「私がモテてどうすんだ」を見てきました。
個人的な見どころは、山口乃々華さんが富田望生さんの演技レベルにどこまで食いついていけるかです。
ところで、本作のどっかで「私ガモテて」 と助詞がカタカナになってたような気がするんだけど気のせい?
私がモテてどうすんだ
作品情報と鑑賞前感想
- キャスト:山口乃々華さん 富田望生さん 上原実矩さん 吉野北人さん 神尾楓珠さん 伊藤あさひさん 奥野壮さん 坂口涼太郎さん
- 監督:平沼紀久さん
- 脚本:吉川菜美さん
- 公開日:2020.07.10
- ジャンル:俳優ヒューチャー
- 上演時間:90分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
自分の恋よりもイケメン同士が恋する妄想に夢中な花依(富田望生)は、大好きなアニメキャラが死んだショックで1週間も寝込んでしまったら…なんと激ヤセして、超絶美少女(山口乃々華)に!そんな花依を好きになってしまう同じ学校のイケメンたち――六見先輩(吉野北人)、五十嵐くん(神尾楓珠)、七島くん(伊藤あさひ)、四ノ宮くん(奥野壮)。 恋愛興味ナシなのにモテまくる花依だが、ついつい彼らをBL目線で見て妄想してしまう…。「イケメン同士のカップリングが好きなのに、私がモテてどうすんだ~!」悩む花依が出す、想定外の答えとは?
監督は平沼紀久さん。wikipeidaによると裏方から出役まで何でもできる人。
原作と言い、役者の配置と言い、どう考えても私のような「いい大人の男の映画過鑑賞者は来んな!」の映画です。
軽い感じで見に行こう。
youtubeでアニメ版が見れます。7/20まで。
ここから先は 私がモテてどうすんだ の感想です。ネタバレしてます!!
私がモテてどうすんだ - ネタバレ感想 ( 45 / 100 )
キャラクターと俳優
ココの順番って、いつもはwikpediaの掲載順なんですが、本作では変更させてもらいました。三人で作った映画だからねえ。
芹沼花依(激ヤセ後) - 山口乃々華さん
ダンスがしっかりしているなと思ったら、エグザイル関係の方でしたか。
芹沼花依(激ヤセ前) - 富田望生さん
相変わらず唯一無二の存在感を出すお方ですね。
富田望生さんって確かに太いですが、あれって筋肉かもしれんなと本気で思ってます。
彼女を最初に見たのは、映画「ソロモンの偽証」でした。彼女が大型トラックにはねられてゴムボールみたいに吹っ飛んだシーンをよく覚えてます。
映画「チアダン」で激しいダンスを習得しますが痩せない。練習でかなりの運動量があったはずですが痩せない。あれはもう、痩せない努力をしてますね。
ダイエットのモデルケースとかの仕事が来ても断ってんじゃないかな。
映画「あさひなぐ」でかっこよく薙刀を奮っている姿にもう驚かなかったよ。富田望生さんならできるよなと思ったよ。
ソロモンの偽証
www.frederica-movie-review.com
チアダン
www.frederica-movie-review.com
あさひなぐ
www.frederica-movie-review.com
あまね - 上原実矩さん
心友。趣味のベクトルと震度が一緒という探すと見つけることが不可能な心友。親友というよりもさらに深い心友。
神尾楓珠さん、伊藤あさひさん、奥野壮さん
イケメン4人のうち3人。本作のメインターゲットではない私としては区別つかず。
イケメンの名前には数字が入っていますがそれが「4567」。wikipediaを見ると1~8を使ったイケメンがみたいです。9が別の意味を持っているのか、wikipediaに乗せるほどじゃなかったのか、登場させられなかったのかはわからないです。
吉野北人さん
イケメン4人のうちの一人。私から見ると唯一キャラの使い分けがされてた人。
坂下 - 坂口涼太郎さん
坂口さんはwikipediaによると「バイプレーヤーとして存在感を放ち、個性的な顔立ちと独創的な演技により「クセメン」(=クセの強い)俳優と称される」。
確かにそうなんだけど、髪型ぐらいは変えてくれないと私の中で永遠に「ちはやふる」のひょろってことになりそうです。原作とそっくりなんだもん。
物語の感想
ストーリー:ない。
冒頭の10分ぐらいでストーリーを追うのをやめてたんで構わないんですけどね。
それでも中盤に入るぐらいまでは「演劇のメインを張るのが部員じゃないんなら、潔くなくなっちまえ!」とか思ってたんですけどね。「かわいいは正義」 って文法すらむなしい。
なお、wikipediaによると脚本さんは4人いるらしい。
三人で作った映画
富田望生さん、山口乃々華さん、上原実矩さん。
役者一本でプロ根性がしっかりしている富田望生さん。本業がダンサー&モデルの山口乃々華さんが同一人物として成立させるのは、相当大変なことでしょう。
花依のスタートは富田望生さんなので、その目線で山口乃々華さんを追いかけます。でも違和感感じませんでした。いきなり演技がドヘタになって興ざめするようなこともなかった。富田望生さんがギャグパートもシリアスパートも多く背負ってたけどね。
その二人をうまくジョイントしていたのが、あーちゃんこと上原実矩さん。どっちの隣にいても全く違和感がないの。上原実矩さんのおかげでどちらも花依だって認識できました。
三人に追加するなら坂口涼太郎さん。破滅している(というか最初から整合性を保とうとしていない)話を、テンションと勢いで成立させようと頑張ってました。
ターゲットはどこ?
