こんにちは。フレデリカです。
L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 - 作品情報
作品情報
- キャスト:上白石萌音さん 杉野遥亮さん 横浜流星さん
- 監督:川村泰祐さん
- 脚本:江頭美智留さん
- 公開日:2019.03.21
- ジャンル:青春
- 上演時間:107分
- レーティング: G PR12 R15+ R18+
あらすじ&鑑賞前感想
高校3年生の西森葵には、学校には内緒のある秘密があった。それは王子と呼ばれる学校一のイケメン・久我山柊聖と同居していること。出会いは最悪、だけど次第にお互いに惹かれはじめ両想いになった2人。ますますココロとカラダの距離が縮まって行く同居生活だったが、そんな2人の前に柊聖のいとこ・久我山玲苑が現れる。葵のことを低スペック呼ばわりし2人の関係を認めず、同居に割り込んでくることになった。大好きな彼氏と、美形だが口の悪いイヤなやつ。イケメン2人との波乱だらけの3人同居がはじまった――!
監督は川村泰祐さん。3年前にも同じ原作で映画を撮っています。前作を見ていないので比べられませんが、人間は行動したらどんなに成功しようが「今思うとこうすりゃよかった。もう一度サラから作り直したい」と思うもの。川村泰祐さんはそのチャンスに恵まれました。
原作は8年かかって24巻で完結。どうやってまとめるんですかね。
少女漫画のド真ん中の絵柄ですね。
ここから先は L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 の感想です。ネタバレしてます!!
- L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 - 作品情報
- L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 - キャラクターと俳優
- L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 - ネタバレ感想 ( 70 / 100 )
- その他
L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 - キャラクターと俳優
主人公三人の演技がしっかりしていたので、カテゴリは「俳優フューチャー」の上の「青春」になりました。
西森葵:上白石萌音さん
見ているターゲット層が自分が投影できるギリギリのところで抑えた可愛さでした。
冒頭でにんじんを切るシーンがありますが、不慣れ感がありました。「慣れてない料理を頑張っている描写だね」と思ってたら、まさか料理が得意設定だったとは、、、、。
巨乳じゃないことをずっと言われ続けていたので2chコピペをずっと思い出してました。
昨日夜バイトから帰ったら、彼女が部屋中のブラのパッドを総動員して
胸にミチミチ詰め込んで、偽巨乳になっていた。ちなみに普段はAカップ。
やべぇと思い;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )こうなりそうになるのを堪えつつ、
なおも窓からこっそり室内を伺っていると、
おっぱい星人の俺から日々聞いている巨乳の体験談を再現しだした。
小さいTシャツ着て「ああ~ん、柄が伸びちゃう」みたいな顔をして見たり
やや猫背で歩いてみたり、肩をもんでみたり。
とうとう堪え切れず「ホポショイ」とかそんな笑い声を小さく発してしまうや否や、
彼女がこちらに感づいて、般若の形相に。
家の中に力いっぱい引きずり込まれ「いつから見ていた!いつから見ていた!」
と半泣きで馬乗りになられて、 今まで俺が履いてた靴下(納豆風味)を口にガン詰めされた。
死ぬかと思った。
その後
「もっとおっぱいおっきい子彼女にすればいいじゃん。はげろ」
「むしろおっぱいと付き合えばいいじゃん。山に帰れ」
「ていうかあんたが豊胸手術しろ」「ちんこもげろ」
などなどいじけて泣かれたので、夜中の一時に豆乳とDHCの豊胸サプリ、
コンビニまで買いに行きました。
んでね、はっきり言いますが、上白石萌音さんってこんなにかわいかったっけ?
