散り椿
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一通り書き終わって、ほかの方々のブログを見に行ったときに全員が、散り椿に篠の存在を感じていらっしゃいました。
感じられてなかった自分の恥ずかしさ。書き足そうかと思ったんですが、このブログだけは真摯に好きなことを書いてきたので、どうしてもその嘘は書けなかったよ。
他の嘘はいくらでも書くけど、「二人の決闘を篠が止めようとしてますね」という自分が感じ取れなかった部分の嘘はどうしても書けなかったよ。
「ジリジリと静かに動く中を散り椿の花びらが荒々しく舞っている」という対比が美しいとは思ったんだけどね。
人魚の眠る家
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本編のテーマではなく、創作のテクニックの話です。
キャラクターの中に、見ている側を投影する人物が作られることが多いです。だいたい主人公だったりします。
それによって、見ている側に物語を引き寄せるんです。基本は見ている側が動かずに物語の方が寄っていくんです。
人魚の眠る家は違いました。見ている側が川栄李奈さんに投影されてます。シンクロしていきます。そこまでは一緒。でも見ている側は気づかないほど、薄く薄く慎重でした。
そこから動く瑞穂を見るシーンで一気に、シンクロが顕在化!その時、物語側が動かず、見ている側が寄っていったような感じがしました。スクリーンの中にトプンと入り込んだ感じ。
そこから親父に直談判してみたり、最後の最後に「お帰り」と言ってみたりと物語の中に(見ている)自分がいる感じが半端なかったです。
来る
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「あれ」は二匹出てきているんだよお!
なんで同じ中島監督の「渇き。」の記事にかなわないんだよ!!
まいった。「渇き。」の記事はもう本当に足すことも引くこともできない。何かしたらバランス崩してアクセスがなくなっちゃいそうで怖い。