フレデリカ LOVE 邦画<ネタバレ>

内容を知っている方だけどうぞ。ネタバレで感想や評価を書いています。たまに批評・解説になっちゃっているところもあり。

レミング

伝説の原作だからといって素人が理解できるかは別

寺山修司さんの作品です。

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)


ストーリー面

正直言う。わかりませんでした。舞台は何度か見たことがあるけど、詳しいわけじゃない。見る力がそれほどあるわけじゃない。精神病患者の描写があるけど精神病患者の話がメインじゃないよね。"この異常に見える世界は観客のあなたであり取り巻く世界なんだよ"と言いたかったんだろうけど、異常の世界の世界観がさっぱり理解できないもんだから何の共感もできなかった。

 

役者面

主人公の男の役の人、アマガミ多すぎませんか?
そしてあんなに役者必要だった?最初と最後に全員出てきて踊ります。綺麗に揃っていてひとりが移動すればそこに誰かが入ってきます。ダンスとしては精錬されていると思います。

けど、多すぎません?

舞台として

理解できなかった理由がストーリーの難解さのせいか劇団の表現力なのか判断つきません。けど、私が理解できなかったのは事実です。クライマックスもクライマックスと気づかず見てて、全員出てきて踊りだしたから、ひょっとして終わりかな?と気づいたくらい。

一緒に行った友達は試験前で、息抜きに来てくれたんだけど、混乱させちゃったみたい。わるいことしちゃったかな?

有名な寺山修二さんの作品ということで、名作だと思ってました。だから途中でわけのわからない世界に連れて行かれちゃっても、最終的には理解できるところに降りてきてくれるだろうと締めのセリフで心にどん!と響くようなことになるかと思ってたんですが、そのまま終わっていきました。

舞台を右側から見る席が設けられてました。関係者席かと思ってたら一般席だったらしく、超々まじかで見てました。そこに座りたいとは思わなかったけど、座った人は世界にどっぷりと入り込めたんだろうな。

これを見て理解できたら残念ながら舞台が....

 

話がそれます。

文量が足りないので話をそらします。高尚なことが受け取りきれずに違う話題に走ります。

一番かわいかった人:妹役の亜矢乃さん。役柄上、顔に特殊メイクを施してましたが、かわいかったよ。

一番衝撃だったこと最後の晩餐のフライヤがセクシー過ぎ

寺山さんから刺激を受けたオーケンの珠玉の一作

ボクはこんなことを考えている (角川文庫)