ちはやふるや溺れるナイフでは、確かに脇役っぽい顔してた(失礼)と思ってたんだけどね。本作ではめちゃくちゃかわいかったですね。
久我山柊聖:杉野遥亮さん
大体の映画はヒロインは頑張っているけど、男の子の方が演技がダメダメなことが多いのですが、杉野遥亮さんはそんなことなかったです。演技ができないから黙っているんじゃなくて、黙っているシーンだからたたずむ演技をしている。
最近、男の方が一切動きのない映画を見た分、動揺が分かるのが楽しかったです。
ゲストみたいに速水もこみちさんに動きがありませんでした。
www.frederica-movie-review.com
久我山玲苑:横浜流星さん
レオンってこんな字だったのか。
まさにアメリカ!って感じでした。自分の価値観がno1だと思って信じて疑わない。
葵に夢中になっていく姿が楽しかったです。
渋谷萌:高月彩良さん
主人公の友達。主人公が演技的にポンコツな場合は技で頑張る枠、もしくは主人公がしっかりしている場合はキレイどころ枠です。
あれ?前を見たときはすごいきれいだったんだけどな、、、
www.frederica-movie-review.com
前見たときは演技も問題なかったんだけどな。、、、あれ?
L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 - ネタバレ感想 ( 70 / 100 )
展開が忙しかったんですが、それでも一つ一つが記号的にならずに、すんなりと心に入ってきました。柊聖が静かに焦っていくのが見事でした。川村泰祐監督さんの同じ作品の撮り直しは伊達じゃなかったですね。
最後はドモンとレイン並み
※すみません、スパロボTプレイの真っ最中なんです
最後は恥ずかしいぐらいの展開でしたが、見ていた女性陣はうっとりだったでしょう。マンガ24巻分のドラマのラストはああでもしないと大団円とは言えないわなと思いましたが、原作がどんな感じでエンディングを迎えたかは別のお話ですね。
中でも見事だったのは順番を間違えなかったこと。
事態が動くのはゴシップから。この記事の最初に乗せた画像が劇内のラインで流れてしまいました。
その後、
- 葵のピンチに表れて柊聖が「俺の彼女だ」宣言
- 玲苑の「俺のおんなじゃねえ」とハンドマイクで叫ぶ
- 柊聖が学校全体に「俺の彼女だ」と宣言してキス
柊聖の見せ場を最後に持ってこようとすると玲苑のシーンを先に持ってきてしまい、玲苑に先を越されたので流れで柊聖がキスするという、柊聖の意志が感じられなくなってしまう下手な展開になってしまいます。
それが、柊聖も玲苑もちゃんと自分の意志で葵への気持ちを行動する形になったのは見事だったなと。
一つだけ惜しかったところ
台風の夜に葵が玲苑の家に泊まります。濡れていた葵は玲苑のトレーナーを借ります。
玲苑は自分の服を着ている葵に気持ちが止まらなくなっていきます。
その葵が借りたトレーナーを玲苑が着ている姿を先に見ておきたかった!
それを見ていれば、葵を見たときの玲苑の気持ちが見ている側とかなりシンクロしたはずなんです。玲苑のテンション爆上がり・それを抑えたい気持ち・好きが止まらないを一緒に体感したかったなぁ
L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 のベストシーン
映画のキモ
たいていの映画だとドキドキシーンですが、このシーンではそれを超えて安心感が伝わってきました。
他には葵が玲苑と二人でプリンを食べている姿を見て、柊聖が玲苑を敵と決めたシーン。すれ違っただけなのに緊張感が漂った二人の演技が見事でした。
冗談
巨乳の話になると自分の体を確かめる葵。
私が行くTOHOシネマコルトンプラザは外階段があるのですが、そこで中学生の男女が、じゃんけんで遊んでた。グーなら「グリコ」で散歩進むアレ。楽しそうでした。リア充だな、おい。
んで帰りがけの21:00過ぎ。外階段に行くと、女子高生が二人で同じことして遊んでました。流行ってるのかい?
きれい・かわいい・色っぽい
柊聖を見つめる葵はどれもかわいかったです。上白石萌音さんではなく葵をかわいく感じたのは上白石萌音さんの演技力でしょう。
冗談のところで書いた遊んでいる中学生の男女。その中にいた女の子のデニムのミニスカートから延びた太もも。健康美!!でした。
L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 の評判
3.51/5.0 (yahoo映画 2019/03/25)
その他
私のこと
本作はもちろん、場内の明かりがつく前に逃げるように帰りましたよ。