こんにちは。ヤンです。
- キャスト:神木隆之介さん 有村架純さん
- 監督:大友啓史さん
- 脚本:岩下悠子さん 渡部亮平さん
- 公開日:2017.03.19
- ジャンル:青春
- 上演時間:139分
- レーティング:なし
映画『3月のライオン』の見どころポイント
- タイトルはラストに出てきます。切り替えが難しいですが、小学生の時の両親や妹のお葬式が終わって、高校生になったら本編開始です。私はプロローグその2が始まったのかと思ってしまいました。
- 将棋界の人間は人としての品性がないように見える。
- 前篇/後編の映画の新しい『前編』の形
では『3月のライオン』のネタバレ感想です
こんな作品でした。
映画『3月のライオン』の評価は65/100
事故で家族を亡くした桐山零(神木隆之介さん)は父の友人で将棋のプロである幸田柾近(豊川悦司さん)の家に世話になることになる。
しかし将棋が至上主義の家で、零の居場所はない。零が実力を上げると子供たちは零につらく当たった。
高校生なりプロ棋士になった零は幸田家を出た。
プロローグを二時間見せられたような気がする。
いつ始まるのかなーと思ってました。
将棋界の人たちはあんなに性格が悪いの? ってぐらいヤナヤツが多い。
癖がある人たちってことなら楽しいんですけどね。
癖のある楽しい人。
一応、名人までつながった。
零が宗谷冬司(加瀬亮さん)までつながりました。後藤(伊藤英明さん)や島田(佐々木蔵之介さん)が乗換案内みたいな役どころになって、最後に見送りました。(対峙はできていな、名人はまだ零のことを気にしてないけどね)
もともと関係性がない高校生が名人とつながりができるってのは見事だと思いますが、後藤や島田の乗り捨て感が半端ないなあ。二人とも後編にも出てくるんだろうけどさ。
そういえば、あれやってたね。テーブルゲームものでよくやるあれ。
超上級者同士の対決の中で、主人公だけが正解を見つけるやつ。
ヒカルがサイを超える一手を見つけた時、サイは去っていきました。結果、つまらなくなってしまったマンガ
プロローグ
たぶん小学生編がプロローグで高校生編は本編なんでしょうけど、零の表情が暗いままなのもあって、全てプロローグに見えるんだよね。
原作の最初の方を読んだことありますが、最初から川本家に出入りしていて(寝泊まりしていると思ってた)「実家(今思うと幸田家だね)の人たちと暖かい世界を構築できなかったけど、自分を待ってくれている人たちがいる」ってスタートでした。
物事を時系列で見せるのは正しいと思います。変な風にこねて物語が崩壊したり客がついてこれなくなってしまったりするので。
でも、零の顔が心機一転!って感じじゃないから、そのままプロローグの続きに見えちゃうんですよ。そのままのテンションで気が付いたら義父であり師匠を倒しているんですよ。
私は師匠と戦う以上の展開を探してたのかなぁ。零対島田、島田対後藤、零対山﨑、後藤対宗谷。どれも盛り上がりに欠けました。
どうでもいいですが、零対山﨑ってはじめの一歩でいう一歩対真柴みたいだよなぁと思いながら見てました。真柴の汚い手で宮田君が負けて東日本新人戦決勝。
私の見てきた前後編ある映画たちと違う
ちはやふる、64 、ソロモンの偽証はそうであり、だからこそ青春モノは盛り上がるとおもっているんですが、
結末を考えずに盛り上げちゃっていいんです。
前編は後編にむけて盛り上がって終わります。これすげえ!後編はどうなっちゃうんだ!?で終われます。制作にとって一番楽しい時間だと思います。
盛り上がります。後編に大期待!!です。
ちなみに青春モノも一緒です。「僕たちの未来はこれからだ!」で結論をぶん投げちゃっていいので、盛り上がるパーツだけで終われればいいので作りやすくあります。
物語をまとめるというのは大変難しいです。世界を破壊する壮大な敵を主人公が倒せる現実味を与えた結果、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」になってしまうことが多いです。
話をまとめた結果、後編がつまらなくてもOKなんでしょう。興行的には前編後編を足して平均を上回ったり損益分岐点を超えれば合格点なんでしょう。前編で盛り上げておかないと後編に来てくれないしね。
そんな感じで、私は前編のラストで壮大な盛り上がりをしても期待しないようになってしまいました。前編のラストあたりが一番の盛り上がっているポイントなんですよ。
それがこの映画は違いました。前編がすべてプロローグなんです。後編の予告を見ると前編になかった滑走感がありそうなんです。
前編で作った設定を思いっきり使っていそうなんです。
、、、、あ、私、予告にだまされてる?
映画『3月のライオン』のCAST
☆は前半で”将棋界はロクな人間がいない”と思った人。後半に印象が変わる人もいます。
桐山零-神木隆之介さん
宗谷とのつながりの中継地点がほしかったとはいえ、香子と不倫する後藤にくってかかるのはよくわかりません。零と香子がお互いを心配するような間柄に見えなかった。(香子が零に懐いてきてはいるけどね)
将棋界を犠牲にして零が窮屈さを感じている世界を作ったけど、川本家で救われているように見えなかったなぁ。その辺もプロローグで終わったと思った要因の一つかな
神木隆之介さん出演作品
幸田香子-有村架純さん☆
単なるチャラ姉さんとして出てきましたが、将棋に真摯だったからこそ曲がっちゃった人。後藤と付き合っているのは将棋界(父親)への復讐?
