紀伊国屋ホールで行われる「七つの秘密」を見てきます。→見てきました!
CAST
脚本:細川徹さん
どこもかしこも秘密だらけ。
あの人なんだか裏の顔がありそう? 隠し事してない? 誰と誰が付き合ってる?
隠されると、隠された分だけ気になる誰かの秘密。
喋ったらいけないと思っても、 知ってしまったら話したくなる誰かの秘密。
これは、 とある小さな会社で繰り広げられる、 秘密を抱えた男女7人の物語。
え? 隠してたのに、 バレちゃった!?
焦りが新たな秘密を生んで、 社内は混乱。 人間関係も大混乱。
コントユニット「男子はだまってなさいよ!」の主宰を務めるのみならず、 脚本家、 放送作家、映画監督として
マルチな活動を続ける細川徹を脚本に迎えての、AGAPE store復活公演第2弾!
あの人も、この人も「秘密」持ってます。
1月15日に観劇してきます! → 見てきました。ずっと笑ってた。
それではネタバレ感想です。
鈴木(宮崎秋人さん)の存在の薄さ
最初に素直に笑ったところ。二人が抱き合っているところに戻ってきてしまったけど、存在の薄さを利用して、みんなと一緒に帰ってきたフリをしたところ。
その前にオープニングで鈴木の存在感のなさを振ってあったしね。
思えば、鈴木さんは色々てんこ盛りでした。
存在感の薄さって個性から始まって、ロッカーの奥の秘密(これもオープニングで軽く振ってました)、川島さんが好き、パワポ好き。
話を回すためのわき役としての機能が大きそうな立ち位置になりそうですが、主人公の一人として際立ってました。
黒木(東加奈子さん)が綺麗でした。
色っぽかったなあぁ。自らでスカートをするっと落としちゃったところもそうですが、佇まいが色っぽい。市川に迫るところとかよかったですね。
川島さんは横領でそれどころじゃないのもありますが、黒木はオンナが前面に出てました。
川島(シルビア・グラブさん)の秘密
冒頭からの一番の秘密でしたね。川島はなぜ警察にも届けず市川を問い詰めたりもしないのか。
市川が見つかったことばかり気になっていましたが、川島もあの時間に戻ってきたことを考えれば、川島も後ろ暗いことをやっていると考えてよかったんですね。
不安が晴れたら、サクっと鈴木を振っちゃうのがよかったですね。
勅使河原(池田純矢さん)と溝口(大高洋夫さん)のテンドン
↑順番が大事
私はべたなテンドンは好きじゃありません。しつこいんですよね。最初が面白くなければ繰り返されてもおもしろさが増幅されないです。
今回のテンドンの仕方は好きです。(テンドンと呼んでいいかはわかりませんけどね)
一度目の市川と黒木もやばそうな雰囲気でのセリフだったのに、二回目の勅使河原と溝口は別方向にやばそうな雰囲気。こういった繰り返しが大好きです。
鈴木が告っているときのpdfの使い方も好きだなぁ。笑いました。
水野(坂田聡さん)に秘密なし
秘密を持ってた人が「こいつには気づかれちゃならん、、、、」と一丸になった人。マンガだと全員で一つの吹き出しのコマですね。
最後の最後に持ってった人。この人にどんな秘密が!?と思ったんですが、最初から最後まで裏のない人でしたw
秘密の七つ
ちょっと整理してみました。
- 市川の産業スパイ
- 市川と黒木の不倫
- 川島の横領
- 鈴木の麻薬作り
- 勅使河原と溝口の関係
- 鈴木は川島を好き
- 黒木の指名手配と整形