こんにちは。フレデリカです。ちょっと遅れましたが、インデペンデンス・デイ:リサージェンスです。
映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の見どころポイント
- 圧倒的な戦力差にも負けない心
- 敵のでかさをうまく表現してくれています。
- アメリカ国民の結束力
では、インデペンデンス・デイ:リサージェンスのネタバレ感想です。”リサージェンス”の意味は”一度中断していたことの再開”だそうです。公式ページに書いてあったよ
何の関係もないのにオチに使われるインデペンデンスデイ
映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は
宇宙侵略者から地球を守ってから20年。人類はUFOから得た知識から技術を飛躍的に進化させ、月面や土星に基地を作るまでに至っていた。
ワープ航路から突然現れた敵は今までのそれとは明らかに違う形をしていたが大統領は攻撃を命じる。
再び現れた脅威に対してアメリカの人々は各々ができることを行動し始めていた。
SFに対する表現方法は、日本の恐るべきアニメ技術によってやりつくされている感じがしました。表現力はともかく、描きたいことが一緒な感じ。
私はロボットアニメが好きでした。週一で作るハイペースは画質を落とさなくちゃいけなかったろうけど、この映画の中で見たものはすべてあったような気がしたんだよね。
攻撃をはじくのはATフィールドだし、巨大母艦が地球に対して緑のオーロラのような幕を出しているように見えたのは逆シャアのサイコフレームの光に見えたし、敵の攻撃をかいくぐってミサイルを撃つ戦闘機はマクロスの板野サーカスに見えました。地球防衛システムは銀英伝のアルテミスの首飾りのようでした。
板野サーカス
インデペンデンスデイが日本アニメを真似したとか参考にしたとかじゃなくて、別経路で同じ表現方法にたどり着いたっていうか。
本当なら、アニメでしかできなかったことを、より実写に近づけたことを素晴らしいと思った方がいいんでしょう。評価できることなんでしょう。けど、残念ながら私はCGに興味がない。
前作にはなかった宇宙でのバトルはCGのすごい進歩なんだろうけどね。
ウィルスミスがいねえ!
20年も経っているから新しい人たちで物語が語られるかと思ったら、前作の人たち大活躍!元大統領も20年ほど寝ていた科学者も大活躍!エンジニアもそのとーちゃんも大活躍!
なのに、パイロットがいねえ!パイロットだけ世代交代した!と思ったら大統領パパが出撃していった!
素直に思いました。でけえ!!
所詮作り物であり、スクリーンの幅と大きさは決まっているので、大きさの演出はうまくやってもらわないと驚けません。スクリーン全体を宇宙船で埋めても、それは宇宙船のドアップでしかないもん。
この映画では
先に地球を見せて、それを覆うような宇宙船を見せてくれました。
でけえな、と声が出ました。
女王
前作のような未知とのバトル感が少なくなって、具体的な敵「女王」が設定されてしまい、ちょっとつまらなくなっちゃったなと思いました。
前作までは、敵に意識はなく、イナゴの大群みたいなものだと言われてました。本能なので交渉とかの余地がないとされていました。
それが首魁が設定されてそいつを倒せば地球は救われる。前作とはまるで違う形に舵を切ったなぁと思いました。前作の敵の設定の方が好きです。
本能だけで襲ってくる宇宙怪獣と戦うガンバスター。宇宙怪獣に”組織”という概念はありません。
宇宙に飛ばしちゃえばいいんじゃないの?
最初に攻撃しちゃった敵から拾った球体ですが、”敵の敵は味方”理論で味方になってくれました。女王は球体を見つけると追いかけてくるそうです。
球体を宇宙に射出しちゃえば、とりあえず地球は守られるんじゃないの?
球体は守りたいから、ダミーの信号を送って、女王を誘い出すんだそうです。
だーかーらー、そのダミー信号を発する機械を宇宙に射出しちゃえば、とりあえず地球は守られるんじゃないの?
海外ドラマっぽい終わり方
ラストは攻勢に出ちゃう気で終わりました。火の粉を払うだけの専守防衛にしませんか?
