こんにちは。フレデリカです。
夏休みに入りました。ちょっとジムで体を動かしたら、そのまま3時間爆睡しました。体力落ちたなぁ。頑張ろうっと
- キャスト:北原十希明さん、松本幸四郎さん、西田敏行さん
- 監督:ジョン・ファヴロー
- 脚本:ジャスティン・マークス
- 公開日:2016/08/11
- ジャンル:CG映画
- 上演時間:106分
- レーティング:なし
映画『ジャングル・ブック』の見どころポイント
- 主人公モーグリの中の人の技術はぎりぎりです。
- 熊のバルーがいい味出してました。
- 狼のお母さんのお母さんっぷり
では、『ジャングル・ブック』のネタバレ感想です。
映画『ジャングル・ブック』の評価は75/100
モーグリは狼の中で群れの一員として育てられた。ジャングルに人間がいることが気にくわない虎のシア・カーン。モーグリは狼の群れを離れた。
モーグリがいない狼の群れをシア・カーンは蹂躙する。
群れの危機を知らないモーグリは人間の村を目指す。
ディスニー映画なのでハッピーエンド確定だと思いながら見ていましたが、ハッピーエンドのために無理やりなことをしてました。
ま、最後は象の群れがどうにかしてくれるのは山火事が始まった瞬間からわかってたとして。*1
それでも十分面白かったです。
最終的にシア・カーンが言っていた「人間は災いを呼ぶ」は正しかったよね。山火事を作ったのはモーグリだもんね。
モーグリの中の人はギリギリでした。
たまーにずれることがありましたが、ぎりぎり「物語に集中するのに邪魔にならない」レベルでした。うまいとは言えなかったけどね。
ただ、バルーと川で水浴びしながら歌ってた歌は、、、、、うーん、、、がんばろう。
バルーが好き。
熊を擬人化すると最強の攻撃力か怠け者になるのが常ですが、今回の熊は口が達者な怠け者でした。名前が覚えきれなくて「熊のはっつぁん」とか思ってました。→八五郎 - Wikipedia
登場が口八丁の詐欺師のヤナヤツだと思ってましたが、そこまで心根まで悪い奴じゃなかったね。
彼女と組んで単純な友達をだます浦島太郎の図。嫌いでした。
ですがロングバージョンを見るとちょっと違う事情が見えます。
菜々緒、CMで美人すぎる売り子に? 金太郎に長袖売りつけ「毎度あり~!」 au「三太郎」シリーズCM「いつもと違う竜宮城」編 - YouTube
バルーの中の人が西田敏行さんでした。
印象が変わったのはバギーラが合流してからでした。口八丁で手下をゲットしただけだと思ってましたが、バギーラから狼リーダーのアキーラの事情を聴いた時に、大人の配慮をしてました。嫌われてでもモーグリを人間の村にいかそうとしたところとかしびれましたよ。
そのバルーの中の人は西田敏行さんでした。スタッフロールで見た時に納得しました。バルーを人間にするともろ西田敏行さんでしたw釣りバカ日誌の浜ちゃんを地で行くバルーでした。ダメ人間が友達のために頑張っている感が素敵でした。
熊の咆哮は迫力あったけどね
かっこいい西田敏行さん。バルーと同じようにみんなに慕われてます
ハリウッド的な驚かし方や演出を逆手に
ディズニーさんはさすがです。
物陰から驚かすという基本的な手法を一番最初にやって(シア・カーンが草むらから襲ってきたとき)、頭の中に残像を残しておいて、その後一切使わない。
大蛇のカーをあった時は、いつ牙をむくかずっとドキドキしてました。カーの目から回想に入って、モーグリがショックを受けているうちにモーグリを捉えるとか別の怖さを演出していました。
いい怖さでした。
大豪院邪鬼?
猿を従えているキング・ルーイの登場シーンはこんな感じでした。
突然、闇から出てきて脅かすもんだと思ってましたが、ゆっくり出てきましたね。
いい感じで支配欲侵略欲の高い隣国の王でした。
キングルーイがあんなに動くとは思わなかったよ。
CGがすごかった
モーグリ以外は全部CGということです。なんかすごかった。
狼の子供たちがかわいかった!
