久しぶりになってしまった映画レビューです。また再開していきたいなぁ。
シン・エヴァンゲリオン劇場版(50/100)
作品情報と鑑賞前感想
- 公開日:2021.03.08
- ジャンル:アニメ
- 上演時間:155分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
えーと、、、まあエヴァンゲリオンです。
そんなに力を入れる気はありません。
私は邦画専門ブログのつもりなんですが弱小なんです。
人気タイトルは大手の雑多ブログに全部持っていかれるんですよ。今回は遅きに失してるし。
コナン映画も一生懸命書いても、大手ブログに持っていかれてきたからなぁ。
私のエヴァンゲリオン知識
TVアニメ、旧劇映画、漫画、ここまでの新劇は一通り見てきています。
一時期考察している動画をずっと見てました。
物語の歴史順に神の目線でまとめられた動画。
※最後に続きがあるよみたいなことが出ますが、続きは作成されてません。でも、これが一番わかりやすいです。
平たく言えば、宇宙人の置き土産をみんなで取り合ったって話です。人を指す言葉の中で「リリン」が人類。「アダム」「リリス」「使途」は宇宙人。
ここから先は シン・エヴァンゲリオン劇場版 の感想です。ネタバレしてます!!
庵野監督の思惑失敗
ソースが見つからないので私が見た夢だったのかもしれませんが、何かの記事で「エヴァンゲリオンはガンダムのようにみんなで作っていけるようになるといい。何をやっちゃってもいい。エヴァンゲリオンの枠を私が壊す」って言っているのを読んだ覚えがあります。
今回で、もうエヴァンゲリオンは庵野さんにしか作れないってことになったし、キャッチフレーズが「さよなら、エヴァンゲリオン」になってる。何かをあきらめたのかもしれませんね。
ゼーレや碇ゲンドウの上の存在。ループの終了
渚カヲルがループを示唆していました。
「円環」って言葉をまどマギ以外で聞くことになるとは思わなかったよ。
この世界はずっとループしているそうです。涼宮ハルヒの「エンドレスエイト」と同じというとわかりやすいかな?
TV版と違う世界ではないそうです。TV版の世界は失敗したので、新劇版の世界になったようです。新劇版になるまで何万回も失敗したんでしょう。渚カヲルは碇シンジに何万回もあってきたのでしょう。
何万回も繰り返した中で渚カヲルが見出したのが、加地リョウジ。サードインパクトをニアサードインパクトにできたのは加地リョウジが渚カヲルから円環で起きたサードインパクトとそれを止めた時の話を聞いたからかもしれません。
その渚カヲルと同じ存在として作られ、円環の世界をずっと見てきているのが、真希波・マリ・イラストリアス。
渚カヲルはある程度はアダムやリリスの遺志を継いで動いてきたけど、自分の価値観で動いていたのがマリ。その姿はユダこと「イスカリオテのユダ」のようなので、冬月に「イスカリオテのマリ」と言われていました。
本作の碇シンジは円環を止めて、時間を進めました。最後のシーンのパートナーがマリだったのは、渚カヲルと同じように円環の世界を見てきたからですね。
最後のシーンのメインはシンジではなくマリだったのかもしれません。
最後のシーンの後ろに「ATS OK?」と書かれていました。ATSとは「自動列車停止装置」のこと。
円環を止めて次にいこうとか、自動停止はもうしないよとか、どう思うかは見た人次第かな?
ほかの作品からのリスペクト?
ずっと話してきたのは円環の理
役目が終わったら、とりあえず殺しちゃうとかが全殺しの富野っぽかった。
マイナス宇宙もみんなが勝手に作って使っている概念らしい。
残念だったところ.マイナス宇宙
1.結局、思想や概念の話。
TV版の最終回が完全に思想の話でした。
旧劇のラストも、アヤナミがでかくなった後は思想の話になってました。
今回は、現実に足を置いた話になるのかと思ってました。非現実的な南極の状況までは呑み込めた。けど、マイナス宇宙になってからは呑み込めなくなっちゃったなぁ。宇宙、しかもマイナス宇宙だから何でもありってことなんですが、それじゃ思想の話と変わらない。結局「現実的な暴力ではなく話し合いでしか解決しない」ってゲンドウが言ってるしなあ。
2.時間の概念を排除できなかった。
ついでにマイナス宇宙という宇宙をさらに不可思議な世界を作ったけど、「時間」って概念はどうやってもついて回るんですね。「早く槍をシンジに届けないと!」の”早く”に引っかかってしまいました。
ひょっとしたら、槍と槍を届けることが、現実(南極)と思想(マイナス宇宙)をつなぐってことだったのかもしれないけど、、、、うーん、、、、。
ほかの残念だったところ。
1.
アヤナミレイが村に溶け込んでいく姿が後で使われないのは少し残念でした。シンジがへこんでいて動けないっていうのを長時間描写しなくちゃいけないんだけど、それだけだと画が持たない。だからアヤナミレイの不思議体験が入ってたと思うんですが、本当に尺つなぎの意味しかありませんでした。
2.
「太古に宇宙人が技術を持ち込んだ。ゼーレは技術を使おうとした。ゲンドウがのっとってユイに会うため私的利用して人類を巻き込んだ」は変わらないのね。
3.
マイナス宇宙に行った後、シンジとゲンドウが戦います。その最初がやっすい3Dでした。プレステ2あたりのCGっぽかった。絵の力はその前まででかなり見せてもらいましたから、そういう演出なんだろうけどなあ。ちゃんとやるとゲンドウがエヴァンゲリオンを操る違和感と対面しちゃうし、これでいいんだろうけど、ラストバトルなわけだしなぁ、、、、。
タグと評判
タイトル:-シン・エヴァンゲリオン劇場版-
シン・エヴァンゲリオン劇場版 の評判
4.27/5.0 (yahoo映画 2021/04/08)
その他
私のこと
いろいろやろうとしてすべてが中途半端になってました。
・このブログ:中断してた。
・始めたyoutube:始めたてなので楽しかった。
・サイト作成グループから撤退:半年たってもサイト立ち上げが見えない。その後の楽しい雑談にも興味がわかなかった。撤退。