こんにちは。フレデリカです。
- キャスト:クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー
- 監督:ポール・フェイグ
- 脚本:ポール・フェイグ、ケイティ・ディポルド
- 公開日:2016/08/20
- ジャンル:コメディ
- 上演時間:116分
- レーティング:なし
映画『ゴーストバスターズ』の見どころポイント
- 日本人がアメリカにあこがれていたころの80年代映画
- 何も考えなくていい娯楽映画です。むしろ考えちゃダメです。
- 私は思い出補正もあって懐かしかったですが、この80年代アメリカ映画を若い人たちにどう受け止められたかはわからない
- 二つ先にいたお姉さんの足がめちゃくちゃきれいでした。
では映画『ゴーストバスターズ』のネタバレ感想です。
映画『ゴーストバスターズ』の評価は75/100
エリンは物理学者として成功し、大学の終身雇用にあと一歩まで届いていた。しかし、大昔にアビーと出したオカルト本が表に出てしまう。アビーに文句を言いに行ったエリンだが、ゴーストを見つけて思わず喜んでしまった。あの頃のように。
インデペンデンスよりゴーストバスターズが好き。、、、と思ったんですが、両者を同じベクトルで語っちゃダメかな?
この映画の持っている雰囲気がすごく懐かしかったです。昔のでたらめアメリカ映画。パワーを感じました。この流れを私は知っている!と思いつつも妙に新鮮でした。
冗談が過激すぎないのかも。世相を切っているわけでもないし、ほかの映画のパロディをしているわけでもない。下ネタはぽつぽつ出てくる程度。
いつ見ても普遍的な笑いですね。大好きです。
今は過激な方が主流だよね
日本全体があこがれていた80年代のアメリカ
1980年代。ネットはなく、情報はテレビと新聞でした。子供だった私のアメリカの印象は”おおざっぱ”。ビジョンはでかいし世界を動かすパワーをアメリカは盛っているだろうけど、細かいことやらせたら日本人にはかなわないだろうと持ってました。
映画も同じでした。特撮とかの映像技術はアメリカにはかなわない。でもアメリカ映画は話は雑。人の気持ちや人生の機微などのストーリーの美しさは日本映画の方が素晴らしい。そう思ってました。男はつらいよ とかね。
ゴーストバスターズはそのころのおおざっぱさを持っている映画でした。ゴーストと接触するとスライム状のべたべたしたものがくっつくってのはどういうこったよ。でも細かいことは気にしないってことで。
全く関係ありませんが、ファブリーズ除菌効果と除霊効果があるらしいですよ
若い人たちにどう映ったのかな?
私がこのゴーストバスターズを肯定的に語るのは懐古的なところがあるからです。それがない若い人たちにはどう映ったんでしょうね。私が懐かしんでいるところを「古臭くてコメディ部分がぬるい」とか思われてるかも。
あ、それと私が海外のコメディを見た時と同じこと思っているかもしれないですね。私は初めてミスタービーンを見た時に「ボケるだけでツッコミがいないから笑いポイントがわからん!」と思いました。その辺、甘やかされているかもね。*1
学生時代の親友と会ったら当時に戻っちゃうエリン
本来、エリンは悩む役だと思うんですが一切悩んでない(笑)。もともと本を出しちゃうぐらいオカルトが好きだから、アビーにあっという間に取り込まれていきました。ゴーストを見て喜んじゃった。二人で手を取り合って喜んでるのは学生の二人に見えましたよ。
気が付いたら三人で起業することになっちゃってたけど、その編の焦燥や悩みは描写なし。娯楽映画ですね。
名前を憶えていないんですが、エリンみたいな人が日本にいたそうです。オカルト本を出したけど、その後に反オカルト派になって自費でオカルト本を回収したそうな。
その辺の顛末がこの本に買いてあったと思う。エッセイ集でおなか抱えて笑えますよ
サイコでファンキーなホルツマン
何も考えないで見る映画の象徴のホルツマン。四人の中じゃ綺麗どこになると思うんですが、一番頭がおかしい。けど、ピンチになったら「こんなこともあろうかと」と唐突に強力な武器を出しても一切違和感を感じない人。
全てが終わった後にビアホールでホルツマンらしく脈絡のない演説が始まってました。突然なにかと思ったんですが、素のままの自分を受け入れてくれた三人がうれしかったんでしょうね。頭がいいだけに、自分が周囲の人々と思考回路が違うことに気づいて悩んでたんでしょう(笑)
ケヴィンのあほっぽさ
彼もまた私が80年代映画と感じた理由の一つです。
あいつはなんであんなにバカなの!?何しに出てきたんだ!?と思ってました。キーマンになるとは思わなかったよ。
なんでエンディングはケヴィンが持っていくんだよ!バカなのに!バカなのに!
