こんにちは。フレデリカです。いっぱい人が入ってました。さすがにTVドラマの続き。
コンフィデンスマンJP - 作品情報
作品情報
- キャスト:
- 監督:田中亮さん
- 脚本:古沢良太さん
- 公開日:2019.05.17
- ジャンル:テレビ会社制作
- 上演時間:116分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
華麗に大胆に人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)ダー子、ボクちゃん、リチャード。次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名をもつラン・リウ。彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、3人は香港へ。ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。そして以前ダー子達に騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!?史上最大のコンゲームが始まる!
フジテレビの月曜日21時のドラマの映画過だそうです。月9ですね。いまでも月9ってブランドはあるのかしら?
そのドラマは見たことありません。wikipediaを読むと3人チームの詐欺師ですね。
3人の中の掟として「万が一命の危機に陥る事態が起こっても助け合わない」というものがあるが、結局は事前に仕掛けていたトリックなどで助け合っている。
だそうです。私の中に出てきたのはマンガ「借王」でした。
エロあり狡猾あり人としての腐りあり
土山しげるさんはお亡くなりになったそうです。ご冥福を。
脚本の古沢良太さんはリーガルハイの人。リーガルハイは知っていました。見たことはないけど、裏社会を軽い感じで描きながらスカッとさせてくれるドラマ
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月9ドラマだから全然違うものに仕上がっているでしょうけど。
ま、フジテレビの映画なのでデート用です。月9ドラマの続きの映画のようだし。気楽に見よう。
ここから先は コンフィデンスマンJP の感想です。ネタバレしてます!!
コンフィデンスマンJP - キャラクターと俳優
ダー子:長澤まさみさん
太っていない長澤まさみさん。きれいでした。
でもキングダムの時の楊端和の方がきれいでした。
ボクちゃん:東出昌大さん
あれ?東出昌大さんってこんなに演技下手だったっけ?朝ドラのごちそうさんは普通に見れたんだけどな。
東出昌大さんはこの映画を最後に子育てに集中して、杏さんが稼ぎに出るそうです。ハイスペックな夫婦だ
リチャード:小日向文世さん
あまり活躍せず、連ドラの時はメイン回があったんですかねー。
モナコ:織田梨沙さん
正体のよけ方はうまかったです。こいつがスパイなんだろうなと思ってたんですが、ギリギリでそうではなかった。きれいなミスリードでした。
伏線と裏書きが楽しく、フジテレビテンプレートで作られた映画です。いろいろなことに対して整合性がとられるように作られてます。ストーリーと仕掛けはちゃんとネタ晴らしがされてました。でもモナコが泣くほどの心変わりをしていたタイミングはわかりませんでした。
姉妹役でラン・リウに近づいたあたりから?いや、ダー子がジェシーをまだ好きっぽいことを嬉々として報告してたからなぁ。
ラン・リウ:竹内結子さん
もう一ひねりするなら、ダー子を出し抜いて30億をひとりじめするって形になると思います。悔しがるダー子たちと金に囲まれるラン・リウの構図。
ま、デートで見ると楽しい作品なので、そんな細かいことは必要ない映画です。
それにしてもきれいだったなぁ
ジェシー:三浦春馬さん
かっこよかったっすよ。彼を見るためだけに一本の映画を作ってもいいほど。その辺の「俳優フューチャー映画」よりもよほどかっこよかったです。
赤星栄介:江口洋介さん
日本のマフィアなので「悪いこと」する人なんでしょうけど、映画の中で「悪いこと」が描かれてないので、彼が出し抜かれてもスカッとしなかった。
コンフィデンスマンJP - ネタバレ感想 ( 65 / 100 )
若いころには好きだった展開でした。でも今は大味すぎて、なんだかなぁという感想。つまりは若い人たちのデートにぴったりですね。それにドラマの映画化なので細かいことはいいお祭りなのかもしれないです
求めるどんでん返しの違い
高視聴率のドラマだよ、そのお祝いだよ、お祭りなんだよ!と言われると何も言い返せませんが、、、
オチが規格外すぎて引く。そこまでいくともうご都合主義です。すべての違和感も不整合も、「最初から作戦通りでした」とぶん投げられちゃうとなぁ、、、、。
「どんでん返し」を「ギャグ」とたとえてみます。
若いころに求めていた「ギャグ」って”異世界”であり、今の私が求めている「ギャグ」って”視界の端っこの景色”のことなんですよ。
アンジャッシュの児島さんのギャグに以下のような流れがあります。
「大島さん」
児島さん「児島だよ!」
この「大島さん」が”視界の端っこの景色”です。
これを小学生がやるとこうなります。
「ラインハルト・フォン・ローエングラムさん」
児島さん「児島だよ!」
「ラインハルト・フォン・ローエングラムさん」は”異世界”です。名前間違いネタで過激なこととか、他とは違うこととか、突拍子もないことが面白いと思ったんですね。「大島さん」に比べて興がなくなってます。
本作のオチは「突拍子もないことが面白い」でした。それは興がなくなっており引いてしまいました。
舞台が海外であること
元の舞台が自国なのに、舞台を海外に移す作品はろくなものがありません。なぜ海外に行くのか、現実ラインを下げるためです。
日本に着た後はもうめちゃくちゃ
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韓国に行ったら好き放題
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フィリピンで好き放題
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詐欺バトルなのに、現実ラインを下げてきましたか、、、、と感じました。人気ドラマのご褒美お祭りだから、スタッフ皆で海外に行きたかっただけかもしれませんけど。
コンフィデンスマンJPに感じた若いころには好きだった大味
詐欺師バトルものって昔から好きだったんですが、そういった作品の肝って「優勢な詐欺師が心の弱いところを狙われて逆転」が常なんですよ。それがつまらなかった。今回は詐欺の腕で負けかけたのに、詐欺の力だけで上回ってます。昔はこんな展開を望んでたんですけどね。
あ、わかった。「詐欺の腕で負けかけ」てないんだ。全部がダー子の手のひらの上なんだ。ドラマのころからダー子がこんな大仕掛が得意だったのか、映画だから仕掛をでかくしたのかはドラマを見てなかった私にはわからない。
映画だけ見た私は、スケールを超えたダー子の仕掛についていけませんでした。
でも「こまけーことはいいんだよ!!」には至りませんでした。
何を提示しておけば、ご都合主義にみえなかったのか
全てが後出しだったのでご都合主義に見えたわけなんですが、どうすれば私の好きな”視界の端っこの景色”のオチに見えたのか
- モナコの正体を先に提示
- ダー子たちの真のターゲットを先に提示
- ダー子の本当の目的(ジェシーへの復讐)を先に提示
- ダー子とラン・リウがつながっていることを先に提示
どれも前を見せちゃうとが先が読めちゃうか、、、、
コンフィデンスマンJP のベストシーン
映画のキモ
冗談
香港にたどり着いてタイトルが表示されるまでの流れ。
別に面白くもなんともなかったんですが、この軽さが私の知っている月9でありフジテレビテイストだよなぁ。
今思えば、冗談テイストを使いながら話を大急ぎでまとめていたのはここまででした。初見の人に説明しなくちゃいけないことがあるけど時間をかけたくない。そのバランスのとり方は見事だったかもしれない。
きれい・かわいい・色っぽい
ラストのラストで打ち上げパーティに現れた竹内結子さん。
こっちの竹内結子さんもきれいです。
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コンフィデンスマンJP の評判
3.0/5.0 (yahoo映画 2019/05/18)
その他
私のこと
春眠暁を覚えず?職場で12時になった瞬間に突っ伏して寝るようになってます。