零を見下してにくく思いながら、実は零にしか本心が言えない寂しい人。
弟さんは引きこもりになってしまったそうです。アニメだと香子と同じ人が声を当てているので、ちょっとしか出てきてない?ってことは弟さんは後編も出てこない?
有村架純さん出演作品
- 『何者』感想/評価:65点/拓人(佐藤健さん)の自意識過剰、里香(二階堂ふみさん)の依存症。
- 『アイアムアヒーロー』70点/王道なパニック
- 『僕だけがいない街』70点/片桐愛梨(有村架純さん)は必要だったか?
- 女子ーズ/バカに無駄に豪華な女優陣!桐谷美玲!/藤井美菜!/高畑充希!/有村架純!山本美月!
- 思い出のマーニー/有村架純さんの声に違和感なし。
川本あかり-倉科カナさん
零を拾った人。そしてどうやら零の半裸を見た人(笑)
川本ひなた-清原果耶さん
年齢的にヒロインになりそうなんだけど、そんな感じでもない人。
清原果耶さん出演作品
川本モモ-新津ちせさん
マスコット。サキに泣かれて、ひなたが泣けなくなっちゃった。
こうして川本家の人々を見ると、物語の軸としては弱くなっちゃうのかなぁ。だから零の安らぎの場所として、はっきりとは、機能しきれていない?
二階堂晴信-染谷将太さん☆
原作ではあんなに目つき悪くありません(笑)
なぜ零を運命のライバル視してたのかは一瞬出てきたけど、なんか説明ぽかったね
染谷将太さん出演作品
島田開-佐々木蔵之介さん
私の中の将棋を撃つ人のテンプレートみたいな人。
後藤戦はなんとなく、零が勉強会で言ってたことを思い出してたような感がありました。それで勝てたかな?零の師匠が、零のおかげで少し強くなり、 零の敵である後藤に勝ったのかな?
佐々木蔵之介さん出演作品
宗谷冬司-加瀬亮さん
羽生さん。揺るぎありませんね。
後藤政宗-伊藤英明さん☆
零のラスボスに位置する人。けど、島田師匠とのつながりを作ったので、役目は終えたかな?後は香子が考えることですよ。
伊藤英明さん出演作品
幸田柾近-豊川悦司さん☆
最初に師匠をさっくり倒しちゃうから、始まりが分からなかったよ。
豊川悦司さん出演作品
川本相米二-前田吟さん
川本家の人。というよりも、将棋ファンの代表。
林田高志-高橋一生さん
零の理解者。でも、学校でインターネット(しかもストリーミング)をやっちゃダメっすよ。
神宮寺崇徳-岩松了さん
柳原朔太郎-斉木しげるさん
将棋会運営事務局の偉い人たち。
三角龍雪-中村倫也さん☆
松本一砂-尾上寛之さん☆
将棋ではなく、先輩としてのプレッシャーをかけてきたので、将棋界ってこういうもんかい?と思った人達。(私の勘違いの部分もあったけどね)
山崎順慶-奥野瑛太さん
始めの一歩でいう真柴。汚い手を使うと思われているけど、本人も一生懸命だということになる人。
ビジュアル的にはゲドーに似ているけどね。
安井学-甲本雅裕さん☆
香子はなんでこの人の情報を零に渡したの?零の邪魔をしたかったの?んで、なんで香子はこの人の情報を持っていたの?
、、、ってのはどうでもいいんですが、
対局後、忘れ物に気づいた零が安井を追いかけます。その時、上着を着て自分の荷物もしっかり持って追いかけてきました。忘れ物で追いかけるのなら、対局の時のままで追いかけてこない?
甲本雅裕さん出演作品
川本美咲-板谷由夏さん
板谷由夏さん出演作品
主題歌とサントラとか関連グッズ
主題歌 とサントラ
原作 とアニメ
監督さんと脚本さん
大友啓史さん監督作品
俳優さん
映画『3月のライオン』のまとめ
- プロローグが長い、、、と思ってたら、おそらくクライマックスであろう新人戦が始まった、、、、と思っていたら後編のためのプロローグだった。
- 零の絶望を描き、川本家を唯一の光とするためとはいえ、前半の将棋界の人たちの性格が悪すぎる。勝負の世界は厳しいから、ではなく純粋に性格が悪い。
- そういえば幸田さんとこの弟さんが出てきませんでした。後半は出てくるのかな?
映画『3月のライオン』のベストシーンとセリフシーン
ベストシーン
香子が始めて例のマンションを訪れた時に風呂場で足先を温めていた時の
香子(有村架純さん)の脚。
その後の半裸よりも色っぽかった。
セリフシーン
島田に負けた零に後藤の一言
A級なめるな
見ている私も島田を雑魚キャラだと思ってました。なんやかやで最終的には勝つと思ってました。
映画『3月のライオン』の評判
4.29/5
yahoo映画より(2017.03.19現在)
原作ファンの中に納得できていない方々もいますが、おおむね好評。
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監督:-大友啓史さん-
俳優:-神木隆之介さん- -有村架純さん- -倉科カナさん- -清原果耶さん- -新津ちせさん- -染谷将太さん- -佐々木蔵之介さん- -加瀬亮さん- -伊藤英明さん- -豊川悦司さん- -前田吟さん- -高橋一生さん- -岩松了さん- -斉木しげるさん- -中村倫也さん- -尾上寛之さん- -奥野瑛太さん- -甲本雅裕さん- -板谷由夏さん-
最近の世の中
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