映画『君と100回目の恋』感想/評価：50点/エンタメとしておかしい

こんにちは。ヤンです。

kimi100.com

キャスト：miwaさん　坂口健太郎さん　
監督：月川翔さん
脚本：大島里美さん　
公開日：2017.02.04
ジャンル：青春
上演時間：116分
レーティング：なし

映画『君と100回目の恋』の見どころポイント

男の人はmiwaさんを見てましょう。
女の人は坂口健太郎さんを見てましょう。
坂口健太郎さんの見せ場ではmiwaさんが、miwaさんの見せ場では坂口健太郎さんが足を引っ張ってしまいますが、目をつぶりましょう

では『君と100回目の恋』のネタバレ感想です

こんな作品でした。

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映画『君と100回目の恋』の評価は50/100

パーフェクト超人の陸（坂口健太郎さん）に思いを寄せるが、幼馴染という関係に落ち着いてしまっている葵海（miwaさん）。

バンド内の人間関係が崩れ、飛び出した葵海。不注意からトラックの前に出てしまい、、、、、。

気が付くと以前と同じ授業を受けていた。

告知動画が全てです。それ以上の展開は一切ありません。

んー、、、、、なんも言うことないや。

この枠って総評っていうか、全体を通してのことを書いているつもりなんですが、特に何も、、、、。

あ、タイムリープだけど、同じ映像をほとんど見なかったので、飽きずに見れました。

エンターテイメントとしておかしい

告知動画の内容は

「葵海を死なせないために時間を戻す陸だが、どうしても運命を変えられない」。

これだけで全体の3/4まで引っ張るとは思わなかったよ。それが覆られないまま、終わっちゃうとは思わなかったよ。前情報を出しすぎだよ

最後の最後に亡くなったのは花火屋の爺さんで葵海が生き残って留学から戻ってくるもんだと思ってましたけどね。いや、その程度のどんでん返しは用意されていると信じてたんだけどね。

告知動画は「陸は時間を戻せる」か「葵海が死んじゃう」のどちらかだけでもよかったんじゃない？

時間を戻せるという特殊設定を観客に飲み込ませておいて、そのまま終わるなんてそりゃねーよ。

こう考えるとやっぱりまどかマギカはすごかったんだね。運命を覆すために”人間”が”概念”になるってことをやって、観客に納得させて感動させちゃうんだから

movie-review.hatenablog.com

miwaさんの演技

miwaさんの本職はシンガーソングライターです。

表情や体を動かす演技は見事でした。けどセリフが、、、、、棒。miwaさんはすごくかわいいしキレイです。ずっと見ていられます。セリフが、、、、、棒。

表情がすごく豊かな分、残念に思ってしまいました。

途中で思いました。これはmiwaさんがかわいければいい映画だね。そういう映画もありです。

もしこの映画がmiwaさんを愛でる映画なら、劇中歌に別人（しかも男）の歌を入れてくれるな。

何がしたいんだか、俺には理解不能ですよ。

この映画の客寄せとしてmiwaさんの魅力と同時に坂口健太郎さんの魅力もあると思うんですが、坂口健太郎さんの見せ場の相手はmiwaさんです。ちょっと残念な結果になってました。

しょうがないよね、本職じゃないもん。

坂口健太郎さんの歌唱力

坂口健太郎さんの魅力はふんだんに出ていたと思います。海に落ちた後に無駄に体を見せてました。いい体だったよ。

この映画の客寄せとして坂口健太郎さんの魅力と同時にmiwaさんの魅力もあると思うんですが、クライマックスにmiwaさんの最大の見せ場がやってきます。歌です。miwaさんの歌のレベルが高い分、坂口健太郎さんの歌が、、、、、。ちょっと残念な結果になってました。

しょうがないよね、本職じゃないもん。

観客の男子中学生たち

真後ろに男子中学生が四人いました。いやぁーうるさかった(笑)。誰が言い出したんだか、ポップコーンの音が延々していました。

別の映画でも思いましたが、こいつらがスクールカーストの上のほうに君臨して、教室で女の子と仲良くするんだろうな。んで「昨日、恋愛映画を見に行ったけど、つまんなかった！」とか言うんだろうな。感想はどちらにせよ、女子は「恋愛映画を見に行った男の子」ってことで充分ですよ。教室の片隅でバッタの取り方を自慢しあっている俺みたいなやつらよりもよほど近しい存在になれますよ。

彼らは俺よりもちゃんと”青春”をやっていけることでしょう。悔しいけど。