こんにちは。フレデリカです。
凝りに凝っていてわかりにくいのですが、「about the movie」をクリックしてください。さらに、右下に出てくるデスノートをクリックして、名前を入力すると、やっと映画の内容が出てきます。
- キャスト:東出昌大さん、池松壮亮さん、菅田将暉さん
- 監督:佐藤信介さん
- 脚本:真野勝成さん
- 公開日:2016.11.29
- ジャンル:テレビ会社制作
- 上演時間:135分
- レーティング:なし
映画『デスノート Light up the NEW world』の見どころポイント
- 頭脳戦や心理戦ではなく、展開の妙を楽しみましょう
- 死神たちの造形がすごい
- 竜崎( 池松壮亮さん)の荒くれ者っぷり。
では『デスノート Light up the NEW world』のネタバレ感想です
映画『デスノート Light up the NEW world』の評価は30/100
キラが死んで10年。その存在は伝説となっていた。デスノートは警察内に特別捜査チームがつくられている。
三島(東出昌大さん)は世界的探偵の竜崎( 池松壮亮さん)と反発しあいながらも、デスノートを使う者たちを追う。
- 高等な駆け引きはいつ始まるのかなーと思っていたら
- 竜崎と紫苑が会うことになったころに、”前半は全部下地作りだったのか”と思いながら見てたら駆け引きがなく終わり、
- 約束の場所でやっと駆け引きが始まると思ったらどんでん返しと銃撃戦で終わりました。
デスノートは壮絶な心理戦や駆け引きだと思い込みから入った私が悪いんですかね?
あ、どの人の本名を聞いてもピンときませんでした。過去作がほとんどわからないので「あの人との血縁者か!」とかはなかった。
私が観に行った背景
デスノートは詳しくありません。噂には、すごい頭脳戦が行われていると聞いています。
映画の評価は強い賛否あり。お祭りには参加しなくっちゃ!
すごく賛否の分かれる映画だと聞いていたので、私はどっちに受け取るかなーとおもいました。「あん?(不機嫌)」の声が数回出てしまいました。
デスノートは壮絶な心理戦や駆け引きだと思い込みから入った私が悪いんですかね?(二度目)
前半はずっと「なんで内輪もめしてるの?」と思ってました。三島と竜崎の言い争いを心理戦とは呼ばないよね?
私の知識:ドラマ
未視聴です。
私の知識:漫画
ジャンプでデスノートが始まったころ、私はすでにジャンプを卒業してました。
終電に乗れずに、漫画喫茶に泊まった時に手に取ったのですが、こんな感じでした。
「A作戦を行うとB作戦のメリットがなくなる」
「じゃあB作戦で行こう」
「いや、B作戦で行くとA作戦のメリットがなくなる」
「じゃあA作戦で行こう」
「いや、A作戦......」
私の感想:さっさと話しを進めろや
3巻ぐらいで寝ちゃったような気がする。
テレビドラマと映画の作り方の違い
全12回あるテレビドラマと2時間しかない映画では、やはり作り方が違ってきます。
無意味に死んでいった人たち
デスノート対策本部の仲間として、浦上、黒元、松田がいます。松田は10年前からかかわっていたので、まだ区別がつきましたが、浦上と黒元が殺されてもモブキャラが死んだぐらいにしか思わないよ。
テレビドラマなら浦上と黒元は第5,6回あたりにスポットライトが当たった活躍をして、最終回にミサミサに殺されたら感情移入しやすいです。けど、映画ではスポットライトを当てる時間がない。
完全に「生きててもこの後は出番がないから」で死んだよね。派手な散り方さえもしなかった。
映画での深さの作り方
テレビドラマでは時間があるので、浦上、黒元のスポットライトが当てられますが、映画ではそうはいきません。
そのため、映画では”フックを作っとくから結果を見て真ん中は自分でつなげといてね”というぶん投げ方されることがあります。ミニシアターはそんなことが多いですね。
この映画はそれができませんでした。
真ん中を分投げているところがありますが、それでもわかりやすい映画です
シナリオを作り慣れているなと感じたのは
記憶喪失とその回復、それと何だったけな?もう一つぐらいあったと思うんですが、ド忘れし、かつ思い出す気もないので記憶喪失の方をピックアップさせてもらいます。
クライマックスで三島は自分がキラの後継者だったことを思い出します。デスノートを手放したので記憶をなくしデスノートに触ったので思い出しました。
なんだそりゃと思いましたが、私はその設定をちょっと前に飲み込んでいました。
ミサミサです。前作で記憶を失ったそうで、今回デスノートを触ったので記憶を取り戻しました。人気キャラのミサミサの復活なので”経緯はともかく”復活に目が行きました。この”経緯はともかく”のところで”デスノートを手放したので記憶をなくしデスノートに触った”を観客に飲み込ませました。
クライマックスの無理な展開は、最初に別の状況で同じ方法を見せておいて無理を観客に飲み込ませておく。作り慣れているなぁ
テレビドラマの作り方がいい方に転んだ方
リュークの造形美
リュークって造形的に完成されたデザインなんですね。
アーマやヘポペポには感じられない異形感や生き生きとした動きを感じました。
評価を高くするならば
デスノートのことを知らずに心理戦頭脳戦に重きをおかずに、展開の妙だけを追いかけると、ひょっとしたら評価を高くできるかもしれないなぁ。
ノートが6つある理由
数えたんだけど、よくわからなかった。
外人が一冊ずつで二冊でしょ?最初に青井さくらが使って警察が保持しているのが一冊。竜崎が持っていてアーマのものが一冊。キラや三島が使っていて紫苑に受け継がれていたリュークが持っていたのが一つ。あと一冊は?、、、ああ、御厨賢一が持ってたね。
数字的に「5」以上は「たくさん」です。「5」以下なら一つ一つ粒立ててエピソードを作らないといけませんが、「たくさん」なら「なんやかやでデスノート集めたよ」が通じます。だから6つだったんじゃないかなぁ
私が最初にドンびいた”死神大王”
※本編とは全く関係ありません。
たくさん殺したデスノート死神を死神大王にするんだってさ。ところで死神大王って何?
