フジテレビ製作。安定の70点台です。つまらなくはないけど、後世に残る名作でもない。
深い話でもなんでもないのでデートにちょうどいいです。、、、けど「映画館を出て、歩きながら映画のことを話し始めて、喫茶店に入って、コーヒーを飲み始める」までには映画については話が終わるかも。
よく言えば何も考えずに見られる映画です。
さて、ネタバレです。
月刊真木よう子special (SHINCHO MOOK 99)
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/02
- メディア: ムック
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真木よう子さんのおっぱいがはねる!
冒頭で落ちたボタンを追いかけます。早乙女亮一(古川雄輝さん)に拾ってもらうわけですが、追いかけているときの 真木よう子さんのおっぱいが揺れまくってるんですが、、、、、深夜放送のアニメ並みにゆれます。服の下はブラしてないの?ってぐらい。
誰あてのサービスなんですかね。
この映画はコミカルでしたが、こちらでは影のある女性を演じています。
擬人化すると分かりやすい
脳内会議ってよくありますが、擬人化すると分かりやすいですね。少女マンガだと歩いているときの一人しゃべりだったり、少年漫画だと無駄に文字がおおい(立ち読みだと読まないほど小さい文字)で書いたりしている部分です。東京大学物語とかね。
ネガティブの池田(吉田羊さん)が強気なのは、いちこの性格を現しているかもですね。越智(成河さん)なら理性の吉田(西島秀俊さん)が絶対的な権力をもってそうだ。
※漫画家の冨樫義博さん頭の中には、田所さんと今井さん(どちらも仮名)という二人の人物がいるのは有名な話ですね。
今思ったんですが、衝撃のボンテージ巨乳(岡本玲さん)は6人目として出てきましたが、直感のハトコ(桜田ひよりさん)が変身しても面白かったかもしれませんね。
ちょっと見方に迷った。
越智を待っているときに早乙女から電話が来ました。そのときに衝撃のボンテージ巨乳(名前が付いてない)が降臨した後、早乙女との生活が始まりました。
迷っているうちの想像の一つで、すぐに早乙女との生活が破綻し、越智を選んだバージョンが始まるもんだと思ってました。
記念パーティで越智が出てくるところくらいまで10分ぐらい迷ってました。
オンナ30歳の決断
結局二人を捨てて一人で歩き始めました。私の女性向け映画のフォルダ分けに入りました。
10代のころはひたすら夢を見て
大学生や新卒でもまだまだ夢を見て
30は一人で立ちますね。
みんなの評価
総じて高評価。「最高評価」というよりは「高評価」。女性だけでなく男性も「脳内会議」という発想と表現の仕方に納得。
低評価の人は無理やり文句言いたいだけのように見えるような感じ。
追記
DVDが発売されました。
この映画のおかしいところというか惜しいところ。
越智と早乙女の喧嘩の内容が、前に争った女のことであって、いちこじゃなかったこと。
山場の一つです。大人ぶっていた越智が内面のどろどろした部分をさらけ出して早乙女を嫌っていることと、その理由をぶつけます。でも過去の事件についての言い争いであって、いちこのことじゃないんだよね。芯がぶれたような気がしました。いちこのことで喧嘩してほしかった!
二人の男が女一人のことで30分ぶつかり合う名シーンがあるドラマ。場面転換のない見ごたえ充分な見事な30分でした。
それだけに、最終回周辺が中途半端で無理やりまとめたことが悔やまれます。(外的要因でまとめ切れなかったのだと信じています。ぜひリメイクを!!)