こんにちは。フレデリカです。
きみと、波にのれたら - 作品情報
作品情報
あらすじ&鑑賞前感想
大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会い、二人は恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」再び会えたことを喜ぶひな子だが…。二人はずっと一緒にいることができるのだろうか?港が再び姿を見せた本当の目的とは?
監督は湯浅政明さん。うちのブログとしては「夜は短し歩けよ乙女」ですね。描きたいテーマのために時空をゆがめまくった作品(ほめてます)。ゲリラ演劇ってなんだよ(ほめてるんだってば)
www.frederica-movie-review.com
「夜は短し歩けよ乙女」を見る限りは期待してハードル上げて見に行っちゃってよさそう。ワクワクしながら見に行こう。
ここから先は きみと、波にのれたら の感想です。ネタバレしてます!!
きみと、波にのれたら - キャラクターと俳優
雛罌粟港 - 片寄涼太さん
プロの声優がいないのは、俳優による客寄せ狙いじゃなくて片寄涼太さんの声優技術レベルのせいですね。一人でもプロの声優がいたら片寄涼太さんの下手さが際立っちゃう。
でもギリギリ。雛罌粟港ってキャラがあんな大人しめで大人になったのは片寄涼太さんの声優レベルのせいだろうなぁ。
顔を出さない状態で、どうにかなるほどの人気とイケメンパワーがありますか?
向水ひな子 - 川栄李奈さん
ちょっと遅くなりましたが、ご結婚おめでとうございます。
『きみと、波にのれたら』はあなたのおかげで成立しました。
きみと、波にのれたら - ネタバレ感想 ( 50 / 100 )
エグザイルテンプレートで作られた作品でした。
主人公に近い存在だけど主人公ではないのに主人公ということにされているエグザイル関係者。もちろんイケメン。
歌がキーアイテム。
テンプレートがLDHそのもの。
企画のコンセプトが全く同じ構成です。LDH作品
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最初は楽しかったです
雛罌粟港が生きているうちは楽しかったです。気持ちの半分はリア充爆破しろと思ってましたが。
素なのか演技なのか分かりませんが、歌が下手なのがアジになってました。
何より消防隊がかっこよかった!雛罌粟港ではなく消防隊全体がかっこよかった。
雛罌粟港と向水ひな子がお互いに影響を受けつつ、自身の世界が広がっていく姿が楽しかったです。気持ちの半分はリア充爆破しろと思ってましたが。(大事なことなので2度言った)
60分の中だるみを耐える価値があるかはあなた次第
雛罌粟港が死んじゃってから、大火事になるまでの中だるみ感はすごい。話をどこに持っていきたいのかわからなかった。死人が本人しか見えないホラーものにしたいわけじゃないのはわかったし、死人が見える気になっている精神的な病的なものにしたいわけじゃないのもわかる。だからこそ何がしたいのかわからなかった。
その中だるみを超えて最後に波に乗ります。
私が見ている環境が
- 六月で空気が蒸している
- もうすぐ来る夏が待ち遠しい。
- 映画館の大画面
と揃っているからクライマックスのサーフィンシーンにカタルシス・解放感を感じました。
けど、
- ドテラを着てこたつに入っている
- 卓上には雪見大福
- テレビの画面
だと、どうかなぁ、、、、。
きみと、波にのれたら のベストシーン
映画のキモ
クライマックスのサーフィンシーン。
向水ひな子のサーファーレベルが超一流だって設定ですが、そこまでそれを描写するシーンがなかったんですよね。もったいぶられているのに見ている間は気になっていなかったのに、「待ってました!」とテンション上がりました。
冗談
トイレの水と話をする向水ひな子
トイレにおいてある花瓶の水でよかったんじゃないの?
きれい・かわいい・色っぽい
向水ひな子がずっとビキニ姿でしたが、そこではなく、
二人のHシーン。 寝ている向水ひな子に反対側から雛罌粟港が出てきてキスするところ。実写じゃやりすぎてて引いたろうな。
きみと、波にのれたら の評判
3.29/5.0 (yahoo映画 2019/06/27)