こんにちは。フレデリカです。
ダンスウィズミー - 作品情報
作品情報
- キャスト:三吉彩花さん やしろ優さん chayさん 三浦貴大さん ムロツヨシさん 宝田明さん
- 監督:矢口史靖さん
- 脚本:矢口史靖さん
- 公開日:2019.08.16
- ジャンル:アクション
- 上演時間:103分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
OL静香が何よりニガテなのはミュージカル。しかしある日突然、催眠術をかけられ、音楽を聞くと所構わず歌い踊りだしカラダが止まらなくなってしまう。携帯の着信音、駅の発車メロディ、テレビや街中で流れるどんな音楽でも、踊りたくないのに自分の意に反して勝手に歌い踊りだしてしまう・・・!仕事もお金も失いながら、催眠術を解くために催眠術師を探して日本中を駆け巡るが…。ひとクセもふたクセもある人々との出会いが巻き起こす予想外の展開に爆笑!果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか―?
監督は矢口史靖さん。
うちとしてはサバイバルファミリーですね。
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ここから先は ダンスウィズミー の感想です。ネタバレしてます!!
ダンスウィズミー - キャラクターと俳優
鈴木静香-三吉彩花さん
楽しそうでした。
モデルがデビューというよりも、ダンサーがモデルとしても活動しているんだろうなと思ってました。
wikipediaをみるとダンス系の経歴が全くない。『ダンスウィズミー』でダンスも演技もはじめてに近いっぽい。
すげーな、演技に違和感は感じなかったし、ダンスも楽しく見れたよ。
斎藤千絵-やしろ優さん
駄菓子屋さん事件の方じゃなくて、芦田愛菜そっくりさんの方。見ている間「あの事件からよく映画のメインまで復帰したもん、、、、違う違う違う、こっちはモノマネ芸人さんの方」とずっと訂正してました。
彼女の生き方の雑さがよかった。雑すぎてマーチンを追いかける情熱があることに違和感を感じちゃったけどね。
山本洋子-chayさん
一番かわいかったです。
催眠術指導 -十文字幻斎さん
スタッフロールで名前を見つけました。
本当に十文字幻斎さんがかかわってます?
催眠術の扱い方が雑なんですよね。十文字幻斎さんの催眠術はもっと丁寧 です。
雑すぎて催眠術がかからないだろってぐらい雑。
中途半端に催眠術を扱うよりも、これじゃダメってくらい適当な方が安全なのかな?
ダンスウィズミー - ネタバレ感想 ( 50 / 100 )
現実ラインを下げるのが遅れた
主人公の鈴木静香は丸の内っぽい超一流企業で働いています。んで、冒頭が女性社員たちのランチタイム。鈴木静香は少し窮屈さを感じています。
会社の場面では、下げる必要がなかったのでそのまま素直に見てました。
現実ラインを下げるべきとフックがあったのは姪っ子といった催眠術のシーンなんだろうな。”十文字幻斎さんの催眠術にはない手法だな、これでひっかかるか?”と思ったところで現実ラインを下げられればよかった。”メインが催眠術じゃないからテキトーだな”とエンターテインメントの嘘として処理しちゃったよ。
怖いにーちゃんたちがダンスバトルしてる時は「えー」と思いながらも現実ラインを下げられず。その日の夜には新潟に行かなくちゃいけないのに歌って日銭を稼ぐの数か所回れる時間があるとか、おかしいと思いつつも現実ラインを下げられず。
結婚式乱入とか貸衣装をそのまま着て行っちゃうとかでも下げられず。
現実ラインを映画と合わせて「こういうもんか」と感じたのは、船の中で行きずりのにーちゃんに車のカギを預けたあたりかなぁ。
気恥ずかしさが倍増
もともとのミュージカルって「突然歌いだす。戻って普通の演技を続ける」が気恥ずかしいく感じる人も少なくなかったです。タモリさんもそこを笑ってました。
私にとってのミュージカルの良さは歌い踊って感情を表現することによってスクリーンの中とみている側がシンクロしやすいことです。
その代わり「落ち着いて話せば20分で終わる」話を2時間かけて展開するってことになりますが。
