こんにちは。フレデリカです。
昔、昼ドラのレビューをしていたことがあります。ごきげんようの後の30分の昼ドラ。そこの枠と いつかこの雨がやむ日まで は同じ東海テレビさんです。
うん、あの頃の東海テレビさんの熟練の技がこのドラマにも光ってます。いろいろと丁寧。
ひかりの閉塞感がみごとな回でした。
- 劇団は異例の大抜擢だけど劇団員からの辺りは強い。
- キャバクラは甘えは許さない。
- キャバクラで働いているところを和也に見られる。
- 中坊のときの同級生がキャバクラで押し倒してくる。
- ひかりの家以外は全員豪華な家に住んでいる。特に和也と沙耶。金を借りてった(奪っていった?)家も一軒家だし。
- そして、何より自宅にも切り捨ててはいけない敵がいる。
それらを提示して最後の最後に唯一の明るい兆しとして和也を見せる。
相変わらず見事です。
婚約者の沙耶の壊れ方のスピードもちょうどいいんですよね(ちょっと速いけどね。本筋にいるわけじゃないから存在感を出すにはしょうがないか)
沙耶が愛しているといっても和也はうなづくだけで言い返してくれない。
ひかりはお母さんに何も言わないで出ていっただけで、和也は思い出の場所まで来たけどね。(「やっぱりお母さんが言ったんだ」は来てほしかったってことだよね)
※(数字)は書いた時の話数。 (1)だけ省略
このブログの軸「矢吹麻美の殺害事件の真相」
真犯人は第一話に出てなくては納得できません。
そんなわけでとりあえず想定。
本命:かーちゃん(斉藤由貴さん)
ひかりの世界その1「おうち」
息子の結婚に反対で、呼び出して話してたら口論の末殺してしまった。見てしまった國彦は言わずに罪をかぶった。
罪をかぶった理由が一番納得できる相手。王道であり、わかりやすいミスリードかなぁ。
(2)動きなし。ひかりの重荷としての絶賛活躍中。15年前に刑事(木村祐一さん)と不倫関係がありえるかなと思いましたが、その展開になるなら斉藤由貴さんにオファーしないよなぁ。斉藤由貴さんは「お母さん」役のキャリアを積みなおし始めたところだもん。
対抗:天竺要(吹越満さん)
ひかりの世界その2「やりたいこと」
劇団ウミヘビの主宰。女優の争いの末に殺された、、、、のふりをして愛人にしようとして殺してしまった。
國彦が罪をかぶった理由は、、、、なんだろう?ひかりも殺すといわれたから?
(2)厳しくもひかりを認める演出家でした。
大穴:キャバクラの店長(斉藤慎二さん(ジャングルポケット)
ひかりの世界その3「現金収入」
名前がついてないから違うかなぁ。今のところ、ひかりの過去と接点なし。殺された麻美もキャバクラでバイトしていたことがあって、そこのボーイだった。
(2)過去があったことを今回で知りました。中坊の時の同級生が暴れたのは、ひかりの閉塞感を表現したことが表では大きいですが、その実、キャバクラの店長が、光の過去に何かあったことを知ることの筋を通しました。
今のところ引っかかるところとその答え
一話目なので引っかかったところの提示だけ。
- かーちゃん(斉藤由貴さん)は何を知っているのか。息子の殺人事件で心がかなりぐらついたでしょうが、心が壊れた決定打は多分旦那に何か言われたから、。死んだ父ちゃんが何かを伝えていると思います。
(2)動きなし。ひかりの重荷として絶賛稼働中。ひかりの弱い本心部分を表現しているという役割も担っているのかしら?ところでかーちゃんは長男教っぽいよね。男(それが息子だろうと)に頼らないと生きていけないというか、ぽっと現れた國彦の言うことの方を100%信頼してついていっちゃいそうだし。 - 刑事(木村祐一さん)はなんで事件を追いかけているのか。解決したはずの事件を追いかけている理由は何かしらあるんでしょう。物語のフックとして使っただけで出てこないかもしれないけどね。
(2)事件当時、第一発見者の和也の調書を取ったらしい。その時の違和感? - 和也(堀井新太さん)が見たもの。
(2)和也の当時の話を聞いて國彦は何かを得心したらしい。さて何のパーツがそろった? - 和也(堀井新太さん)が知っていること。多分、逃げ去る姿以外ことを知ってるんじゃない?
- 15年前のロミオとジュリエット公演の降板で何があったのか
- ひかりが入団する劇団にわざわざ麻美が在籍していたウミヘビを選んだ理由
兄貴の「殺してない」発言に動揺していたけど、思うところがあって、殺された麻美のことを調べていた? - (2)舞子(紺野まひるさん)の殺害の真相
國彦が容疑者に上がっていましたが、なんでしょうね?芽衣と言い争いでもあったかしら?
それに深さがあるんだかないんだかわからないもの
- ひかりが務めるキャバクラとその人間関係
店長しか出てきてないし”金に困っている”という描写の意味合い以上のことはないだろうけどね - 料亭「たにがわ」
関係者が結構出てきてる。関係なければ、和也の母親を義母に設定する必要はないよね。何かあるのかしら - ひかりの過去をウミヘビの方々が知らないこと
いつかこの雨がやむ日までの第二話のツッコミどころ
キャバクラの裏口のごみ袋
ひかりが中坊の時の同級生に押し倒されていましたが、
あんなに丁寧にゴミ袋の口を縛って出したりしねえよ。んでゴミ袋の生地が厚い!汚れてない(笑)。
100万が一にもあんな風にごみを出す方々がいるなら割れたボトルをそのままにしてゴミに出さないと思うよ(笑)
天竺要が屋上でタバコ吸ってました。
何かの作業をしていました。今年の夏はそんなことしてられねえよ。35度越えだぞ、35度ごえ。
高みを目指しているって描写だったのかもしれないけど、今年の真昼間の外は甲子園球児でさえ熱中症の心配されてんだぞ。あんなじーさんは無理だよ。
でも、そんな描写をされていたからこそ下記が納得いかない。
ラストで稽古中に刑事が来たところ。
天竺要は、刑事を待たせて稽古を続行させないと!刑事のまえでは両手を前に合わせて恐縮してました。恐縮しないでくれよ、、、、。
キャバクラは最下層の世界という描写。
ひかりが働いているお店はわからないけど、キャバクラって世界はそんなにひどいとこじゃねえぞ。まあ、お店からの前借りは珍しいことじゃないから30マンはそんなに目くじらを立てる額じゃないけど。
ついでに中坊の同級生の絡み方はボーイが止めてくれますよ、店内で。店の裏までついていくなってもってのほか。
店長が出勤に厳しいのと、キャストを守る守らないは別の話だし。
こちらは韓国出張エステですが、仲間意識も助け合いもしてますよ。
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