あけましておめでとうございます。
実家にいます。
2020年は世紀の愚作ガッチャマンから。
もともとは、愚作と名高い映画の悪口をひたすら言い続けるyoutuberになるべくtsutaya discasで借りたんですが、そのまま放置すること半年以上。
とりあえず見てしまうことにしました。
うん、真面目にみる気がない。そんな2020年スタートです。
こんにちは。フレデリカです。
ガッチャマン
作品情報と鑑賞前感想
- キャスト:松坂桃李さん 綾野剛さん 剛力彩芽さん 濱田龍臣さん 鈴木亮平さん 初音映莉子さん 中村獅童さん
- 監督:佐藤東弥さん
- 脚本:渡辺雄介さん
- 公開日:2013.08.24
- ジャンル:アクション
- 上演時間:113分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
21世紀初頭、突如現れた謎の組織「ギャラクター」は全世界に宣戦布告を行い、わずか17日で地球の半分を占領した。ギャラクターを守る赤い「シールド」に既存兵器は全く通用せず、侵攻は一方的だった。国際科学技術庁(ISO)の南部博士は18世紀に発見された不思議な結晶体「石」と石の能力を引き出せる800万人に1人の「適合者」のみが、ギャラクターのシールドを破り、対抗できることを発見、適合者で構成された対ギャラクター部隊「ISOエージェント」の設立・育成を始めた。13年後、日本のISOエージェント健、ジュン、甚平、竜4人は初実戦に遭遇する。
ここから先は ガッチャマン の感想です。ネタバレしてます!!
キャラクターと俳優
尾健 - 松坂桃李さん ジョージ浅倉 - 綾野剛さん
単品のシーンか二人だけのシーンの緊迫感はさすが。
※スーツを着てないシーンのことね。
大月ジュン - 剛力彩芽さん
おいしいところは初音さんに全部持っていかれた。
本作のヒロイン、女性としての立ち位置、キレイどころ、すべて。
大月甚平 - 濱田龍臣さん
ニューヨークの代わりに島一つ吹っ飛ばして「セーフ!」だってさ。
中西竜 - 鈴木亮平さん
物語の裏回し。病のカーちゃんはどうした。そのサブストーリーは入れる必要があったのか。
ナオミ/ベルクカッツェ - 初音映莉子さん
初音さんは役回り以上のものを見せてくれました。
本作がヒットすれば、出世作になったはずなんだけどね。
物語の感想
最初から見る気力を折りに来るとは思わなかった
そういえば日テレさんのZIPって番組でガッチャマンを使ったナンセンスギャグを5分ぐらい流してたような覚えがある。本作はそのアニメから始まりました。
そのオープニングアニメがびっくりするぐらいつまらない。
公開当時なら別にとらえ方ができたのかなぁ。
ところでアニメ後のオープニングで「5人をガッチャマンと呼んだ」というナレーションが入りますが、”ガッチャマン”とは大鷲のケンのことであり、5人のことは”科学忍者隊”というらしいですよ。
2013年のCG事情ってこんなもん?
客を魅了し物語に熱中させるため気合が入る最初のアクションシーンですが、CGが日曜朝の戦隊もの感が半端ない。
ついでに基地のクリーニング室(言ってみれば保健室)のクリーンさが空虚。雑居ビルの一室を大急ぎで壁を白くしてそれっぽい機材を入れただけっぽい。
理屈がペラい
目の前の展開を作るために、突然出てくる理屈。
ナオミがギャラクターになったのは「適合者に危ないことさせるくせに自分たちは安全なところで見ているからだってさ」。そんなこと一度も表現されてなかったよ。
そんなんばっかです。
ターゲットがちゃんと決まってないんじゃないかな。大人向けなのか子供向けなのかさえも決まってない。だからすべての理屈がペラい。
キメのシーンの直前で、バックボーンとなる理由を話すだけなんだよね。そこまでで行動で理屈を示してくれないから後付けにしか見えないんだよね。
致命傷は剛力彩芽さんのゴリ押し
事務所の政治力と日テレさんの思惑によって剛力彩芽さんが必要以上に前に出ているのがバランスを崩している。本作の中だけじゃなくて、当時のTV業界はなぜか剛力彩芽さんを全面バックアップしていました。視聴側としては剛力彩芽さんのゴリ押しの理由がさっぱりわからないということも重なりました。
んで、本作です。なので剛力彩芽さんに注目が集まりましたが、剛力彩芽さんはメインストーリーとしては機能していない。なのに目立っている。
見ている側はどこを軸に見ていいかわからなくなっていました。
ガッチャマン のベストシーン
映画のキモ
ナオミ「優先順位がおかしい!」
うん、すべてにおいて優先順位がおかしい。
人類存亡回避の任務よりも色恋の方が上。っていうか「越えられない壁」が存在するくらい色恋の方が上。
冗談
剛力彩芽「変なスーツを着せられて!!」
言っちゃったよ、、、、
きれい・かわいい・色っぽい
たぶん、潜入したときの剛力彩芽さんのドレスアップした姿。
たぶんね。
どっちかってーと
カーク博士をもてあそんでいるヴェルクカッツェ
こっちの方が色っぽかった。
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監督:-佐藤東弥さん-
脚本:-渡辺雄介さん-
俳優:-松坂桃李さん- -綾野剛さん- -剛力彩芽さん- -濱田龍臣さん- -鈴木亮平さん- -初音映莉子さん- -中村獅童さん-