死神ってさ、恐れられているけど、要するに死体から魂を抜き出して冥界に送るのが仕事でしょ?魂が変なところに行かないように効率よく冥界に送るのが仕事でしょ?つまり冥界の仕事の一つでしょ?警察でいうと交通課でしょ?それが死神大王ってなに?交通課課長ってこと?
どんびいたのと同時に思い出しました。高等な頭脳戦が特徴と銘打っていますが、しょせんは少年週刊ジャンプでしたね。大人の楽しみという雰囲気に私も飲まれましたが、よく考えれば子供の娯楽ですよ。
キラのメッセージの意味
デスノートがテロ組織に2冊わたりました。
エンディングテーマの後にもう一度キラが出てきて、全ては計算通りとつぶやきます。
登場人物はともかく、デスノートを使って犯罪者を殺しまくった後、デスノート争奪戦を経て、危険思想の人間のもとにわたってしまうのも計算通り?
キラの計画では、まだ途中経過であり、危険思想家からキラの遺志を継ぐもの(三島)が取り返し、一般の価値観から逸脱した人物(戸籍を失い、生きても死んでもいない状態の三島)が粛清を続けることを想定しているのかもしれません。
、、、、と書いてみました。記事のタイトルに使っちゃったから書いてみたけど、無理があるかなぁ。
次回作へ
主要キャラをほとんど殺して(皆殺しの冨野みたいですね)、残したのは
- 三島
- リューク
- 2冊のデスノート
エンディングテーマ後のキラの言葉も相まって、次回作創る気満々ですね。しかも真っ白な状態から。けど、デスノートが2冊ってのは保険かけすぎじゃない?
おかしな点
上のこと書いてたら思い出したことです。
- 俺はお前ら3人にデスノートを預けるぐらいなら国に保管しててもらった方が安心できる。
呪いのルビーは国家に保有してもらっている状態です。
- 約束の場所から逃げた二人を七瀬が待ち構えていた時、「えー」と声が出ました。
- 三島の留置所がピカピカすぎませんか?
- デスノートを使ったアーマが死にました。死神はデスノートを使っちゃいけないそうです。んじゃ、誰がデスノートを使うの?本来は死神の持ち物なんじゃないの?
- 何で閉鎖した対策本部に簡単には入れるんだよ?
- 警棒でぶん殴ったところで妨害電波発生装置は壊れない。というかあんなにむき身で置いとかないと思うよ?
- ロッカーにノートの切れ端があったとしても、ノートを複数持っているっていう証拠にはならなくない?
- 全世界のPCやスマフォにキラの動画を送ったってことはマイクロソフトとグーグルとマックのサーバを中心に各官公庁やらなんやらのサーバを乗っ取ったって事かい?そりゃスーパーハッカーだな、おい。それだけやって単なる動画ですか。
- 拳銃を頭に突きつけられても物おじしないのはかっこいいが、そればっかじゃ飽きるよ!
- 約束の場所からの逃走劇は、何を思えばいいか混乱しました。俺、こいつらに生き残ってほしいと思ってないしなぁ
映画『デスノート Light up the NEW world』のCAST
三島創 - 東出昌大さん
最後のどんでん返しは「あ、そーですか」としか思いませんでした。すっかり心が冷えてたね
こちらでも警察の人。中盤で爆死しました
竜崎 - 池松壮亮さん
頭がおかしい挙動が多いけど実は常識人。な設定の人。自分の死を前にあんなに冷静でいられるのは、実は頭おかしいんじゃないの?しかも目の前にデスノートに名前書いたやつがいるのに。
あ、忘れてた。三島はなんで竜崎を即死で書かなかったの?時間をおかないと容疑が自分にかかるから?
