こんにちは。フレデリカです。
2018年ラスト!やっと見に行きました!
ボヘミアン・ラプソディー - 作品情報
作品情報
- キャスト:ラミ・マレックさん ルーシー・ボイントンさん グウィリム・リーさん ベン・ハーディさん ジョゼフ・マゼロさん
- 監督:ブライアン・シンガーさん
- 脚本:アンソニー・マクカーテンさん
- 公開日:2018.11.09
- ジャンル:人生・日常
- 上演時間:135分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
レディー・ガガが「史上最高の天才エンターテイナー」、ケイティ・ペリーが「今も最も影響を受けている」と称賛。それが伝説のバンド<クイーン>のリード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリーだ。彼の名前を知らなくても、「ボヘミアン・ラプソディ」、「伝説のチャンピオン」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などのワンフレーズを耳にすれば、誰もがたちまち心浮き立ち、思わず歌いださずにいられない。どうやってフレディは、世間の常識や既成概念に逆らい、従来の音楽を打ち破り、地上で最も愛されるエンターテイナーになったのか?なぜ、愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれたのか?
楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」
偉く人気なので見てきます。
公開開始が11.09で今日が12.31
二か月後の大みそかなのに近所の映画館の12:20がこんな感じ。
私はD列で見ました。首が痛くなった。
公開初日でも、こんなに席の埋まる映画はあまりないです。
QUEENと私
wikipediaの年表によると黄金期が私が生まれたころ、第二黄金期が小学生。スネ夫的立ち位置の同級生が利いていた可能性はあります。埼玉の田舎で私の有効範囲にはいなかったけど。
そんなわけでQUEENに思い入れはありません。
一般常識としてQUEENの存在は知っているし、CMなんかでよく流れている楽曲のいくつかがQUEENのモノであると知っている程度。
ラスト20分の当時の映像が神がかっているという噂を聞いてます。楽しみに見にいこうっと!
ここから先は ボヘミアン・ラプソディー の感想です。ネタバレしてます!!
ボヘミアン・ラプソディー - キャラクターと俳優
フレディ・マーキュリー - ラミ・マレックさん
私がそれほど詳しくないってことが大きいんでしょうが、フレディそのもの。
メアリー・オースティン - ルーシー・ボイントンさん
あんだけキレイなのになかなか相互の愛に巡り合えなかった人。
フレディは人として敬愛してたけど、メアリーが欲しかったのはそれじゃなかったんだよね。
それでも最後までフレディを見捨てなかった人。
登場シーンのライブハウスの通路で「ロングスカートださい」と言ってたから、彼女はどんな格好しているんだろと思ってたのに、全身像を映してもらえなかった。残念。
、、、、と思ったら、プロポーズ後、長尺で毛布一枚の姿でした。色っぽかった。
ポール・プレンター - アレン・リーチさん
売れてから近寄ってきたハイエナどもの象徴。
ロンドンで行われたクイーンズの記者会見で、ゴシップばっかり聞かれてフレディの視野が狭くなっていくシーンがありますね。そのゴシップを全部凝縮するとポールになりますな。
ポールは確かにハイエナですね。メディアにフレディをあんなふうに売るとは。
ジム・ハットン - アーロン・マカスカーさん
ゲイの人がポールやポールが連れてきたやつらのような倫理観ばかりじゃないと教えてくれた人。
だからこそフレディは家族にジムを紹介できました。
ボヘミアン・ラプソディー - ネタバレ感想 ( 80 / 100 )
普通の映画かなーと思っていたら最後の20分でまくられました。
ボヘミアン・ラプソディーの歌詞
クイーンが作った流れ1.なんですかね?
それまでは歌詞は意味がはっきりと通じなくちゃいけないという価値観しかなかったんでしょうね。ガリレオってなんでしょうね
日本じゃ「チョウチョウサンバ」とか「チャンバも走る」とかいう歌詞を持つ歌がレジェンドレベルの唄になってますな。その訳の分からなさもクイーンズが発祥なのかも
26年の刻を経て解明されたらしい
We Will Rock Youで客席との一体化
クイーンが作った流れ2.なんですかね?
