こんにちは。フレデリカです。
走れ!T校バスケット部 - 作品情報
作品情報
- キャスト:志尊淳さん 佐野勇斗さん 早見あかりさん 戸塚純貴さん 佐藤寛太さん 西銘駿さん 阿見201さん 鈴木勝大さん 竹内涼真さん 千葉雄大さん YOUさん 真飛聖さん 竹中直人さん 椎名桔平さん ジュフ磨々道さん
- 監督:古澤健さん
- 脚本:徳尾浩司さん
- 公開日:2018.11.03
- ジャンル:青春
- 上演時間:115分
- レーティング:なし
公式HP
あらすじ&鑑賞前感想
連戦連敗、向かうところ負けばかりの超弱小チーム「T校バスケット部」。そんな通称T校と呼ばれる多田野高校に、バスケの強豪白瑞高校(通称H校)で1年生ながらエースとして活躍していたスタープレーヤー、田所陽一が編入してくる。陽一は親友をイジメから救った事で自分自身が標的となり、H校を自主退学していた。もう二度とバスケはしない――。そう心に誓い、勉強に専念する陽一だったが、新たな仲間たちとの出会い、脳裏に焼き付いて離れないリングに引き寄せられるボールの軌道が、陽一を再びコートへと駆り立てる。情熱と葛藤、仲間と家族、あきらめきれない夢―。陽一を迎えた新生「T校バスケット部」が全国大会に向けて走り出す!
告知PV
ここから先は 走れ!T校バスケット部 の感想です。ネタバレしてます!!
走れ!T校バスケット部 - キャラクターと俳優
田所陽一 - 志尊淳さん
ずっとチームプレイにこだわってきた陽一。最初の3on3をワンマンプレイで戦っちゃったら話はぶっ壊れてたはず。→もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな (もうぜんぶあいつひとりでいいんじゃないかな)とは【ピクシブ百科事典】
逆に自分で決めに行かないという欠点を竹内涼真さんが指摘してたから、それが別の問題なのかもしれないけどね
3on3で周囲を確認している敵からボールを一瞬で奪ったのはかっこよかったっす。レベル差を感じたっす。
私の世代的にどうしても流川と重なってました(笑)
矢島俊介 - 佐野勇斗さん
少年漫画の主人公を地でいく人。見ている方がかゆくなるセリフを何度も吐いてましたが、それが心地よくもあり。
「(白端高校のことは)もうお前だけの問題じゃないんだ」はかっこよかったよ。それを言うほど因縁が深まるのはその後だけどね。
私の世代的にどうしても赤木と重なってました(笑) 赤木ほどごつくないけど。
佐藤浩子 - 早見あかりさん
浩子、3年生の引退試合で「負けてへらへらすんな」はひどいと思いますよ。それは次の日でよくないですか?
ところで早見あかりさん、太った?7月に婚約発表したそうなので撮影時はすでにプロポーズされてたってことかな?幸せ太り?
なんにせよ、ご結婚おめでとうございます。
小山先生 - YOUさん
何も役に立ってはいない。ルール知らないし大会規律しらないし車運転できないし。
でもいてくれると元気になれますね。まっすぐすぎる浩子とのバランスが絶妙でした。
管理人 - 竹中直人さん
デウス・エクス・マキナ。ようするに水戸黄門。
モーガンさん - ジュフ磨々道さん
バスケ業界も海外俳優事情も疎くてごめんなんですが、有名な人なのかなーと思ってみてました。私にはわからないけど、「バスケ界の大物がゲスト出演なんだろな」と。
実際に日本で活躍したプロバスケ選手です。
このモーガンさん、原作にも出てきているようです。陽一のバスケ渇望を具現化した姿ですね。
1on1を見ながら、名シーン「安西先生、バスケがしたいです」を思い出してました。モーガンさんの役目は成功だし、私もうまく受け取れたよね。
白端監督さん
大学や社会人ならともかく、高校であんなに必死になりすぎて道徳と教育者としての立場を忘れちゃうようなオトナなんているわけが、、、ああ、いたなぁ、いっぱいいるなぁ、、、、。
<閲覧注意:子供にパラハラする人たち。見てて気持ちいいものではありません>
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白端高校の生徒を見ていると、自分がいかに恵まれてた再認識するよ。私は性格的にはサンドバッグにされる側だもん。真っ先にターゲットにされるタイプの人間だけど、そのルートを通らなかったんだもん。
少しずれるけど、白端高校みたいな強豪校部活って価値観がバスケのうまさであり、それでスクールカーストが決まるもんだと思ってました。なのでレギュラークラス(監督の加護もありそう)の陽一は上の方にいるかと思ってたんだけど、価値観が違うのかな?
走れ!T校バスケット部 - ネタバレ感想-
ザ・青春!!
