛美を見つめたら未成年略取の直前にしか見えないよな。
今の時代、大人の男と女の子の組み合わせはシャレになりません。大人の女性と男の子だったらまだ絵になるけどさ。
”ボーイ ミーツ ガール” ならぬ、”OL ミーツ ボーイ”
だから、高寿の大人フェーズはポイントだけにしてあまり深く描いていないのかなと思いました。
ブロガーの領分を持っていくんじゃねーよと思った
1日目の愛美の憂いに、タイムリープ的なものを感じました。
よく覚えておこうと思いました。記事の肝になれると思ったからです。
クライマックスに回想が始まりました。
そこはそっとしておけ、そちらから全部押し付けるんじゃなくて観覧者のことを信頼してくれ、
そしてブロガーの領分を持っていくんじゃねーよと思いました。
ついでに、回想をやらなければ、二度見るやつが多いんじゃない?商売的に必要なくないとまでおもいました。
一回目の回想では、戻ったのは二日目の告白までだったんですよ。一日目の出会いまでは戻らなかったんです。
よし!隙間ができた!1日目の愛美の表情を細かく書こうと思ったんですが、最後のとっときだったんですね。
でも、この回想は必要でした。
年齢層もあって、周囲の感想は「よくわかんなかったんだけど?あそこはどうなの」「あれはーわたしもわかんなかったけど、たぶんこういうことじゃ、、、」とか大騒ぎです。
設定がかなり難しいうえに、愛美が35歳の時の自分の行動を過去の出来事のように話すもんだから、ついて行けていない人が多数でした。
さらにいえば、この回想を踏まえても、もう一度見る価値がありますよね。
教室の後ろで騒ぐ男子と、冷ややかに見る女子
話があっちこっち行きますが、私は小学校の低学年の女子に囲まれてこの映画を見ました。
お前ら、妖怪ウォッチ見てろよ。と思いました。
でもそれは、男の子の感覚ですね。
場内が暗くなるまで考えてたこと
女の子はやっぱり成長が早くて、もう大人(彼女たちにとって中学生以上は大人です)の恋愛に興味を持っていますね。H後のベットシーンは意味が分からないだろうけどね。(わからないよね?そこまで進んでないよね?)
この映画を見ている女の子は、教室で妖怪ウォッチごっこに興じる男子は子供にしか見えないですよ。
この映画のターゲットはハイティーンの女子だと思ってました。けど、違うのね。小学生低学年女子も入ってきているようです。
DVDで見てたら分からないことですね。現場(劇場)まで足を運んでみるものだ。
ってことは、少女コミック恋愛漫画原作の映画はハイティーン向けだと思っていましたが、もうちょっと下の層までターゲットに入っているようです。
でも人それぞれ
もう一度整理しますが、私の席周辺はこんな感じでした。
小3の女の子グループのa子ちゃん
小3の女の子グループのb子ちゃん
小3の女の子グループのc子ちゃん
私
小2の女の子グループのd子ちゃん
小2の女の子グループのe子ちゃん
友達の多い娘の引率をしているお父さん状態です。
女の子たちはずっとポップコーンを食べてました。バター臭かったー!
んで、特にd子ちゃんなんですが、かなり早めに飽きてました。e子ちゃんに連れてこられたのかな?
a子ちゃん・b子ちゃん・c子ちゃんは終わった後、輪になってその場で感想大会!、、、ではなく、ストーリーの確認と質問タイム。(a子ちゃんはギリついて行けてたらしい)
設定が難しい映画です。私もちゃんと見ていなければついて行けなかったと思います。
やっぱ、彼女らには難しかったよね。
恋愛に興味あるけど、話についていけなかった子がいて、飽きちゃった子もいました。
よくわからないけど、ホッとしました。
帰りがけに、席に座っている小学生男子3人組を見かけました。彼らはスクールカーストの上の方を担っていくことになるんだろうなぁと思いました。