こんにちは。フレデリカです。
となりの怪物くん 作品情報
- となりの怪物くん 作品情報
- となりの怪物くん の3つのポイント
- 全体感想- 評価:65/100
- 春の闇は描かれない
- となりの怪物くんのクライマックスでバッティングセンターでホームランを打った雫
- となりの怪物くんのベストシーン
その1
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となりの怪物くん の3つのポイント
- 世の中にはイケメンと美女しかいないから、他人に興味を持ちやすいらしい
- 雫の母について深く語られないのは仕方ないけど、春の闇については描いてほしかった。
- 自分がイケメンになれるはずだ!私は美人のはずよ!と思える人は楽しく見れるでしょう。俺は無理だった。違う世界の事柄に見えた。
全体感想- 評価:65/100
話が深くなる要素を持っていたのに、浅いところで「イケメンと美女だから」で帰っていきました。
原作は13巻。最初の設定や出会いの速度が速いです。乱暴なしぐさもイケメンだから許されるし、美女だから強烈に意識したようにしか見えませんでした。ま、ある程度は飲み込むようにはしているんですけどね。
雫の誕生日に母とのつながりを作ったので、雫のことはある程度解決したように見えます。その解決の糸口を作ったのが春だったので絆や関係性はかっこたるものになりました。
で、次ですよ。
春の闇は描かれない
兄貴の誕生会に春の闇(というか過去?)があらわになり春の傷が浮き彫りになります。雫は勢いで、その古傷を丁寧になぞって深く傷つけました。
「春なんていなければよかった!」
(これが原因とわかっているなら兄貴が春に対して、あんなに強気なのは意味わかんないけどね。)
兄貴の心情、春が家出した理由(根本では優しいからってことになりそうですが)を中心にして、吉田家については整合性の合わないところが多いです。
兄貴の「春なんていなければよかった!」がショックだったから逃げ出したのなら、能力が高すぎる苦悩やそれを救う雫の姿があるはず。雫が再び傷つけてしまったからこそ癒す糸口ができたはず。
原作だと、春の救済ができているんですかねぇ。
となりの怪物くんのクライマックスでバッティングセンターでホームランを打った雫
喧嘩しても、時が解決した。時があいたいという気持ちだけを残した。、、、、といえば聞こえはいいんですけどね。
現実では時が解決するんですけどね、だからこそ物語では違うはっきりとした解決をしてほしいんじゃん。
となりの怪物くんのベストシーン
映画のキモ
パーティ会場を出た後の春と雫の喧嘩
ここまでを踏まえて何かが始まるかと思ったら、何も始まりませんでした。
冗談
春の住んでいるバッティングセンターで春の悪口を言う連中
ギャグにしか見えませんでした。原作ではもうちょっと違う配慮があったのかもしれないけどね。
綺麗
パーティでドレスアップした土屋太鳳さん
一回すかされてヤキモキしましたが、もったいぶられても仕方がないほど、綺麗でした!!