原作リスペクトの台湾シーンですが、地元のお祭り設定です。あの段階で二人で海外旅行に行かないよなぁ。
こんにちは。フレデリカです。乃木坂46の齋藤飛鳥さんが主演されてます。乃木オタ全開でいこう!
と思ったら、山田裕貴さんに夢中になってました。
あの頃、君を追いかけた - 作品情報
作品情報
- キャスト:山田裕貴さん 齋藤飛鳥さん
- 監督:長谷川康夫さん
- 脚本:飯田健三郎さん
- 公開日:2018.10.05
- ジャンル:青春
- 上演時間:114分
- レーティング:なし
公式HP
あらすじ&鑑賞前感想
君の手作りの数学テスト
制服の背中に残る 青いペンのあと
夏の夜、見上げた空のリンゴのような月
2人で空に放った、願い事を書いた天燈
どの瞬間も、君の事しか思い出せない。
愛おしくもカッコ悪い、僕の10年間―。
台湾映画のリメイク。
話はしっかりしているってことですかね。
あしゅりんだー!
乃木坂46好きとしては、温かい目で見ることになると思います。多少セリフが棒になろうが、(乃木オタ補正込みの)かわいさで吹っ飛んでいくことでしょう!
監督は長谷川康夫さん。
芸能の世界の30年選手ですね。
映画は20年ぶり3作目。
最近の活動の主軸は映画の脚本のようです。
監督とヒロインが映画慣れしてないかもしれない。けど、海外でヒットした映画だから軸はしっかりしているだろうし、主人公の山田裕貴さんには映画出演経験値が高いので楽しみにできるかな?
告知PV
ここから先は あの頃、君を追いかけた の感想です。ネタバレしてます!!
あの頃、君を追いかけた - キャラクターと俳優
水島浩介 - 山田裕貴さん
中2病の姿を堪能させていただきました。いい体してて動きの鋭いその姿は、まさに中二病罹患者の理想像。
高校を卒業して大学にいってから、中二病の現れ方が変わっていったのはリアルだったなー。そのせいで真愛に振られちゃったわけだけど。
早瀬真愛 - 齋藤飛鳥さん
透明感のある深層の令嬢感が出てました。観覧しているときは浩介を深堀する媒体に見えていたけど、今考えると彼女もずいぶん深堀されてました。
後述しますが、 ↑ こういうところが私の足りないところかもしんない。
台湾の学生の制服には自分の名前と生徒番号が入っているんですかね?真愛の生徒番号は063110(サイトー)
小松原詩子 - 松本穂香さん
連続ドラマならもうちょっと一波乱ありそうなんですが、都合の良い理解者になってました。
それと、、、、齋藤飛鳥さんが顔が小さすぎるというのが大前提なんですが、、、相対的に松本穂香さんの顔が大きく見えたのはちょっとかわいそうでした。
あの頃、君を追いかけた - ネタバレ感想-
中二病と自分の見せ方。両方とも10代に知って後の人生に役立てていく。
海外作品のリメイクと知って見てよかった。70点は山田裕貴さんの振り切り方。
いくつかベタすぎるところや放り投げてるところがあり、日本原作なら少し許せなくなっているところがあったかもしれないです。
具体的には、7人で海に遊びに行って将来のことを語るシーン。一人ひとり時間をとって語らせるのは今の日本じゃベタすぎて気持ち悪い。その中で浩介の言ったことが「でかい人間になる」。ほかのやつらがそれなりに現実味のあることを話していたので、「こいつ、何にも考えてないな」感が半端なかったんですが、真愛をはじめ感動してました。
日本なら許しゃしねえが、海外作品のリメイクか。と思いながら流しました。
途中で裏テーマになりかけてた「浩介は何者になりたいのか」が最後までフワフワしたまま終わりました。流れで小説を書いてますが、いつまで続くかわかんないし、適性があっただけでやりたいことじゃないし。
中二病の表現が面白かったですが、最後は不完全燃焼。
山田裕貴さんのケツ(中二病)
家の裏に自転車を置く同時に上着を脱いで、部屋に入るころにはケツ丸出しで独自に始めた修行に入る。
中国拳法にはまっているという浩介でしたが、浩介は絶対にカメハメ波を出そうとしたことがあるはず。
齋藤飛鳥さんのかわいさを愛でられればそれでいいやと見始めた本作でしたが、浩介とシンクロしまくりました。
友達の家でCDを聞くときとか素敵ですよ。中二病仲間がいてまさに”奇跡的に集まった最高の仲間”。
中二病の理想と現実として
洋楽を踊るのに
ニューヨークの劇場で(友達の実家の旅館の大広間(?友達の自室かな?)の畳の上)
最高レベルの仲間と(自分を含めて全員がダンススキルが高いわけではない)
目の肥えた大観衆からの喝さい(誰もいない)。
もう大好き♪
高校を卒業すると中二病の非現実面はなりを潜め始めます。でも浩介の根底に高校の時の中二病が残っているのが分かって楽しかったです。
浩介の中にある芸術家と犯罪者
女性陣の言っていた芸術家性と犯罪者性。
男の中二病で女性の許容範囲の中と外の境界線ですね。
真愛にとって、
仲間とじゃれていたり、社会を斜に見ている浩介は好意的に見れてたけど、
肉体言語によって自身を高めようとする浩介は受け入れられなかった。
家では裸族、ってのは真愛や詩子にとってはどっちにカテゴリされたんでしょうね。浩介の母ちゃんはOKだったみたいだけど。
職場の女性が、本格的な話彫りの刺青の入った画像を見たときに「痛そう」と言ってたのを思い出しました。「親にもらった体に傷を」とか道徳的とか常識非常識を語るのではなく直感的に「痛そう」と言ってました。写真の男たちはかっこいいと思って入れたんだと思うんだけどね。
地球を守る中二病罹患者が出てきます。彼は真愛や詩子に受け止めてもらえるか?