といった感じでした。
特に転校してから寿司屋で決起会して使われていない合宿所に行くあたりまでが、王道すぎて心地いいですよ。クセの強いメンバー紹介とかね。
T校メンバーと絆が作られていくフェーズは楽しく見れました。その分、白端高校が絡んだ時のグダグダ感が目立ちました。
合宿所に行ったときに全員でモップ掛けをしますが、モップ股間レースはしないのね。モップを手に持つのではなく股間において走る。問題なく走れます。ですが誰かが邪魔に入ったり壁に衝突すると悶絶するというチキンレース(私は中学高校ともにやっていた連中がいたので全国区で行われているレースだと思ってます)
広げた風呂敷を一つ一つ丁寧に畳む
陽一を勧誘することに対する俊介とひろ子の温度差、親父さんへの隠し事などなど、丁寧に風呂敷を広げてはきれいに畳んでました。ベタだなぁと思いつつも丁寧に描かれていたから飽きずに見ていられました。
あ、恋の行方はあんなもんかと。原作でいえば10巻中1巻目の内容だけみたいだし。個人的には、俊介と浩子にはなんやかんやで揺るがない絆がある展開の方が好きだけどね。
奇麗に畳んでいるのに、一番大きな風呂敷だけがグダグダ。白端高校高校の絡み。
そこまできれいな流れだったので期待してみてた決勝戦当日の朝。
モーガンさんと再会してひろ子に呼ばれるところまでは期待値MAXまで上がってたんだけどね。
そこまでは学校組織の隠蔽体質と生徒間のいじめは別のテーマとして扱われていたのに、ラスボスを監督に設定して集約しようとして失敗した感じ。
VS生徒側(岡田君&中学生時代からの親友)
岡田君は、そこまで度を超えたいじめっ子だったのに、後半が始まったとたんにパワハラ被害者になりました。「つぶしてこい」とか日大アメフト部みたいなことを言われてました。
合宿時に俊介がいじめを止め、二人が謝罪していました。それを見ていた陽一は「T校でよかった」と思い、その夜に過去を吐露します。いじめの話はそこで風呂敷を畳めたってことなのかな?
私にはそう思えなかったけど。
監督のパワハラが岡田君をいじめに走らせたってことなら、岡田君はもうちょっとちゃんと紐づけしておいてほしかったなぁ。岡田君が性格が悪いことにしたいのかセンセイのプレッシャーに負けたことにしたいのかわからないまま決勝戦を見てました。コートの中で陽一との会話はおろか一言もしゃべらないんだもん。
中学生時代からの親友君は、、、クズかも。岡田君にイヤイヤ付き合わされるんじゃなくてノリノリで動画撮ってたみたいなので。
いじめからいじめっ子を救ったら、ターゲットが移動して、いじめっ子がいじめ側に回るのはよくある話&よくある展開です。
保身のためだったり、いじめっ子の命令に逆らえなかったりして、仕方なく加担することはあるかも。
だけど、彼はニヤニヤしてたなぁ。クズかもしんない。
VS学校側(組織&監督)
冒頭で白端高校に文句言いに行きましたが、話し合いにはレコーダーが必須ですね。
「この話を教育委員会にもっていくか、今の会話をyoutubeに流してやろうか」と二択を迫りたくなるほど、むかつきました。
最終的に監督がラスボスになり、明らかな時事ネタ(日大アメフト部)を使って悪の権化感を出してましたが、二つに分かれた白端高校パートを無理やり一つにまとめているようにしか見えませんでした。
監督の怒号を岡田君はいじめでストレス発散させていたってことなら、監督がラスボスでも飲み込める。だけど、二つは全く別件として描かれてたからなぁ。
どちらかっていうと生徒パートの方が主題っぽく見えていたから、学校パートに話を寄せたのがモヤモヤするんですよ。
んで監督は生徒から見放されるような感じで終わりますが、敵が内部分裂したところで陽一として作品を見ている私としてはすっきりしないよ。
白端高校の仲間割れを見て、陽一が「もういいや」とか言ってくれたらすっきりしたかもしれないけどね。
「あなたを許します」と超絶に上から目線で言って話を締めたシンデレラ。子供には広い心を持つことを教え、大人はすっきりするという高等技術。
www.frederica-movie-review.com
走れ!T校バスケット部のクライマックスの白端高校戦
そこまで悪役として話を引っ張ってきた岡田君が目立たずに、ラスボスの監督ばっかりに焦点が当たって不完全燃焼。上にも書きましたが、悪役をバトンタッチした感じがなかったからなぁ。ぽっと現れたラスボスのおかげでそこまでの悪役が放置された感が半端なかったです。
、、、、話の都合上しょうがないんだけどねの話。
県下有数の強豪校の白端高校は以下の状態のT校と互角です。かつ、負けました。
a.元レギュラーが鍛えただけで半年前は弱小高校だった
b.全員バスケと称して、技術の低い奴を出してくる。
c.エース級のレギュラーが第4Qにしか出場していない。
ま、しょうがないんだけどね。特に「b.全員バスケと称して、技術の低い奴を出してくる」は表現しておいてもらわないと私が納得しなかったろうし。
走れ!T校バスケット部のベストシーン
映画のキモ
決勝戦でポストプレーの健太君が気づかないうちにボールをとってゴールを決める陽一。
前半の3on3の時の動きと重なって、カッコよかったです。
冗談
きれい・かわいい・色っぽい
女子バレー部のストレッチ。白Tシャツ短パンのJKが二人一組になって柔軟していれば、それだけで眼福です。
気が付いたら女子バレー部はいなくなってましたね。バスケ部が体育館全体を使ってた。
走れ!T校バスケット部の評判
その他
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監督:-古澤健さん-
脚本:-徳尾浩司さん-
俳優:-志尊淳さん- -佐野勇斗さん- -早見あかりさん- -戸塚純貴さん- -佐藤寛太さん- -西銘駿さん- -阿見201さん- -鈴木勝大さん- -竹内涼真さん- -千葉雄大さん- -YOUさん- -真飛聖さん- -竹中直人さん- -椎名桔平さん- -ジュフ磨々道さん-
私のこと
平日のラス上映だけあって、私以外は1組のカップルしかいませんでした。
始めちゃったらどうしよう。でもそんな映画じゃねえしなぁ。とか思いながら見てました。
結局、何もなかったよ!二人の良識を疑ってごめん!