こんにちは。ヤンです。
忍びの国を見てきました。人物の配置がよかったのに、使い切れてない感が満載でした。最後の方に大野君が「俺は何やってんだ」と言ってましたが、こっちが「俺は何に付き合わされたんだ」だよ。
公式ホームページ(www.shinobinokuni.jp)がなくなっていたのでamazonに変更
- キャスト:大野智さん 石原さとみさん 鈴木亮平さん 伊勢谷友介さん
- 監督:中村義洋さん
- 脚本:和田竜さん
- 公開日:2017.07.01
- ジャンル:テレビ会社制作
- 上演時間:125分
- レーティング:なし
映画『忍びの国』の見どころポイント
- 大野君カコいい
- 大野君vs変態仮面
- お国・平兵衛・大膳の配置がかなりよかったのにね。
では『忍びの国』のネタバレ感想です
- 映画『忍びの国』の見どころポイント
- 映画『忍びの国』の評価は30/100
- 原作未読でもわかる原作無視感、、、と思っていた
- 迫力のバトルシーン!
- 虎狼の輩とかいう無頼者
- 映画『忍びの国』のCAST
- 主題歌とサントラとか関連グッズ
- 映画『忍びの国』の3ポイントまとめ!
- 映画『忍びの国』の評判
- タグ・その他
こんな作品でした。
映画『忍びの国』の評価は30/100
時は戦国。魔王・織田信長は諸国を次々と攻め落とし、天下統一に向けひた走っていた。しかし、その信長でさえ攻め入ることができなかった、たったひとつの国。それが伊賀。そこに棲むのは人を人とも思わぬ人でなしの忍者衆だった。そんな忍者のひとり、神出鬼没の無門は、彼の前ではどんな堅牢な門も意味をなさない、と称されるほどの伊賀一の凄腕だが、普段は無類の怠け者で、女房のお国の尻に敷かれる日々を送っていた。ところがある日、ついに織田軍が伊賀討伐の兵を挙げる。
最強織田軍 対 伊賀忍び軍
圧倒的な戦力で伊賀に攻め込む織田の軍勢。伊賀は武力・兵力では到底かなうはずもない。しかし、忍びの軍団は秘策を用意していた。TOHOシネマより
お国(石原さとみさん)のバックボーンを説明してくれ。
無門の訃報を聞いた時にショックを受けていましたが、私は「あん?」と声が出ました。戦地に行けって言ったのはお前だよ。
スタッフロールの中に「エグゼクティブプロデューサー - 藤島ジュリーK.」って見えました。あー、ジャニーズさんか、ジャニーズさんね。
悪名高い「怪物くん」も藤島ジェリーさんが関わっているみたい。大野君、一度外に出てみませんか?じゃないと九月に事務所を辞める先輩と同じ方向になっちゃうぞ
原作未読でもわかる原作無視感、、、と思っていた
観覧客の多さ(朝の2回は前日の時点で予約で満員だった)は大野君人気というよりは原作のクオリティの高さでしょう。忍者の体術じゃなくて忍者の価値観が面白かったんじゃないかなと思います。
無門を中心に置いているけど、事態の進行や言いたいことはお国・平兵衛・大膳が表現してたんじゃないかな。
、、、と思ってたんですけどね。
脚本を書いたのは原作の和田竜さんです。
あれ?ひょっとしてこれで正しいの?
