こんにちは。フレデリカです。
映画『ぼくのおじさん』の見どころポイント
- オジサンは徹頭徹尾まじめです。
- 幸夫は徹頭徹尾ツッコミです。
- (小声で)わぁお
では『ぼくのおじさん』のネタバレ感想です。hulu のオンライン試写会で先行して見ることができました。
映画『ぼくのおじさん』の評価は70/100
同居しているお父さんの弟であるオジサンはほぼ「自称哲学者」。実際は何もしていない人。
そんなオジサンが一人の女性に恋をした。そこから行動が起こした。
。。。。。が、オジサンはやっぱりダメダメでした。
純粋なコメディとしてみてました。
自分の中にある「常識人の部分」と「自分に言い訳している理屈バカ」の部分が二人に分かれてて面白かったです。
子供たちの演技がちょっと”頑張ろう”レベルですが、ツッコミ役だし気になりませんでした。
僕の好きな先生~♪僕の好きなおじさん~♪
コメディ映画。
一個一個の冗談の起伏は金メダル男の方が高いと思うんですが、こちらの方が物語に一貫性があると思います。物語の経過時間が短いっていうのもあると思うけどね。
路線としては変態仮面。おじさんはギャグをやろうとはしていません。まじめに生きているのが面白いんです。
すっごくまじめに馬鹿なことしてます(笑)
男の常識と男の後ろ向き
誰でも持っている自分の内側を見事に二つに分けたようなコンビでした。
男の後ろ向き
おじさん。
頭がいいので、理論武装が完璧です。少なくとも騙されようとする自分をだまし切る程度には。
頭がいいので物事を斜めに見る癖がついちゃった人、幸夫くん
頭がいいので物事を斜めに見る癖がついちゃった人、拓人
男の常識
雪男。オジサンを論破する姿がかわいかったです。
そして頼りになります。オジサンと違って社交的です。
普通の人は社会人として、オジサンの部分を論破して外部と接して、時には戦います 。
オジサンとのバランスが絶妙だったなぁ。
二人の会話を一人でやるとこうなるのかな?あ、主人公が真木よう子さんだ
空き缶を拾いまくるところが好きです
雪男にはわからないかもしれないし、私も同じことを言うと思います。ですが哲学者と称して大学に籍を置き、一度も働いたことがない人に「短期間バイトでもいいから働いてこい」ってのはなかなかハードル高いですよ。怠け者だから楽で働かなくていい方法を選んだのもあるだろうけど、新しいことが怖いから別の方法(=空き缶集め)を選んだってこともあると思います。
ま、映画の中じゃ「働く気がない」でいいだろうけどね。
簡単に「働け」っていうけど、「新しいことを始める」って難しいよね
哲学者、うっすい!
おじさんが三流の哲学者だからってことじゃなく哲学者って言っている言葉の裏を返すとうっすいことがあるような気がします。
ギリシャの哲学者のソクラテスはえらそうなことを言ってましたが、奥さんのクサンティッペ にはこういわれていたそうです。「御託はいーから働け」
哲学者なんて、俗世に降りてくればそんなもんですよね。
「革命の後では気高い革命の心だって官僚主義と大衆に呑み込まれていくから、インテリはそれを嫌って世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる」。、、、、ちょっと飛躍しすぎかな?
映画『ぼくのおじさん』のCAST
おじさん - 松田龍平さん
哲学者としてかっこつけて理論武装しているところもあり、天然で言っていることもあり。
面白かったです。
私には文系の偏執者ってイメージが付き始めてます
ぼく(春山雪男) - 大西利空さん
サブ主人公であり、物語の交通整理役。
金メダルを取りまくっていた時代の主人公です。
稲葉エリー - 真木よう子さん
オジサンはエリーの人懐っこさに大好きになりました。
こちらは難しい役どころでした。下手すると単なる悪役になるところでした。
青木 - 戸次重幸さん
実は東京で雪男たちと出会った時から店を弟に任せることを決断してました。お菓子屋に並んでいるときにおじさんがお菓子もらえなかったのは、寿百貨店の人が来たからでした。
春山節子 - 寺島しのぶさん
春山家の奥さま。おじさんのことは嫌いだろうな。
春山定男 - 宮藤官九郎さん
ちょい役。
監督・脚本です。
智子 - キムラ緑子さん
ちょい前の朝ドラに出ていた時の勢いそのままのお人でした。
ホストの太客でした。
稲葉キャシー - 銀粉蝶さん
出てきたときはびっくりしたよ。お相手は写真家と言われてて「この写真は私が撮った」と言われた日にはビビるよね
みのり先生 - 戸田恵梨香さん
自動に優しい理想的な小学校の先生でした。
満島さんとともにかっこいい女性でした
主題歌とサントラとか関連グッズ
主題歌 とサントラ
原作
監督さんと脚本さん
俳優さん
映画『ぼくのおじさん』のまとめ
- 私の中の理屈をコネて理論でつくり逃げようとする部分がおじさんで、常識的な部分が雪男。
- 私の中でオジサンを制御している部分は青木になっているのかなぁ。
- 「げえ!!」(本当に驚いた時の声)
映画『ぼくのおじさん』のベストシーンとセリフシーン
ベストシーン
気が付いたら大○を買ってて警察に捕まっているところ
自分が何を買ったかわかってないから、みんなが逃げているのにボーっと立っているのとか好きです。
他には
ハワイの夕日を見ながら、帰ることを決めるおじさんと雪男の背中
雪男くん、君はかっこいいよ!
セリフシーン
夢の中で、エリーとのキスに夢中で、助けを求める雪男に対して言った言葉。
ユキオー!!!ごめん
映画『ぼくのおじさん』の評判
3.1/5
yahoo映画より(2016.11.03現在)
コメント的には4.5。みなさん楽しんでました。
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監督:-山下敦弘さん-
脚本:-須藤泰司さん-
俳優:-松田龍平さん- -大西利空さん- -真木よう子さん- -戸次重幸さん- -寺島しのぶさん- -宮藤官九郎さん- -キムラ緑子さん- -銀粉蝶さん- -戸田恵梨香さん-