、、、、あ、わかった。気恥ずかしさというか違和感の正体。
既存のミュージカルってそこまでの関係性を無視しないんだ。なぜなら感情表現だから。
『ダンスウィズミー』で最初に表現されたミュージカルシーンって鈴木静香に協力的すぎるんだ。突然踊りだす鈴木静香にだれも驚いていない。一緒に踊っている。
そこが妙に気恥しかったんだよね。
既存のミュージカルは普通に見れるんだけどね。
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※今の私の感覚は既存の価値観に縛られて安心しているだけなのかなぁ、、、。
その整合性は保っておいてほしい
現実ラインを下げるのに苦労した私ですが、それでも整合性を捨てたわけではありません。特に自分たちで提示してきたモノについては整合性を保っておいてほしい。
ロードムービーフェーズに入る前に鈴木静香はイイトコのレストランで踊りだします。そこで鈴木静香の世界では、すごく上手に踊り周囲を巻き込んで楽しく踊っています。
現実は鈴木静香が一人で暴れています。テーブル引きは3連続で大失敗。
つまり、一人で気持ちよく踊れるだけで客に見せられるわけじゃないんです。
それは小五の発表会でダンスから離れていたという実力の整合性としては正しいかもしれないけど、のちの展開とは合わない。
怖い人たちに連れていかれたけどダンスで平和に釈放されたりとか、クライマックスで舞台に上がって大喝采を受けるとかがつながらなくなっちゃった。
特に、テーブル引き3連続の失敗が痛かった。あれがなければ、レストランのシーンも”ダンスがうまいけど、見る気がない人たちの前で踊ってしまった”で飲み込めたかもしれないんだけどね。
最後のカタルシスは小さかった
”こまかいこたあいいんだよ!”で全部ぶっ飛ばすクライマックスシーン。
私としてはもうちょっとだったような感じもするんだけど、頭の隅に「実際に着ているのはTシャツだよな?」が残ってしまいました。
現実ラインを下げるのが遅れた分、乗り切れませんでした
”こまかいこたあいいんだよ!”で全部ぶっ飛ばしたチアダン
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最後がそっちを選ぶほどでしたっけ?
クライマックスも終わり、会社に戻るシーン。鈴木静香を村上涼介が待っててくれてます。それを振り切って鈴木静香は斎藤千絵との夢の道を選んだわけですが、、、。
斎藤千絵の夢への熱さがそれほど語られてない。斎藤千絵との絆もそこまでには感じられない。
会社フェーズも女性陣と軽い窮屈さも感じてたけど簡単に捨てる決断をできるほどの圧迫感は感じてない。むしろステップアップができたところで社会人生に陽が刺したところ。
輝く社会人生活を捨てるほど斎藤千絵の夢に傾ける必要を感じられませんでした。お互いの生活をしながらたまに酒飲めばいいように見えたしね。
今回とは逆なのに違和感を感じたサバイバルファミリー
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ダンスウィズミー のベストシーン
映画のキモ
テーブル引きを3連続で失敗する鈴木静香
このシーンが残ってしまい、どうしてもその後の「歌とダンスで魅了」が心に入ってきませんでした。
客が怯えながらもテーブル引き自体は成功していれば、違ったかもしれないけどね。
冗談
鈴木静香の実家に行ったときに雑誌で顔を隠す斎藤千絵
笑っちゃった。
きれい・かわいい・色っぽい
会社で踊っているときに突然跳ね上がったスカートの中。
パンツが見れるわけがないんだけどね、心の準備ゼロでそんなチャンスシーンが飛び込んできたからびっくりしちゃった。
ダンスウィズミー の評判
3.32/5.0 (yahoo映画 2019/08/20)
楽曲
その他
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私のこと
前回のグーグルペンギンアップデートからアクセスが冷えたまま戻らない、、、、、。好きなことするかなぁ。
時事ニュースって思惑通りに懐かしめるんだよなぁ
DVDで見たときに「ああ、あれがあったときに公開してたやつか」みたいな感じで。