CGはもうわかんないっす。
私の目の認識レベルは”PS2のCG画像がすごい!”です。それ以上はもうわかんないよ。
一つ思ったのはラストの巨大ローワンはCGじゃなくて特撮の部類か?着ぐるみみたいな感じでタルンタルンでした。あれもCGなのかなぁ。
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ひょっとして脅かし方か古いのかな?
しばーらく警戒してました。ハリウッド的な脅かし方。物陰から突然、強烈な顔で襲ってくるゴーストとか。それは冒頭に一度しかありませんでした。
私の言っている”ハリウッド的な脅かし方”な脅かし方ってもう古いのかな?それとも1作品に一回までなのかな?そりゃ同じ脅かし方を一つの作品の中で10回使われても困るけどさ。
映画『ゴーストバスターズ』のCAST
主人公の四人全員はWikipediaに「コメディアンヌ」として紹介されてました。
- エリン・ギルバート - クリステン・ウィグ(友近さん)
- アビー・イェーツ - メリッサ・マッカーシー(渡辺直美さん)
- ジリアン・ホルツマン - ケイト・マッキノン(朴璐美さん)
- パティ・トラン - レスリー・ジョーンズ(くじらさん)
- ケヴィン - クリス・ヘムズワース(森川智之さん)
- ホテルのフロント係 - アニー・ポッツ(椿鬼奴さん)
- 本人役 - オジー・オズボーン
- 本人役 - パット・キアーナン
- 本人役 - ジャニーン・ラミレス(山崎静代さん(南海キャンディーズ))
- 本人役 - ロザンナ・スコット
- 本人役 - グレッグ・ケリー
- 本人役 - アル・ローカー(宮崎敦吉さん)
映画『ゴーストバスターズ』のまとめ
- エリンがアビーに染まっていくのが楽しかった
- 80年代コメディに見えましたが、西洋コメディの基本の作りなんですかね?
- 下ネタも強くなく世相も切ってないので、いつでもだれでも楽しく見れる映画でした。*2
- 二つ先にいたお姉さんは肩だしした細い綺麗そうな人でした。顔が見れなかったのが幸せなことなのか不幸せなことなのかは分かんない。
映画『ゴーストバスターズ』のベストシーン
マシュマロマンにつぶされそうな三人をさっそうと助けるエリン。かっこよかった!どうやって装備を獲りに行ってどうやって駆け付けたかなんてどうでもいいんですよ。
もう一つはホテル内でケヴィンを操るローワンと戦っているときにちょっとだけ見えるへんな格好で固まっている市長と警官隊。その直前にローワンが市長と警官隊を変なポーズで固めてますが、ホテルで戦っているときもそのまま固まっているのが見えました。
映画『ゴーストバスターズ』の評判
3.66/5 yahoo映画より(2016.08.21現在)
吹き替えはちょっと辛いことになっているみたい。
前作から知っている人はそれと比べても劣らないって人が多いですね。
ちょっと思っちゃったんですが、主人公の女性四人は、今一番脂がのっているコメディアンヌなのかな?だからこそ面白いって1面もあるのかも。