ターザンのゴリラもすごかったよ
対決は夜だったけど
CGもの映画でクライマックスの対決が夜だと私は少しテンションが下がります。CG技術の壁があり画像が荒くなってしまうのを防ぐために夜にせざるを得ないのかもしれませんが、どうしても見づらくなるんだよね。
けど、今回の夜は演出でした。夜だからこそ炎や火の勢いが強調されてました。戦っているときの炎に照らされたシア・カーンやラクシャの顔が怖かったです。
悪いのはモーグリか
そんなすごいCGの技術力を見せるための火事でしたが、ジャングルに火を放ったのはモーグリです。燃やす気がなかったとしても無意識だっとしても火をつけたのはモーグリです。
それはシア・カーンの言う通り「大人の人間は赤い花を咲かす」です。シア・カーンは乱暴者だけど、ジャングルの掟は守ってるよね。モーグリをかばった狼の方が掟を破っているよね。
掟に反して人間を取り込んだため、災厄になったバケモノの子
災厄はシア・カーンの人間臭さ
火事の実行犯はモーグリですが、それを呼んだのはシア・カーンがアキーラを殺してモーグリを呼び寄せてたせいです。
だからシア・カーンは全ての元凶です。、、、、か?
シア・カーンがモーグリに執着したのは人間に顔をやられたからです*2
個人的には、「シア・カーンが”人間に接触した”からこそ生まれた感情が赤い花が咲く起因になった」ってのが好きですが、考え好きだろうな。
シア・カーンは死んだかい?
シア・カーンは火の海に落ちて死んじゃうわけですが、あれは死んだかい?モーグリがブランコに乗っているときに炎をまとったシア・カーンが飛び上がってくるかと思ってドキドキしてたよ(笑)
私のドキドキはともかくとして、シア・カーンは火の海の中を走って、別の木の上に退避できると思うんだけどね。
ジャングル追放レベルじゃないの?
んで、最後は、「再生したジャングルの中でモーグリは楽しく過ごしました。」というディズニーらしいハッピーエンドになってました。
ミスとはいえ象のおかげで大事にならなかったとは言え、ジャングルを焼いたんだから、軽く見積もっても追放だよね?
映画『ジャングル・ブック』のCAST
- モーグリ - ネール・セティ(北原十希明さん)
ま、頑張ったよ
- バギーラ - ベン・キングズレー(松本幸四郎さん)
ずっとオスかメスか考えてました。、、、オスだよね。 - バルー - ビル・マーレイ(西田敏行さん)
お見事でした。誉め言葉になるかわかりませんが”人間臭かったよ” - キング・ルイ - クリストファー・ウォーケン(石原慎一さん)
中ボス。 - シア・カーン - イドリス・エルバ(伊勢谷友介さん)
皆様是非〜!僕も行きま〜す!!!
— 伊勢谷友介 《座右の銘☞挫折禁止》 (@Iseya_Yusuke) 2016年8月8日
大人にとっても考えさせられるテーマです。 https://t.co/ByGanRMuoc狼の子供になつかれてました。
- カー - スカーレット・ヨハンソン(朴ロ美さん)
モーグリが脱皮した皮を拾った時の絶望感ね。
それと、ハリウッド的な脅かし方をいつしてくるかとドキドキしてたら別に驚かし方をしてきました。(←知らないうちに動けなくなってる) - ラクシャ - ルピタ・ニョンゴ(宮沢りえさん)
やさしく強く愛のあるお母さんでした。
宮沢りえさん主演。面白かったよ
映画『ジャングル・ブック』のまとめ
- バルーが好きです
- 因果関係がどうあれ、シア・カーンよりモーグリの方が悪いと思う。山火事は極刑に値するでしょう。
- 事情はどうあれ、クライマックスの盛り上がりは最高でした。
映画『ジャングル・ブック』のベストシーン
バルーが崖を登りきったところ。ちょっとヤナやつだったのがいいやつになりました。
映画『ジャングル・ブック』の評判
3.7/5 yahoo映画より(2016.08.14現在)
「何にも考えなきゃ楽しく見れますよ」ってのが総評っぽいですが、「何にも考えなきゃ楽しく見れますよ」って言葉は使われてない。
みなさん、ディズニー制作ってことも相まって、子供のことを考えたり、自分が子供の頃のことを思い出したりしています。