フレデリカ LOVE 邦画<ネタバレ>

内容を知っている方だけどうぞ。ネタバレで感想や評価を書いています。たまに批評・解説になっちゃっているところもあり。

オレ様アカデミー賞 2016!<ベストセレクト>

色々書いてきましたが、今年もあと3記事!

今年のベストセレクションです。

 

まずは各作品部門の代表を確認です。

 

 

CG部門 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

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映画が面白かったってことではなく、見る側の心構えについて考えさせられた作品。

 

アクション部門 HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス

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テレビ会社制作部門 あやしい彼女

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社会の裏側・犯罪・裏社会部門  怒り

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人生・日常部門  カノン

movie-review.hatenablog.com

 

 

コメディ部門 ゴーストバスターズ

movie-review.hatenablog.com

 

青春部門 ピンクとグレー

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アニメ部門 告白実行委員会

movie-review.hatenablog.com

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部門別に代表を選別しておいて本当に良かった。全部並べてたら分かんなくなってた。

こう並べてみると「シン・ゴジラ」「君の名は」「聲の形」「この世界の片隅で」が予選で落ちてるんですね。ほかにも拾い出したい映画もあるんだけど、やめておこう。収拾がつかなくなる。

3位から書けばいいやと思ってたけど、5位まで広げました。全部一位で並べたい。。。。

 

 

5位

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客寄せでタイトルに広瀬すずさんの名前を配置していますが、

肝は大事な人を失った時の

 優馬(妻夫木聡さん)の慌て方とその後の悔恨 と

 愛子(宮崎あおいさん)の号泣とその後の決意。

 

 

 

4位

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面白かったー!バカ映画大好き!

会社の子(お兄ちゃんね)に、この映画を「まっすぐで上質な青春映画だ!」とめちゃくちゃほめたら、

「そりゃ、まっすぐだけど、、、青春ですかね、、、、?」と言われてしまいました。

 

若いな、と思いましたが、そんな上から目線じゃダメですね。創作物の受け取り方は受け取り側次第です。

 

 

3位!

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2位とかなり競りましたが、名シーンの場所の違いで三位。

ラストは展開が読めているけど、それを超える感動を頂きました。

 

けど、頭にぱっと出てくるシーンは前半のシーンなんだよね

  • 悲しくてやりきれないを歌う多部未華子さん
  • テンパって攻撃的になっている子連れママさんを、年長者として優しく諭す多部未華子さん

 思い出せば思い出すほど「多部未華子さんの演技力がすべて」の映画でした。

 

2位!!

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3位とかなり競りましたが、名シーンの場所の違いで2位。

 何より見事だったのは、鈴木保奈美さんの表情です。

話は暗い顔だけで展開してます。

クライマックスで明るい顔を見せた時のカタルシス!!

 

PCの画面で見たのに拍手してました。

 

1位!!!

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上位三つはかなりの僅差でした。最終的に一位を決めたのは

私にとって一番身近な感情が表現されていたことです。それがピンクとグレーでした。

 

「りばちゃん」側はいつも思います。”差がついちゃったけど「ごっち」と同じ立場になれば俺だってやれる!!”。それが後半です。これがまた胸にどんどん刺さっていく。

もともとは同格だったのに、大きく引き離された友達やライバルとの差は立場の差だけだと思っているみんな!

同じ立場になれば俺も同じことができると思っているみんな!

それは勘違いだ!!

50人出席のミーティングを資料に沿って進行しているだけの同期を見て、俺にもできると思ってるだろ!?甘いよ!?お前は5人の内部ミーティングの仕切りをまだクリアできてないんだよ!?

(同期も「資料に沿ってしゃべっているだけ、誰でもできる」と思っているから質が悪い。同期には5人10人20人ミーティングを経て深層部分でノウハウが蓄積されています。本人も気づいていないけどね)

 

お前に見せる必要がない(隠しているのではなく話題に挙げるほどのことじゃないと思っているだけ)から見せないだけで、向こうはちゃんと頑張っているぞ!

そして相手は段階を踏むことによって成長しています。5段階以上の差があるのに突然入れ替わったところで何やっていいか分からなくてテンパるだけだぞ!!

 

私はその辺が分かっていない青春時代を過ごしてきました。見てて本当に痛々しかった。

その辺を見事に刺してきたピンクとグレーが2016年の大賞です。