本作のターゲットは間違いなく10代腐女子です。イケメンのBLしているのをみてキャーキャーいう映画です。
だけど最初に「シティハンター」ぼけをぶっこんできました。反応できるのは40代以上。メインターゲットは男性だぞ。
監督の平沼紀久さんは43歳。シティハンターが直撃してますね。この映画のメインターゲットであろう10代女子を完全に置いてけぼり。
ま、私は楽しかったけどさ。
アニメスペシャルのエンディング。30分アニメのendingは見つからなかった。歌っているのはTMネットワークさんじゃありません。
富田望生さんの話。
若い娘さんだから「全ての人間はきれいな私を見て!」が至上命題であろうに、バイプレーヤーとしての唯一無二の存在感を放っている富田望生さん。
伊集院光さんが深夜ラジオで、ディスに近いほめ方をしてました。
NETFLIX「宇宙を駆けるよだか」でブサイクであることがキャラクターの存在意義の役を富田望生さんがしていたそうです。
上記と同じような感じで伊集院光さんとしては褒めてるんですよ。ただし1女性として考えたときに必ずしもほめてないんですよ。だからこそその根性と演技レベルをほめてたんですよ。
伊集院光さんは午前中にラジオ番組を帯で持っていて、その朝のラジオにゲストとして富田望生さんを呼びました。その仕事ぶりを見て伊集院さんが富田望生さんの話を聞きたくて呼んだらしいです。
富田望生さんの俳優論や考え方を引き出し、ひたすら感心する伊集院さん。深夜ラジオと違って鋭い言葉は使いません。コーナーが終わり、スタジオを出るときに富田望生さんが言ったそうです。
「深夜の方のラジオ聞きましたよ」
どうやらそっちの話もすると思っていたらしい。伊集院さんは度肝を抜かれたそうです。
聖地巡礼(笑)
演劇が行われた会場。私が本作を見た映画館の10分ぐらいのところにあります。
私がモテてどうすんだ のベストシーン
映画のキモ
頼んできたくせにデブったのを理由にヒロインを下ろさせた演劇部。痩せたらもう一度頼んできた演劇部
演劇部が厚顔無恥というよりは、本作が「ストーリー?なにそれ美味しいの?」レベルでストーリーを気にしていない象徴。
他に
ラストの舞台上でイケメン主人公二人がキスしているときに、客席で感動している演劇部員
お前らは裏で仕事してるんじゃないの?見ているとしても舞台袖からじゃないの?
本作が「整合性?なにそれ美味しいの?」レベルで整合性を気にしていない象徴。
冗談
花依を美女に戻したいイケメンの前に颯爽と現れるあーちゃん
かっこよく登場して、「この人なら何とかしてくれる!」感がありました(笑)
ところで、このシーンでイケメンの誰かが「いつも突然現れるな」って言ってたんだけど、まともに顔を合わせるのはこのシーンが初めてじゃない?没になったシーンがあったのかな?
きれい・かわいい・色っぽい
カップリングを二人でゴロゴロしながらもだえ苦しむ富田望生さんと上原実矩さん。
かわいかったよ。
少し話が飛びます。最初にアニメのキャラが死んで富田望生さんが一週間寝込みます。私は「ありえねーよ」と思う側の人間ですが、実際にいるんでしょうね。動画は外国の方の反応ですが、日本にも同じように感情移入する方はいるんでしょう。
タグと評判
タイトル:-私がモテてどうすんだ-
監督:-平沼紀久さん-
脚本:-吉川菜美さん-
俳優:-山口乃々華さん- -富田望生さん- -上原実矩さん- -吉野北人さん- -神尾楓珠さん- -伊藤あさひさん- -奥野壮さん- -坂口涼太郎さん-
私がモテてどうすんだ の評判
3.61/5.0 (yahoo映画 2020/07/15)
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