グヴェンと予想して完璧に外れたわけですが、どういう風に見ていれば真犯人にたどり着いていた?
ハッキリ言って、気づくかそんなもん!!としか言いようがない。
「ドラマ」として面白かったけど「犯人探しゲーム」としては不完全燃焼。
記憶に強く残っていること
- こんなに深く丁寧に被害者家族のことを描いているドラマを見たのは初めてだった。
- スターリングがきれい。
- サラ・リンデンことミレイユ・イーノスがちっちゃい。
さて、ネタばれ込みの総括です。
女子高生殺害事件
汚い大人の謀略に巻き込まれて死ぬような眼にあって、テリーの幸せのために殺されました。
ところでロージーは何でバイト先のたばこルームに行ったんだっけ?
事件当夜のロージーの足取りがゆっくり分かっていくシナリオのほうが好きです。ベネットさんちから家に戻ってもう一度出かけたって足取りがありましたが、殺された理由にまったく関係ない。
殺された理由がロージーの人となりにつながっていてほしかったね。ベネットさん犯人説の件あたりからリッチモンド犯人説あたりまでの流れは完全に中だるみしてました。
色々とスリムにすれば2時間ドラマで行けそうな殺害理由でした。
最後までマイケル・エイムズが”ジャスパーのおやじ”という名前の付いたモブキャラ扱いから気持ちが抜け出せませんでした。私の敗因の一つ。
リッチモンドの市長選
私がグヴェンを犯人に推した理由「リッチモンドのため(恋愛)」。ジェイミーが殺した理由「リッチモンドのため(野望)」。似ているっちゃ似てる?
そういえばロージーが選挙運動に参加しているってくだりはミスリードっていうかどうでもよかったっていうか。
市長選が思いのほか殺人事件と深く絡んでたのはよかった。
最初のほうの劣勢ってグッダグダのうちにうやむやになってましたね。最終回周辺はどっちが勝つかってどうでもよくなってました。
カードキーの流れは「ジェイミーがカードキーを落としたので、グヴェンのを盗んで自分のにした。なくしたと思ったグヴェンが再発行を申請した」だね。
リンデン私生活
ジャックとの絆をしっかり作って最終回近辺では放置。もともとこの枠を「高校生殺害事件」「リッチモンドの市長選」 の二つじゃさびしいから何となく作っただけだったんですよ。リックとの関係がどうなるかなと思ってました。気がついたらリックはいなくなりジャックとの話になってました。
ラーセン家
ずいぶんと深堀りするなぁと思ってました。真犯人が身内にいたのね。なんでそっちに考えが向かわなかったんだろ?壊れちゃった家族のフォロー役だと思ってたよ。くっそう。
何となく似てる。
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息子のハサウェイと知らずに処刑書にサインをしてしまったブライト・ノア
まとめ
ミスリードに乗っかったかな?私のように話の筋や殺害理由から考えるんじゃなくて物語の流れから推理する輩に対して張った罠に思いっきり引っ掛かったのかな?1話目を見た時に「26話もあるんだから、今はまったく疑われていないやつになるだろう。でも最初っからドラマには登場しているはず。中途半端に目立っているやつ。リッチモンドの脇にいる女がそれだな」と思いました。制作側の思惑通りだったかな?ドラマの立ち位置的にいえばテリーもまるっきり同じ立ち位置だよね。
最終回かその前にロージーの行動をざっと回想で出してくれるとありがたかったな。
- パーティを抜け出る。
- ベネット先生んちに本を返しに行く
- いったん家に帰る
- アルバイト先のたばこ部屋へ
その後は家族がキャンプを出ちゃったことをいいことに海外に旅行してみようと思ってたんだっけ?
ベネットさんちに行ったのと同様に、アルバイト先に行ったのは真相とは関係ないダミーだと思ってたからあまりまじめに見なかったのが私の敗因かな?
エイムズと市長とグヴェンパパのドラマでの立ち位置が同じような感じでごっちゃになってました。犯人はグヴェン!と妄信してたから区別をつける必要がないと思ってました。決めつけてもいいけど、それで周囲を見えなくなっちゃうのはダメだね。ごっちゃになっているのがわかってて放置したのも敗因の一つ。
元ネタの方
正解とは?
人によっては正解はジェイミーでしょう。
私にとって正解とはテリーです。
私の思っていた物語を作る上での犯人の条件
- 最初から出ていること
- 人物相関図に載っていること。
あの夜の関係者はほとんど守られていました。(ジャクソンがちょっと遅かっただけ)。しかもテリーが愛人関係だったことまで書いてある。
負けですよ。くっそう
次のシーズンも見ました。見ました。。。。。うーん、、、、。
後半は鬱展開が続きます。