フレデリカ LOVE 邦画<ネタバレ>

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映画『春待つ僕ら』65点/女子中学生が夢みる高校生活!すべては「※ただしイケメンに限る」/ネタバレ感想と評価

f:id:frederica2014:20181219030243j:plainイケメンにしか許されない雑なイイ子イイ子

 

 

こんにちは。フレデリカです。

 

春待つ僕ら - 作品情報

作品情報

wwws.warnerbros.co.jp

  • キャスト:土屋太鳳さん 北村匠海さん 小関裕太さん 
  • 監督:平川雄一朗さん
  • 脚本:おかざきさとこさん 
  • 公開日:2018.12.14
  • ジャンル:俳優フューチャー
  • 上演時間:109分
  • レーティング: G

あらすじ&鑑賞前感想

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 高校入学を機に“脱ぼっち”を目指す美月だが、何をやっても上手く行かない。そんな美月のバイト先に、校内で人気のバスケ男子4人が突然現れ、美月の平凡だった日常をひっかき回す…。一見チャラいが実はバスケに真剣で、仲間を大事にする彼らの素顔を知り、次第に心を許していく美月と、「大事なものがきっと見つかると思うよ」と美月を励ます永久。お互いが気になり始めた時、美月は幼なじみの亜哉と再会。高校バスケ界期待の選手に成長していた亜哉は「僕の気持ちは変わらないよ」と告白する。全国大会で対峙する永久と亜哉!全てを掛けた勝負が始まる。美月は複雑な気持ちを抱えつつ、一方で弱い自分を乗り越えるため、ある挑戦をするが―。

春待つ僕ら || TOHOシネマズ

 監督は平川雄一朗さん。うちのブログ的には『僕だけがいない街』ですね。TVの人であり、アイドルPVの人っぽいです。

明らかな俳優フューチャー映画ですね。

正直言えば、邦画の網羅にこだわってなければスルーしていた映画です。

ていうか今からでも「ボヘミアン・ラプソディ」を見に行くべきかしら?

 

そういったわけで期待はしてません。面白いかどうかというよりは私には合わないだろうからです。

土屋太鳳さんがかわいい!イケメンがイケメンだ!という感想で終わるんじゃないかな。

 

 

ここから先は 春待つ僕ら の感想です。ネタバレしてます!!

 

春待つ僕ら - キャラクターと俳優

バスケ部イケメン四天王は、流川や仙道みたいな超高校生級というわけじゃないみたいです。

人物相関図

春待つ僕らの人物相関図

春野美月 - 土屋太鳳さん

2018年現在で23歳だから撮影時は22歳かな。高校の制服が似合っていてきれいでした。仲間内で”丸の内OL”とか言われてそうだけど。

イケメンを見る映画なのに土屋太鳳さんがかわいいので、ずいぶん一生懸命見てしまいました。

 

ただ、どうしても違和感が。土屋太鳳さんはやはりプレイヤーです。前線に立つ人です。部活に入らないでバイトしているってのはイメージ違う。プレイヤーのたまり場にマネージャーっぽく店員っぽく世話する側じゃないよなぁ。あの健康的な褐色の肌は。

 

ところで、彼女はバスケできないんですね。

バスケコートに出入りしておいてバスケやらなかったの?

浅倉永久 - 北村匠海さん

流川的な雰囲気で、流川よりももちょっと素直。劇中で美月が言っている通り、同じ目線の高さで一緒に上がっていく正統派イケメンでした。

 

他に女性に優しいイケメン、勢いのイケメン、バックアップイケメンと好きなイケメンを選び放題ですね。

 

神山亜哉 - 小関裕太さん

美月のあこがれの同性から、一歩先行く年上の異性へ。でもちゃんと自分を見ているという年上イケメン。

美月のバイト終わりを店前で何時間も待っているとか振り向いてくれるまで待っているとか一途ですね。私がやったらストーカー扱いだけど。

 

春待つ僕ら - ネタバレ感想 ( 65 / 100 )

女子中学生の夢!すべては「※ただしイケメンに限る」

帰りの電車で美月を送るために永久は3駅乗り過ごしたらしいですが、駅のホームで別れるぐらいなら送らなくてよくない?ああ、そうか、俺がやったら無意味な遠回りだけどイケメンなら優しいエスコードなのか。

 

最初のバスケ部の試合シーンで帰りたくなったよ。見ているこっちが恥ずかしくなったよ。その場にいたファンの女の子をまとめて一つにして応援するなんて、部活の応援に行ったことのない女子中学生がする妄想だよ。

中学生のみんなへ!高校になったら自然に恋人ができると思ってないかい!?頑張んないと夢見た青春は過ごせないぞ!

 

思ったより良かった 

鑑賞前感想で書いた通り、ターゲットが私ではないから面白く思えなくても仕方ないと思いながら席に座りました。

痒すぎる演出やベタを通り過ぎて帰りたくなる場面とか多々あったのが確かです。

最後まで飽きずに見たよ。事件らしい事件もあったんだかなかったんだかって感じなんだけどね。

画面を持たせたのはイケメン4人+1ではなく、土屋太鳳さんでしょう。

土屋太鳳さんがプレイヤーであり、サポーターや引っ込み思案ではなく引っ張っていくキャラの方が似合うと思っています。そういう意味では本作でも土屋太鳳さんはプレイヤーさんだったかもしれない。

 

どうしても言いたいことが。「関係ないから」

 インターハイ予選で多田(杉野遥亮さん)が張り切りすぎて負けてかつ捻挫します。

全治二か月と聞いた美月が「(大事に至らなくて)よかった」と声を掛けますが、「負けて何がよかったんだよ!」と食ってかかりました。

 

永久はフォローするために言います。「春野は関係ないから」

 美月は深く傷つきました。

次のシーンのラストで「美月も仲間だよ」と言ってました。

わざわざ作った壁はどうなったの?葛藤やすれ違いなしで解決なのはちょっと、、、、。さすが俳優フューチャー映画だ、人間の内面を掘るつもりはないらしい。

 

春待つ僕ら のベストシーン

映画のキモ

亜哉との1on1に負けた永久が、美月にタオルをかぶせて「待っててくれ」というシーン。

女性はうっとりでしょうね。 

冗談

ラス前に永久が3人の前で「美月が好きだ」と言い出した時に、うなずく二人と、全く気付いてなかった多田(杉野遥亮さん)

きれい・かわいい・色っぽい

土屋太鳳さんの制服姿とか、それで上目使いとかかわいかった。けど湯上り姿とかはなし。残念。

 

春待つ僕ら の評判

3.45/5.0 (yahoo映画 2018/12/18)

様々な角度からほめたりけなしたり。そんなに角度の多い映画じゃないと思うんだけどね。

 

その他

私のこと

鑑賞が平日の20:30開始になっちゃったので、私以外は女子三人組と女子二人組でした。

場違いなのはわかっていたので、スタッフロールが終わって明るくなる前に速攻で逃げました。

 

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監督:-平川雄一朗さん-

脚本:-おかざきさとこさん- 

俳優:-土屋太鳳さん- -北村匠海さん-  -小関裕太さん-  -磯村勇斗さん- -杉野遥亮さん- -稲葉友さん-  -泉里香さん-  -佐生雪さん-  -緒川たまきさん-