原作がレジェンドじゃないところがいい。
原作がジャンプに掲載されているころ、私はジャンプの卒業に差し掛かっていました。そのため、新しい漫画に手を出すことはなく古くからの連載をなんとなく眺めている程度になっていました。なので内容を覚えていません。敵が映画オリジナルなのか、原作からアレンジされてきているのかさえ判断つかないです。
往年の名作アニメや漫画が実写化されると酷評されます。この映画もそれほどクオリティの高いものではないです。名作なら思い出補正も加わってハードルが高くなりますが、原作が神格化されているほどのヒットではないので肩の力を抜いてみることができました。結果、面白かったです。
な ぜ大ヒットしていない変態仮面が実写になったのか?ジャンプ掲載当時から不思議だったのですが、原作はもっと下品で愛子ちゃんはもっとマジかでおイナリさ んを見ることが多かったんですが、女性に人気だったんですよ。ジャンプで何が好きかって聞けば、変態仮面!って返事が返ってくることも少なくなかったで す。不思議だったんですよね。結論や推論が出せなくて申し訳ないです。映画の中でも再現されている腰をくねくねしながらの動きが面白かったらしい。
私としては"柱の一つがエッジが利いていれば王道 でも十分に面白い"と再認識させられました。基本の話は王道青春モノです。女の子に接近したいけど言い訳を作って行動しなかったり、理想の自分と現実の自 分の間で悩んだり、他人の価値観を押し付けられてフラフラしたり。王道の話だと思います。中心にあるキーワードが変態ってだけで。
家族で見て楽しくわかりやすくバカバカしくて笑い飛ばせる映画ですよ。変態が話題の中心でなければ。
CGもストーリーも原作が"ギャグマンガ"だったってことで色々許されています。そして許される勢いを持ってます。何にも考えたくない時におすすめかな。
鈴木亮平さんの筋肉ですが、普通の人のちょい上ぐらいの胸板の厚いいい体です。比較対象がひょろひょろの偽変態仮面なのでより際立ちます。
ですが、私の中には一か月前に見た脳男の生田斗真の筋肉が鮮明に残っちゃってるんですよ。人間離れした筋肉がノリに焼き付いているんですよ。それと比べちゃうと、、、、うーん、、、、、
清水富美加のセーラー服可愛かったね。そーいえば、パンティーって言葉ってまだ使ってるの?
ところで変態仮面の鈴木亮平さん、今度は朝ドラの「私とアン」に村岡英治役で出るそうです。朝ドラ見てて変態仮面を思い出すことになるのかなぁ。