フレデリカ LOVE 邦画<ネタバレ>

内容を知っている方だけどうぞ。ネタバレで感想や評価を書いています。たまに批評・解説になっちゃっているところもあり。

gift/単館映画のお手柔らかモード

単館映画です。名古屋周辺から始めて全国公開したらしいです。

 

松井玲奈さんにとってはステップアップの一つですが、客寄せパンダである部分は否定できません。ですが、単館映画です。松井玲奈さんのサービスショットは一切ありません。しいて言えば、冒頭のキャバ嬢衣装の谷間ぐらい?「玲奈ちゃんかわいい!」という映画ではありません。

 

gift (Blu-ray Disc2枚組)

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ですが、松井玲奈さんというトリガーがあるので単館映画に来ない方でも楽しめるようになっています。

 

 

さて、ネタバレです。

GIFT公開記念特別企画の松井玲奈さん

サバの味噌煮+マヨネーズを食べてます。


松井玲奈の(おひとり・ω・さま!!) 【14年06月20日放送】 - YouTube

 

 

単館映画のお手柔らかモード/私が単館映画をレビューしない理由

沙織は弟と和解し、まっとうな世界に戻って、未来を信じ歩き始めました。すっきりして終わりました。

 難しい映画になると、最後の「1年後」のくだりはないよ。あんな明確な落としどころにしないよ。


 

私が単館映画をレビューしないのは、私が受け取ったものを文章化するのに時間がかかりすぎるからです。それと普通の映画なら話の導線を作ってくれるところを、端折りまくるんだよね。

 今回で言うなら、廃工場での一郎のセリフ「発信機は二つあったんだよ」。沙織が発信機を捨てるシーンはありませんが端折っただけです。読み取らないとダメだったりします。(どこに取り付けたんだかわかんないんだけどね)

 結末も単純な二択じゃないからね。いろんな風に受け取れるようになっていて一言二言では表しきれないようになっている。それを人に伝えられるように文字にするのは大変だったりしますよね。

 

一郎(柿澤勇人さん)の存在感

柿澤勇人 2015卓上カレンダー

柿澤勇人 2015卓上カレンダー

 

 うまい立ち位置でした。廃工場で篠崎が椅子に座った後はどうなるんだろうと思いながら見てました。このまま自殺しても生き残っても納得できないよなぁと思っていたのですが、それまでに一郎との因縁がきれいに作られてましたね。あそこに出てこないと一郎が出てくる意味ないもんね

 

病院のロビーのシーン。沙織と篠崎の間の椅子。

私にとっての山場です。理想通りの娘を捕まえて計画通りに連れて回り、椅子を一つ置いて座り、最後に情が移って計画から外そうとする。沙織が自分から「ちゃんとやる」と言い出す。

それまで紡いできた物語の集大成と二人の関係が綺麗に表現された瞬間でした。人を顧みなかった篠崎がかわり、惰性で生きてきた沙織(下記で本人が言っていた言い回し。自分の言葉じゃないのが悔しい)が人のために一生懸命になりました。

二人の意識がそろったことが、篠崎が死ぬこと。悲しいですね。

 

disc2.松井玲奈ロングインタビュー

インタビューで出てきた「別の番組」は上の動画。

松井玲奈さん的には警察のシーンがポイントだと感じたそうです。くっ、、、、確かにそうだ。言われて気づくのは悔しい。

 

みんなの評価

遠藤憲一さんが中心にいて、それに負けなかった松井玲奈さんや柿澤さん。アイドル映画じゃないしおもしろかった、という意見が多いです。

みんなのシネマレビューには記事なかったです。