方言っていうと関西弁を聞くことが多いですね。彼らは方言を治す気がないというか。
日本の歴史って政府と文化が別個です。
政府が鎌倉行ったり室町行ったり江戸に行って、武力で権力を得ちゃった武士が好き放題している政治と違い、
文化と流行りの発信元って京都から動かなかったらしいんです。
絵、建築、詩、風流などなど。そして言葉も。この分野は野蛮で「俺が一番!」が最重要の武士よりも公家のほうが意識高そうだよね。公家は京都から動かなかったから文化の発信源がどこにも移動しなかった。
なので、2000年の間、日本語の言葉としてのレベルアップ(という言い方もおかしいですが)も
「京都」→「江戸」→「東北」
という流れなんです。。
つまり、東京で標準語とされた東京弁よりも、京都の関西弁が進化した日本語のようです。
なので、関西弁のほうが話しやすくて聞きやすくて理解しやすい。
関西人は生まれたときから慣れた言葉に標準語より言葉にプライドを持っているとかではなく、関西弁が上位互換なので標準語に戻れないんでしょう。
ちなみに佐渡島はその流れとは別個らしい。なぜなら全国各地(つまり京都からも)罪人が流されていたので、京都という最先端から言葉も仕入れていたので東北弁を使っていなかったと聞きます。
今週のお題「方言」