致命傷:お国がわけわかんない。
一人できれいな着物を着ていてその着物の綺麗さを持続しているのは目をつぶるとして。
無門がどこかの城に忍び込んで、お国が自分の意志で無門についてきたのはわかった。けど、なんでついてきたんだかわからない。劇中では「無門に金があっていい暮らしができるから」ということになってますが、そんなことはないと思うんですよ。無慈悲な子供への訓練で身を挺して守るぐらいですから。お国は無門に何か光るものを感じて、言われるがまま攫われてきたはずです。(ひょっとしたら、お国暗殺依頼を実行しきれずに無門がかくまっているかもしれませんが)
当時の侍の価値観や伊賀の里の価値観とは違う現代の人間とを同じ価値観を持つ女性として配置されたと思うんだよなー。すべての人の命を大切にすべきというか。
無門が合戦上に戻る理由はお国が戦おうとしたからです。お国が戦おうとしたのは「子供たちを守るため」と見せかけて、「生まれた土地を捨てるのは悪」だと思っていたから。(その子供たちも散歩しているときに一度見かけただけですが)
土地を捨てるのが悪いことって価値観もよくわからない。だってお国自身も国を捨ててきたんでしょ?んで目の前に国を捨てる人間がたくさんいるじゃない。お国が大事にしなくちゃと思うその土地は土着してたやつらさえも捨てるほど執着ないんだよ。
無門が彼女のために違う誰か(例えば親)を捨ててきたってんなら、彼女の「その人たちを捨てられない!」ならまだ心の落としどころがあるんですが、別に誰のために戦って来いってわけじゃないんですよ。
無謀な戦いをしろ!と言っときながら訃報を聞いたらショックを受けるとか意味わかんないですよ。死なないとでも思ってたのか!
暗殺術はすごいが心が成長してない無門がお国によって現代の価値観に触れ、道徳観のある人間に成長するのが綺麗な流れだと思うんですねー
お国・平兵衛・大膳の配置がかなりよかったのにね
無門を中心に置いているけど、事態の進行や言いたいことはお国・平兵衛・大膳が表現してたんじゃないかな。
お国
上に書きましたが、読者と同じ現代人の価値観を持っていた人。
平兵衛
忍びの里がおかしいと気づいた人。お国が「現在の価値観と忍びの里の価値観の違い」なら平兵衛は「当時の日本の価値観と忍びの里の価値観の違い」。お国と平兵衛はこの物語で対の存在で真っ白な無門が二人に影響されていくもんだと思ってました。全然違ったけどね(笑)
ま、結局は話の展開につかわれただけで、親父さんの術中だったわけですが。
こいつにとって大敵は親父さんなんだけど、なんで下忍たちを殺せるの?、忍びの里ごとなくなっちゃったほうが世の中のためだと思ってたんだっけ?。それにしたってひどくない?
大膳
当時の価値観の人。お国や平兵衛と深く会話してほしかったけど、そんなシーンなかったね。特にお国と話してほしかった。お国に影響の受けた無門の変わっていくさまを観察できたような気がする。クライマックスに対峙して「こいつ、変わったか?」という顔をするみたいな。
ガンダムのアムロに対するランバラルのような立ち振る舞いをしてほしかった。
ま、結局は話の展開につかわれただけで、ラスボスでさえありませんでしたが。
迫力のバトルシーン!
無門が「金払うからたたかおーぜ!」の口約束であんなにやる気になるとは思えませんが、、、、
集団バトル
HiGH & LOWの方が楽しめました。体術が違いすぎます。
1対多
大野くんの体術やらダンスやらは大したもんだと思いますが、その動きに対して後からCGの槍を足しているのがよくわかるんですよ。素直にダンスを見たのなら楽しめたかもしれないけどね、殺陣として見ちゃうと、、、うーん、、、、。
大野君対弓矢
大膳の陰から放たれた弓矢を後ろに飛んでよけます。けど槍は追いついてくる。飛びながらきょろきょろしてたら、身代わりの術に使った人形を見つけて、それを拾って防ぐ。、、、、そこまでできるんなら、矢を握って軌道を変えるぐらいできそうだよなぁ。
大野君vs変態仮面
唯一まともに見れたアクションシーンです。なぜタイマンになったんだかよくわかりませんでしたが(無門は平兵衛の挑発に乗る必要がない)。
ヒロインさんはちょっと名前を変えられました。
虎狼の輩とかいう無頼者
外から見ると怖いけど、忍びの里の内部には自治があったんじゃないの?
十二家評定衆の価値観って当時としてはアリじゃない?
親父の術中だった平兵衛は悔しいでしょうが、価値観としてはアリだよなぁ。自分らの利益のために戦争状態を長引かす。現代の価値観では褒められた考え方ではないけど、いつの時代にもいたらしいしなぁ。
私としては
・下忍の危険なミッションを売る十二家評定衆も
・敵なら簡単に雑兵を叩き殺す武士も
大して変わりませんよ。
https://hlo.tohotheater.jp/images_net/movie/014252/GALLERY014252_1.jpg
価値観の方向性を一つにしてもらえませんかね?