それまでは勝手にタテ乗りしてヘドバンしてただけだったんですね。
舞台上と観客席の意識的な壁は厚かったんでしょう。
そこから舞台と観客席の一体化は色々進化していきましたが、We Will Rock Youの足踏みは特別枠。やはり元祖となるものは、その後に追従するものとパワーが違うのかもしれない。
日本では、相変わらず無駄に進化しました(笑)
もはや本人もその周りも観客も舞台上を見ていない(笑)
メディアの評価と世間の評価の違い
よく言えば、それまでの常識にとらわれないクイーンズの楽曲。メディアの評価は高くなかったと聞いたことがあります。劇中でも表現されてますね。3分がセオリーなのに6分で作ってくるとか、オペラ風味を差し込んでくるとか。(当時のラジオって途中でフェイドアウトするっていう概念がなかったんですね)
なんとなくマーガリンvs乳製品業界のコピペを思い出しました。
1880年 アメリカ 安くておいしい改良型のマーガリンが開発される
↓
乳製品業界「にせバター死ね!規制しろ!税金かけろ!」
農業「せ、せやな・・・よくないな・・・」
↓
政府「マーガリン1ポンドにつき2セントのマーガリン税を導入するわ」
政府「あとマーガリンの卸と小売を認可制とし、認可料が徴収するわ」
乳製品業界「ざまあ!」
お客さん「マーガリンください」
↓
政府「マーガリンはバターと同じ値段で売ること、安売りしちゃダメ」
乳製品業界「ざまあ!」
お客さん「マーガリンください」
↓
マーガリン屋「これからは国産(アメリカ産)の植物油を使うよ!油売って!」
綿花農家「ありがてえwww」
大豆農家「ありがてえwww」
↓
農業「マーガリンいいやつだったわ 誤解してたわ」
政府「酪農は大事だけど、もうマーガリン差別をやめざるをえないわ」
乳製品業界「・・・」
↓
医者「正直、バターは心臓ぶっ壊す毒です。マーガリンのほうがマシ。」
乳製品業界「・・・」
↓
医者「トランス脂肪酸っていうのもある」
乳製品業界「っしゃああああああああマーガリンは毒!マーガリンは毒!プラスチック!」
↓
マーガリン屋「製法変えてトランス脂肪酸減らしたよ」
お客さん「マーガリンください」
Sクラスの天才のフレディ・マーキュリーと普通クラスの天才のオリラジ
クイーンが我を通せたのはSクラスの天才だからなんですよね。まさに「オレたちに時代がついてきた」
クイーンのやりたいことが本当に時代が求めていたことなのか、潜在的に顕在的に時代が求めていることをキャッチすることができていたのか分かりませんが。
それまでにないことって色々なところで色々と実験が繰り返されています。けど、時代が受け入れるかは話が違うんだよねぇ。
ちょっと思い出したのがオリラジさんでした。スタートダッシュに大成功してました。それは天才クラスでしょう。その成果で冠番組を5,6個持ったそうです。劇中のクイーンと同じようなわがままを言っていたらあっという間に終わったらしい。
オリラジが調子に乗って凋落していった歴史が語られます
しくじり先生 俺みたいになるな!! DVD特別版 〈教科書付〉 第1巻
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それにしたって二人ともちゃんと芸能界に根を張ったんだから大したもんだと思うけどね。
ラスト20分は歌いたくなった
前評判の高いラスト20分。当時の映像を持ってくるもんだと思ってました。その当時の映像を差し込んできたら小手先の技に見えていたかもしれない。
場内は満員に近い状態。歌うのをこらえるのに大変でした。
部屋でDVDで見ていたら間違いなく歌ってました。
大人数の新しい表現方法
※ラストのコンサートはあれだけの人数を揃えた前提で書きます。「ありゃCGだよ」ってことなら無知ぶりを笑っといてください。
ドローンを高速で飛ばして作った映像は広さとその一体感を見事に表現してました。一斉に手を挙げると肌色の波ができててキレイでした。臨場感とテンションが爆上がりでした。
クイーンズが新しく作った手法を表現している映画で、また新しい手法を見せてもらいました。
ちょっとずれて私が初めて知った事実
話がちょっとずれます。映画を見て知ったあの”流布”はこういうことか!と思ったこと。(ド偏見・下卑た目線を含みます。というかそればっかり)
- フレディってその見た目と舞台上での衣装でゲイの方々に気に入られているのかと思っていたが、本物だったのか、、、、
- 同性同士でHをするとエイズがうつる(=マジョリティの異性愛者には関係ないという安心感から)とされた時期がありましたが、ひょっとしてフレディさんからかな?
- 人類最古の宗教といわれるゾロアスター教って今でも生きてるんですね。ググったら今も日本にも活動されている方がいるみたいです。ごめんなさい。宗教を身近に感じない生活しているもので、三大宗教以外に疎いんです。
いくつかはポールが最悪の形でフレディをメディアに売ったことで広まってますね。
ボヘミアン・ラプソディー のベストシーン
映画のキモ
訪れてくれたメアリーに決別を突きつけられた雨のシーン。
調子に乗った自分を諫めてくれる人の最期の最期の言葉でギリギリ気づくことができました。
その後、ポールを切り離しメンバーに頭を下げます。
他には「メアリーに電話しても出ないし明かりで信号を送っても返してくれない」。
フレディのブラック期ど真ん中。
冗談
農家跡(?)の合宿所で暴れだし、トマトを投げられたら驚いたが、台所用品を持ち出したときに「それはやめろ」という二人と、ちゃんと止まるメンバー。
たとえ「キレる」ことでもそれに慣れると、止まるラインが分かるもんですね(笑)
きれい・かわいい・色っぽい
冒頭でフレディーのプロポーズを受けるときのメアリー。
色っぽかったです。
映画と少し離れますが、最初の方に猫が出てくると隣の席の女性が「ねこ」とつぶやいていたのが、ちょっとかわいかった。
ボヘミアン・ラプソディー の評判
4.63/5.0 (yahoo映画 2018/12/31)
伝記モノとしてベタ。それを受け入れられるか、そうでないか。
その他
私のこと
大晦日!
色々と頑張らなきゃだよねぇ。
公式サイトが20世紀FOX(日本)のサブフォルダです。WEBページがなくなる可能性が低くてとてもありがたいんですが、 メニューにあるボヘミアンラプソディのブログに移動しようとするとセキュア警告が出ます(笑)
ブログはhttpsにするのが流行りなのは知っていたけど、ただsをくっつけただけみたいっすね、、、、。
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