こんにちは。フレデリカです。
響-HIBIKI- 作品情報
作品情報
- キャスト:平手友梨奈さん アヤカ・ウィルソンさん 北川景子さん
- 監督:月川翔さん
- 脚本:西田征史さん
- 公開日:2018.09.14
- ジャンル:青春
- 上演時間:105分
- レーティング:なし
公式HP
あらすじ&鑑賞前感想
スマートフォン・SNSの普及により、活字離れは急速に進み、出版不況の文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』。15歳の彼女の小説は、圧倒的で絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を及ぼす力を持っていた。響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。世間の常識と慣習に囚われた、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。響がとる行動は過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく―。
監督は月川さん。よく言えば平均ぴったりの人。
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お客さんとお金を出す人が、”とりあえず”納得できるものを提示できる人。
、、、んー、、、、ごめん、あまり期待してないかも。
告知PV
ここから先は 響-HIBIKI- の感想です。ネタバレしてます!!
響-HIBIKI- キャラクターと俳優
※文芸部の男二人は必要だったかね?
鮎喰響 - 平手友梨奈さん
欅坂46の曲の世界そのままの人でした。私は乃木オタが主体ですが、欅坂もそれなりに見てます。今年の正月に欅坂の記事を一本書いてます。
www.frederica-movie-review.com簡単に言うと「中二病まっすぐな楽曲の中心にいる平手友梨奈さんの心が心配だ」です。
紅白曲「不協和音」。
外仕事でも欅坂46のイメージを引っ張ったままなので心配すぎる。
昔は冠番組「けやかけ」で楽しく踊ってました。今は半年ぐらいまともに出演してない......。
心身ともに限界だった平手ちゃんは2017年の紅白歌合戦で倒れてしまいました。
祖父江凛夏 - アヤカ・ウィルソンさん
癖が強すぎる主人公なので明るい方を担当。わざわざ海水浴に行くという状況を作っておいて平手友梨奈さんは露出なし。その分、頑張ってました。
響の天才性を際立たせるための触媒でした。性格も家も才能も持っていたんだけどね。
花井ふみ - 北川景子さん
一番身近な大人の常識人。解説係。
響-HIBIKI- 50/100点 ネタバレ感想-
欅坂46のイメージのままの平手ちゃんが心配だ。
上に書いた通りです。外仕事なのに
- 大人に迎合しない
- 私は私の道を行く
- ♪ 支配したいなら僕を倒してからいけよ(不協和音)
欅坂46の楽曲イメージそのまますぎです。外仕事で平手さんの世界が広がるというよりは、より深みに入っていったように見える。
危険だと思うんだけどね。(←欅坂46のイメージとしては全く不要な心配)
ペンと剣
道徳的や今の社会的に、という話では全くなくね。
響は我ととおすために肉体言語と使ってます。それは最後まで変わらないんですが、この映画の結論は、やっぱりペンより剣の方が強いに決まってるだろ!ってことでいいのかな?
前半で肉体言語でしゃべった大人が味方し始めていたので、最後をうまくまとめればよかったんだろうけど、マイクを投げちゃったからなぁ。
響に対するあこがれ
響の成長がまるっきりない。
響が孤独スタートじゃないから、孤独だった響に仲間ができて、それを大切にしている。という感じでもないんだよね。
十代なら超然としている響にあこがれるんですかね。
、、、あ、思い出した。俺、十代のころに響にあこがれてたわ。
私にとってのあこがれの「響」。レイストリン・マジェーレ
平野先生のおっしゃったレイストリンは、ドラゴンランスシリーズに登場する才能はあるがたいそう病弱ゆえに強大な力を求める魔法使い。劣等感を抱えて育ったせいでかなり性格が悪く目的のためなら手段を選ばない。
— ゆべしちゃん (@yubeshi1987) March 28, 2017
図は日本版と海外版の彼のヴィジュアル比較。 pic.twitter.com/GiYmOxveE8
ただ、いま思うとなぁ。私はスクールカーストの最下層だったんですよ。
- うまくしゃべれない
- 突然の肉体言語
- 自分を曲げたくない。
コミュ障でそれを直さずクラスメイトにマウントを取りたかっただけだったかもしれないなぁと思うよ。
そっちの道を歩いてきた人間としては、うまくしゃべれなくても練習がてらにしゃべって自分の気持ちを伝えることをしてた方がいいよ。と言いたくなるなぁ。響にあこがれない方がいいですよ。
みんな、ルフィが好きだねぇ
響は世間や自分が気にしないことは一切目に入りません。
芥川賞や直木賞という名誉あるタイトルはどうでもよさそうです。
そんなことよりも凛香と仲直りすることや、いじめられているふみを守ることの方が大事だったりします。まんま、ルフィですね。突然の肉体言語も込みで。
あ、わかった。私が50点にした理由。
クライマックスに
「芥川賞と芥川賞のダブル受賞」という響にとっての外側と対になる
響にとっての大事な事件がなかったからだ。
記者会見で「ふみがいじめられた」という響にとっての大事な事件を作ってたけど、もう少し長いインターバルで作ってほしかったなぁ。
ところで、ファミレスからタクシーに乗るときに仲間が見送ります。その時に「響らくしくね」と言って仲間が送り出しますが、違くね?響の気性をちゃんと知っている仲間だからこそ「おとなしくしてろよ!」というんじゃない?
大人用ルフィ
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響-HIBIKI- のクライマックスの記者会見でマイクを投げつける響
肉体言語ばっかり使ってきた響がここで、論破するかなぁと思ったんですけどね。
言いたいことは、名誉よりも絆が大事ってことみたいです。ルフィみたい。
響-HIBIKI- のベストシーン
映画のキモ
冒頭で相手の指を変な方向に曲げる響
んで最後はマイクを投げケリを入れに行く。
「取り巻く環境が変わっても響は変わらない」という一本筋が通っているってことなんですかね。
「成長してないから最後も肉体言語に頼る」ってことに見えちゃったけど。
冗談
新人賞式で田中康平(柳楽優弥さん)にパイプ椅子で襲い掛かる響
個人的には面白いシーンでもなかったんだけど、場内の何人かが大爆笑してました。ツボにはまったらしい一人はずっと笑ってました。
ひょっとしたら、スカッとしたのかもしれないけど、笑うシーンだったか、、、?
きれい・かわいい・色っぽい
海水浴のアヤカ・ウィルソンさん。
少ない露出が妙にリアルでした。胸の飾りが風であおられているのもドキドキしました(笑)
響の評判
4.01/5.0 (yahoo映画 2018/10/15)
べたボメ。オトナのいうがままではない響の姿に感動。
その他
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監督:-月川翔さん-
脚本:-西田征史さん-
俳優:-平手友梨奈さん- -アヤカ・ウィルソンさん- -高嶋政伸さん- -柳楽優弥さん- -北村有起哉さん- -野間口徹さん- -小松和重さん- -黒田大輔さん- -板垣瑞生さん- -吉田栄作さん- -小栗旬さん- -北川景子さん-