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齋藤飛鳥さんのポニーテール(自分の見せ方)
高校生時代に真愛が知ったこと。自分をよく見せる方法ではなく、自分の内面を見せて相手との距離感の測り方。
ポニーテールにして浩介との距離を近づけようとしたけど、それでも”見せたい自分”を見せていただけで、心に踏み込まれたら”見せたい自分”が壊れてしまい、それが怖くて浩介と付き合うには至りませんでした。
真愛が浩介を好きになって知ったのは”見せたい自分”を見せるだけでは、自分が解放できないとこ。
結婚相手にも出会った当初は”見せたい自分”を見せたけど、ゆっくりと素の自分を見せられるようになって、心が許せたんだろうなと勝手に裏ストーリーを想像しました。
見ているときは、浩介の中二病や成長に気を取られてて真愛の葛藤や成長に気づきませんでした。こんなだから私はモテないのかねえ。
パラレルワールドの入り口。大雨の夜
ラスト直前に出てきたパラレルワールド話。そこからSFに行くとは思いませんでしたが、ちょっと振り返りました。
浩介が丸坊主にした大雨の夜
浩介と真愛の記憶が違ってたこと。映画で表現されたのは真愛の記憶の方ですが、あの時の浩介も少しおかしかったんですよねー。坊主専門店の床屋だったり、翌日行ったら店がなかったり。
ただ、真愛の分岐点の一つだったらしいんですよ。自分が浩介の髪を切ってたら付き合ってたかもしれない。あの時にもう一歩踏み込めていれば。
大学時代の浩介の興行でケンカした大雨の夜
あの時、真愛はかなり粘りました。先に怒ってたはずの真愛は、歩き出しちゃった浩介に、「それでも話をしよう、こっちを向いて!」と叫んでたわけですから。
映画最後のフラッシュバックの中に真愛の涙をぬぐう浩介が描かれてます。こっちがパラレルワールドかな?そうすれば付き合ってたのかな?
最終的に浩介は作家になるので、執筆するときに思い出したパラレルワールド物語なんですかね。
映画とは何一つ関係ありませんが、私たちは無意識のうちにパラレルワールドを行き来しているって話、信じます?
マンデラエフェクト
仲間の深堀レベル
物語へのかかわり方レベルと深堀レベルがぴったり合ってて、すごい心地よかった。
全員が社会的に成功しているのは、どうかと思ったけどね。飲み込んだのは海外作品のリメイクだからです。純日本作なら、たぶん飲み込めてない。
台湾ロケ、、、、?
真愛が地元に帰ってきて浩介と二人で祭りを楽しんでるんですが、、、そこが台湾です(笑)
原作へのリスペクトなのかな?二人がアイスを買った店は原作にも出てくるらしいし。
あの頃、君を追いかけた のクライマックスの地震での電話
頭の中で311と直結してしまいましたが311ではないです。あの地震は昼の15:00ごろだったので。ただ、あの時みんなが安否確認をしまくってたので電話したのは飲み込むことができました。
電話が来た時、真愛は男と一緒でした。浩介はまだ真愛を追いかけてました。二人が好き同士だったころを経て、先へor停滞したまま。もろに「男は別名保存、女は上書き保存」ですな。
浩介の少年時代は、その次の真愛からの結婚報告まで続きました。
あの頃、君を追いかけた のベストシーン
映画のキモ
浩介が真愛の新郎にディープチューしたシーン
少年の日々と決別。決別の仕方が中二病っぽかったのが浩介らしくもありました。
冗談
浩介が家に着いた瞬間から脱ぎ始め、10代っぽいなあぁと思いました。お母さんがそれをスルーしているので、これを許す母ちゃんは偉大だなぁと思っていたら、
父ちゃんが当たり前のごとくが全裸で出てきた。
今思ったんだけど、大学に行った浩介が不意打ちで実家に帰ったときに母ちゃんも全裸だったら面白かったのにと思いつきました。
きれい・かわいい・色っぽい
松本穂香さんの脚も捨てがたいですが、外側だったので、、、、
何度も出てくる山田裕貴さんのケツ
鍛えられた魅せるためのいいケツしてるよ。
あの頃、君を追いかけた の評判
3.63/5.0 (yahoo映画 2018/10/15)
突然の台湾シーンに驚いている人受け入れられない人多い。
卒業するまではよかったんだけどね、、、、って人も。
その他
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監督:-長谷川康夫さん-
脚本:-飯田健三郎さん-
俳優:-山田裕貴さん- -齋藤飛鳥さん- -松本穂香さん- -佐久本宝さん- -國島直希さん- -中田圭祐さん- -遊佐亮介さん-
私のこと
行きつけの飲み屋で周年ぱーちー。人が多すぎて30分で帰りました。
浩介は自室で修業をしてますが、私は今もって”感謝の正拳突き”を朝やってます(マジ)。ストレッチみたいなもんなんですがプチ百式観音でないかなー