こんにちは。フレデリカです。
ナミヤ雑貨店の奇跡を見てきました。129分は長いよ。
「ナミヤ雑貨店の奇跡」上映時のおしっこ情報!
どうしても我慢できなくなりクライマックスの直前にトイレに駆け込んだ私からのアドバイスです。
劇中で、ステージ上の女性(門脇麦さん)が歌い始めます。そこで少しでも尿意を感じてたら、トイレに行っておいた方がいいです。そこが前半の終わりに差し掛かったぐらいです。女性が歌い始めて、ステージから歌が流れた状態のまま浜辺でPVみたいな映像になります。体感的に5分弱ありました。
映画を見るようになって、おしっこで席を立つのは初めてでした。負けた気がしたよ。
ナミヤ雑貨店の奇蹟 - 作品情報
作品情報
- キャスト:山田涼介さん 西田敏行さん 尾野真千子さん 村上虹郎さん 林遣都さん 成海璃子さん 門脇麦さん 鈴木梨央さん 萩原聖人さん 小林薫さん 山下リオさん 手塚とおるさん PANTAさん 吉行和子さん
- 監督:廣木隆一さん
- 脚本:斉藤ひろしさん
- 公開日:2017.09.23
- ジャンル:青春
- 上演時間:129分
- レーティング:なし
公式HP
あらすじ
2012年。幼馴染の敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。今はもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くー。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に忍び込んだのは偶然ではなかったのかー?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命は一変する。
TOHOシネマより
当代きっての売れっ子作家の東野圭吾さん原作ですね。
監督は廣木隆一さん。ちょっと調べたら、私が見たことがある「さよなら歌舞伎町」を中心にミニシアター系を活動してきて、近年は全国劇場にも進出してきたように感じます。そのころの映画の一つの「オオカミ少女と黒王子」を見たことがあります。
私が見た「さよなら歌舞伎町」「オオカミ少女と黒王子」は私にはピンときませんでした。今回は東野圭吾さん原作だし、私の感覚にフィットするかな?(偉そうですみません)
告知PV
ナミヤ雑貨店の奇蹟 - ネタバレ感想- 評価:50/100
小説しかできないことと小説では許されないことってあると思います。
映画だから表現できることと映画では表現してはいけないことがあると思います。
そのすり合わせができていない感じ。
一番わかりやすいのは丸光園が火事になった時に、松岡がセリの弟さんを助けに行った時ですね。2階のテラスにいたんなら、そのまま飛び降りればよかったんじゃないの?
地面がアスファルトじゃないっぽかったしなぁ。1階の天井を高く作っているようにも見えなかった。
小説なら構造の説明か飛び降りる選択肢はないという描写があったんだろうなぁ(その場の心の声ではなく昼間のシーンとかで描写するとか)と思いながら見てました。
すべてが一本につながる!というよりは、、、、
ナミヤ雑貨店と丸光園の中だけで完結させた物語です。
全てがきれいにつながっているというよりはご都合主義に見えました。
「また丸光園関連だ!」ではなく「また丸光園につながるのかよ、、、、、」って感じ。強盗三人組が丸光園の人間だと早々と提示されているので人間関係を濃縮しすぎでした。丸光園とつながっていないのは自分問題で100点をとれることにした教師ぐらい?
長い。
小説はオムニバスなんですかね?「迷える子犬」の投函があった時、また新しいキャプチャー始めるのかよ、強盗三人組の話をまとめて終わろうよと思ったのが正直な気持ちでした。おしっこもしたかったし。
グリーンリバーの話は必要だったかい!?差し込むとしても丸光園との関係はもうちょっと薄くしてもよかったんじゃないかなぁ。多様性がなくてご都合主義にしか見えなかったよ。
主人公の不在が長い
強盗三人組のインパクトが大きく三人の関係性がとても魅力的に感じました。私の中で完全に三人組が主人公として固定されました。
静かに登場した浪矢店主(西田敏行さん)を軸に動く過去フェーズは主人公不在に見えました。
浪矢店主は冒頭から出てきてますが、まともに動き出すのが1キャプチャーを終えたあとなんですよ。魚屋ミュージシャンの話が解決してからなんですよ。だから浪矢店主を主人公として把握できなかったんです。画面に主人公がいないのはストレスになります。それが長いと何が主題の物語なのかわからなくなる。
最初のキャプチャーである魚ミュージシャンの相談を受けたのは強盗三人組。その後の相談を受けたのは波矢店主。特殊設定(時空を超えて手紙のやり取り)を作ったなら、そのルールを順守してもらわないと混乱してしまいますよ。
そしてクライマックスまで行っても主人公の深堀が浅い
最終的には3人の出生が明らかになるかなと思ってました。グリーンリバーの子供が誰かにつながるのかなと。
世界がナミヤ雑貨店と丸光園しかないしご都合主義で作られているんだから、金髪のリーダー格だけでも出生を明らかにして「君も愛されて生まれてきたんだよ」ってことでよかったんじゃない?
主人公は「丸光園で育った」「孤児のために人を信じない」の枠から出てこないんだよね。
クライマックスで強盗した家に戻りましたが、「反省した」というよりは「やべ、間違えた!」でしょうね。
感動風味で、女社長のほうに歩き始めましたが許されないよね?警察も気づいてたみたいだし。女社長は三人が丸光園の関係者って知らないみたいだから、恐怖でパニックになりながら「こいつら!!こいつらです!早く捕まえて!!」だよなぁ。
ナミヤ雑貨店の奇蹟 - 関連グッズ
主題歌 とサントラ
原作とアニメ
俳優さん
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廣木隆一さん監督作品
- DVD『さよなら歌舞伎町』/前田敦子さんは締めだけ。 - フレデリカは日本映画ばっかり見ています<ネタバレ>
- 映画『オオカミ少女と黒王子』感想/評価:55点/二階堂ふみさんが主人公である理由。 - フレデリカは日本映画ばっかり見ています<ネタバレ>
浪矢雄治 - 西田敏行さん出演作品
田村晴美 - 尾野真千子さん出演作品
- 『いつまた、君と』感想/評価:75点/不完全な二人
- 『ミュージアム』感想/評価:40→70点/カエル男(妻夫木聡さん)のクライマックスのセリフで興ざめ
- 『後妻業の女』感想/評価:83点/小心者の豊川悦司さんとおおざっぱな大竹しのぶさん
- 『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』83点/ギャラクシー街道との違い
松岡克郎 - 林遣都さん出演作品
セリ - 門脇麦さん出演作品
- 『オオカミ少女と黒王子』55点/二階堂ふみさんが主人公である理由。
- アゲイン 28年目の甲子園/波瑠さんはベテランに囲まれて頑張ってました。
- 愛の渦/一番いい体はニートの池松壮亮さん。
- 闇金ウシジマくん Part2/門脇麦さん(藤枝彩香役)の体当たり演技がすごい。体の線は子供だけど
刈谷 - 手塚とおるさん出演作品
その他
評判
3.88 / 5 (2017.09.26 yahoo映画)
感動!って評と
感動ポルノ...て評。私は後者側ですね。
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脚本:-廣木隆一さん-
俳優:-山田涼介さん- -西田敏行さん- -尾野真千子さん- -村上虹郎さん- -林遣都さん- -成海璃子さん- -門脇麦さん- -鈴木梨央さん- -萩原聖人さん- -小林薫さん- -山下リオさん- -手塚とおるさん- -PANTAさん- -吉行和子さん-
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