一見、嫌な奴でした。
紫苑優輝 - 菅田将暉さん
三島と竜崎のいがみ合いに時間使っちゃっているから、二人の対立を際立たせる外部要因にしか見えなかったなぁ。
素直ないいやつ役でした
七瀬聖 - 藤井美菜さん
対策室の紅一点。本名が白戸彩香だったんですが、「ソフトバンクのCMの家族の名字」がこびりついて、最後まで取れませんでした。
青井さくら - 川栄李奈さん
バカのイメージしかない川栄李奈さん。
本日も稽古でした。
— 川栄李奈 (@_kawaei_rina_) 2016年10月29日
そしてデスノート公開日です📓
ぜひ劇場へ📽✨
#DEATHNOTE pic.twitter.com/CeXCGOuHoE
松田桃太 - 青山草太さん
旧シリーズから出ていたのに、さらっと死んじゃった人。
黒元晋 - 竹井亮介さん
テレビドラマなら第5,6話あたりに大活躍したんだろうけどねぇ
「デスノート Light up the NEW world」無事に公開されました。飛び入り、というか、押し掛けだな、押し掛けて舞台挨拶に参加させていただいちゃいました!滅多にない経験をさせていただいた関係者の皆さんに感謝。そして、初日に、映画館に来てくださったお客さまに、感謝!
— 竹井亮介 (@takeiryosuke) 2016年10月29日
浦上衛 - 大迫一平さん
テレビドラマなら第5,6話あたりに大活躍したんだろうけどねぇ
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須加原順郎 - 金田明夫さん
突然、捜査一過を連れてきた人。
死神リューク(声) - 中村獅童さん
動きがよかった。ほかの死神よりも、”人間と価値観が違ってて現世のことに当事者意識がない”という異質感が出ててよかった。
アーマ(声) - 沢城みゆきさん
アーマが動いた時、「ああ、歩けるんだ」と声が出た。
ヒロイン?役
ベポ ペポ(声) - 松坂桃李さん
リュークほどの存在感はなかった
弥海砂 - 戸田恵梨香さん
「夜神月の腕の中で死ぬ」と自分で書いて死んだ人。
次回作は完全に仕切りなおしてから作りたいんだろうなというのが伝わってきました。
主人公の担任役です。
御厨賢一 - 船越英一郎さん
探偵・刑事役以外の船越さんを始めてみました。
L / 竜崎 - 松山ケンイチさん
殺人犯と疑われる役でした。
夜神月 - 藤原竜也さん
エンディングテーマまで出てきてた人。
タイムリープしてました。
主題歌とサントラとか関連グッズ
主題歌 とサントラ
原作 とアニメ
監督さんと脚本さん
俳優さん
映画『デスノート Light up the NEW world』のまとめ
- 展開の妙を楽しみましょう
- リュークが元気そうで何より
- 拳銃を頭に突き付けながら会話劇をすれば緊迫感が出ると思ってない?突き付けられた方がおびえることなくしゃべればかっこいいと思ってない?3回目にはもうあきたよ。
映画『デスノート Light up the NEW world』のベストシーンとセリフシーン
ベストシーン
約束の場所に侵入したSWATに紫苑が一斉射撃で殺されるときのヘリコプターからのライト
見ている方がまぶしくないように下を向いてくれました。その辺の配慮はさすがテレビ会社さん!と思いました。
セリフシーン
紫苑のマンションで松田が笑いながら拳銃自殺させられたときに本部にいた三島の叫び
くそ!
こんなに迫力のないセリフを聞いたのは久しぶりでした。
映画『デスノート Light up the NEW world』の評判
2.9/5
yahoo映画より(2016/11/03現在)
酷評が並んでますが、、、、
良い評価を拾って見たんですが、、、、、申し訳ないけど、、、、若い。「うん、それはわかっている。わかっていて、みんなこの点数なんだよ」と言ってあげたくなっちゃうところばっかりほめてます。
あ、デスノートが6つあった理由を上の方で書きましたが、もう一つ。日本の外にもデスノートが配られてないとおかしいからかもしれない。必要最小限のデスノートだけで展開したら「なんでデスノートは日本にしか配られなかったんだよ!」という評価が出てたかもしれない。
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監督:-佐藤信介さん-
脚本:-真野勝成さん-
俳優:-東出昌大さん- -池松壮亮さん- -菅田将暉さん- -藤井美菜さん- -川栄李奈さん- -青山草太さん- -竹井亮介さん- -大迫一平さん- -金田明夫さん- -中村獅童さん- -沢城みゆきさん- -松坂桃李さん- -戸田恵梨香さん- -船越英一郎さん- -松山ケンイチさん- -藤原竜也さん-