なんだか好評のうちに1stシーズンが終わったので2ndシーズンのための布石を打ったように見えてしまいました。
答えはやはりwikipediaに書いてありました。
なお、企画当初は2部構成と発表されていたが、エメリッヒは「彼ら(20世紀フォックス)は最初に1作だけ作ることに決めたと思うよ」と、2部構成の実現には成績が必要であることを述べている。
この後が作られるかは興行成績次第らしいです。
全く関係ない私の失敗
前作未視聴って言い続けるのもどうかなぁと思って前作をツタヤで借りました。同じような理由で借りたのは三つです。
- インデペンデンスデイ(3泊4日)
- ファインディングニモ(7泊8日)
- ワンピース FILM Z(7泊8日)
インデペンデンスデイだけ返却日が違うので先に見て先に返しました。
、、けど、実際は違ったらしい
- インデペンデンスデイ(7泊8日)
- ファインディングニモ(3泊4日)
- ワンピース FILM Z(3泊4日)
、、、、さっさみたインデペンデンスデイが7泊8日で他が3泊4日だったよ。3日延滞して2000円取られたよ、、、、orz
味方の鼓舞と残していく恋人への決意
私にとって、映画の基礎であり、チャンピオン(一位の上)は機動戦士ガンダム 逆襲のシャアです。*1
私的には思い出補正が加算され、
味方の鼓舞はブライトさんの一言「すまんが、みんなの命をくれ」を超えるものはありません。
残していく恋人への決意は、アムロとチェーンの会話を超えませんでした。
逆シャアのシーンは両方ともかなり短いです。インデペンデンス・デイ:リサージェンスを見ているときにそれを思い出して、あのシーンよりも劣ると思いながら見てました。
映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のCAST
- ジェイク・モリソン中尉 - リアム・ヘムズワース(藤原竜也[5])
- デイヴィッド・レヴィンソンESD長官 - ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)
- ディラン・ヒラー大尉 - ジェシー・T・アッシャー(前野智昭)
- トーマス・J・ホイットモア元合衆国大統領 - ビル・プルマン(安原義人)
- パトリシア・ホイットモア - マイカ・モンロー(坂本真綾)
- ランフォード合衆国大統領 - セーラ・ウォード(山口由里子)
- ジョシュア・T・アダムズ将軍 - ウィリアム・フィクナー(立木文彦)
- ジュリアス・レヴィンソン - ジャド・ハーシュ(清川元夢)
- ブラキッシュ・オーキン博士 - ブレント・スパイナー(掛川裕彦)
- タナー国防長官 - パトリック・セント・エスプリト(蜂須賀智隆)
- ジャスミン・ヒラー - ヴィヴィカ・A・フォックス(渡辺美佐)
- レイン・ラオ中尉 - アンジェラベイビー(小松未可子)
- キャサリン・マルソー - シャルロット・ゲンズブール(林原めぐみ)
- ディケンベ・ウンブトゥ - デオビア・オパレイ(乃村健次)
- フロイド・ローゼンバーグ - ニコラス・ライト(松本忍)
- チャーリー・ミラー - トラヴィス・トープ(石田彰)
- ジャン司令官 - チン・ハン(上田燿司)
- トラヴィス護衛官 - ベンガ・アキナベ(白熊寛嗣)
- グレイ将軍 - ロバート・ロッジア
- アイザックス博士 - ジョン・ストーレー(星野充昭)
- サム - ジョーイ・キング(潘めぐみ)
- 球体の声 - ジェナ・パーディ(御沓優子)
- デイヴィッドのアシスタント - ライアン・カートライト
映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のまとめ
- 宇宙船の大きさを表現する演出
- 前作にあったような宗主国たるアメリカっぽい感じはなかった
- アニメでしかできなかった表現方法がCGでできるようになって、よりリアルになったことに感動しよう!
映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のベストシーン
塩田でとーちゃんが子供が指さした先を見て、無視して作業を再開しようとしたものの二度見してエイリアンを確認したところ。
ちょっとかわいかった。
映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の評判
平均~低評価が集中してます。中国での興行収入がよかったらしく、中国推しにしたらそれに拒絶反応を示している人が多いですね。