クライマックスに一番強く思ったんですが、下忍たちは個人営業主なんですかね?「忍びは金次第で動く、侍のような忠義はない」とはたまに聞くことばですが、それにしたって秩序ぐらいあるだろうよ。十二家評定衆を取締役会とした会社なんじゃないの?なんで簡単に無門に牙を向けられるの?仲がいいかはともかくとして身内なんじゃないの?
下忍があんな奴らだったら、お国はあんなにきれいな格好はしていられないと思うよ。無門が留守にしたら翌日には光のない目になっていると思うよ。
うーん、、、、なんか気持ち悪い。大野君が石原さとみさんをかばうシーンが作れれば、理屈はどうでもよかったんだろうけど、、、、気持ち悪い。
映画『忍びの国』のCAST
無門-大野智さん
人の命に興味がないという悪い意味での無邪気で、そのうちに変わっていくと思ってたんですけどね。そういった話ではなかったらしい。
お国-石原さとみさん
たぶん、深い話になった時の一番のキーパーソンになると思うんだけど、大野君カコいいという映画なので、全く訳の分からない人になってしまいました。
石原さとみさん出演作品
下山平兵衛-鈴木亮平さん
変態仮面!
鈴木亮平さん出演作品
- 『海賊とよばれた男』感想/評価:40点/構成がめちゃくちゃ、、、
- 『ルドルフとイッパイアッテナ』感想/評価:68点/外で出会う尊敬できる人
- 『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』85点/ふざけ方が調度いい
- 『俺物語!!』/永野芽郁さんのかわいさと鈴木亮平の濃さ
- 予告犯/生田斗真さんも鈴木亮平さんも脱ぎません!(笑)
日置大膳-伊勢谷友介さん
濃ゆい人。信雄の涙を見て、ついていくこと決めたようですが、なんか、、、軽いんだよねぇ。
伊勢谷友介さん出演作品
織田信雄-知念侑李さん
無門はなんで忍び込んだんですかね?お金をもらったわけでもないのに。
さらに挑発されて何で殺さなかったんですかね?
知念侑李さん出演作品
北畠凛-平祐奈さん
無門に対して、死をもって当時の価値観を教えた人。牢にあんなもの持ち込めないだろうけど目をつぶろう。
平祐奈さん出演作品
北畠具教-國村隼さん
登場シーンで、「あ、ラスボスだ」と確信するほどの存在感でした。
國村隼さん出演作品
下山甲斐-でんでんさん
とーちゃんは家族を犠牲にしてでも、平社員たちに給料を出せないほど会社がだめになり始めたんですよ。
主題歌とサントラとか関連グッズ
主題歌 とサントラ
原作 とアニメ
監督さんと脚本さん
俳優さん
映画『忍びの国』の3ポイントまとめ!
- 原作レ〇プだと思ってたんだけど、ご本人が脚本書いてんじゃ、それについては何も言えないな、、、、、。
- お国・平兵衛・大膳が話をまわして、まとめるのが無門って配置でいいと思うけど。
- 最後に「伊賀の里は滅ぼされたが、人々は散り、その魂は現代人まで受け継がれているのさ」的な感じで終わりましたが、それを誇らしく思うほど、伊賀の里の方々は素晴らしい人たちとして描かれてませんでしたが、、、。
映画『忍びの国』の評判
3.07/5 yahoo映画より(2018.06.20現在)
大野君ファンならいいんじゃない?(←書いている人たちは大野君ファンじゃないっぽい)
アクションとしてみたらそれなり。
タグ・その他
タグ
監督:-中村義洋さん-
脚本:-和田竜さん-
俳優:-大野智さん- -石原さとみさん- -鈴木亮平さん- -伊勢谷友介さん- -知念侑李さん- -平祐奈さん- -マキタスポーツさん- -立川談春さん- -國村隼さん- -でんでんさん- -満島真之介さん- -きたろうさん-
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