こんにちは。フレデリカです。劇場にはおっさんばっかりでした(笑)
機動戦士ガンダムNT - 作品情報
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あらすじ&鑑賞前感想
U.C.0097――。『ラプラスの箱』が開かれて一年。ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みが大きく変化することはなかった。のちに『ラプラス事変』と呼ばれる争乱は、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の瓦解で終結したかに見えた。その最後の戦闘で、2機のフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツが、人知を超えた力を示す。白き一角獣と黒き獅子、2機の脅威は、封印されることで人々の意識から遠ざけられ、忘れ去られるはずだった…。しかし、2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せ始めた。 金色の“不死鳥”……その名は、フェネクス――。
ユニコーンの映画が 2014年の5月。あれから4年かぁ。 ユニコーンガンダム3号機っていうぐらいだからUCの続きですね。原作も福井晴敏さんですね。
また3部作ぐらいで、、、、あれ?1作で終わりなんですね。
原作未読です。ちょっと楽しみにして身に行ってみよう。ガンダムだし、宇宙世紀だし、UCは面白かったし。
告知PV
ここから先は 機動戦士ガンダムNT の感想です。ネタバレしてます!!
機動戦士ガンダムNT - キャラクターと俳優
ヨナ・バシュタ - 榎木淳弥さん
なんか主人公っぽくない。あの凡庸な顔をしてたバナージでさえ主人公として認識できたのに。
リタ・ベルナル - 松浦愛弓さん
特に幼い時がそうなんだけど、目が大きすぎて顔にあるパーツのバランスが崩れてて気持ち悪かった。
機動戦士ガンダムNT - ネタバレ感想-
三段階に分けます。
まず、ほめます。
ガンダムという舞台をうまく使いました。
続き物は、ある程度は特殊設定の説明を排除しても見ている側は飲み込みます。宇宙世紀0079年から始まる年表と0097年の現在のつなぎ方が見事でした。
主人公たちのバックボーンで「幼いころ、大きな災厄(コロニー落とし)を予言した」ってのは、単発の創作物ではソコも深堀しなくちゃいけない。けど、コロニー落としは本作で深堀しなくても飲み込めます。なぜあてたかもニュータイプとつないでくれればなんとなく納得します。
その辺の使い方がうまかったなぁ。
ニュータイプにちゃんと向き合う
3部作とかではなく、今回の90分で完結するそうなので、宇宙世紀を舞台として使うだけかなぁと思ってたら、ちゃんとニュータイプと向き合ってましたね。
ニュータイプ関連をスパッと切り捨ててた0083よりも宇宙世紀ガンダムという舞台をちゃんと使い切ってたように思います。
単品で見ても一応成立する
「ロボット物でガンダムという一大コンテンツがある」というところまで知っていれば、理解できるんじゃないかな。ただし過去のアニメから切り出したシーンがニュータイプの奇跡のシーンばっかりでガンダムの物語が勘違いされそうだけど。
原作への尊敬と敬愛が見えます。
ガンダムUCの時も思ってたんですが、本作はファーストガンダム~逆襲のシャアをリスペクトし、テーマを引き継ぐというこだわりを感じました。
これから書く悪口をおそらく冨野監督は喜ばない
私はハト派です。
人の業。技術が革新しようとも最終的には人。
使われているテクノロジーは、今の技術が進化していけばたどり着きそうな所にあります。
奇跡のような力は最後の最後に少し使うだけでした。
ガンダムをはじめとするMSはあくまで人が図面を引いた設計図のあるテクノロジーだったんです。ブラックボックスのあるテクノロジーではないんです。
守破離
守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。
福井晴敏さんは「守」「破」を踏まえて「離」に到達していると思います。
UCと本作を見ていれば、単に宇宙世紀という舞台を借りているだけなのではなく、
宇宙世紀の物語を愛しているからこその発展させているとは思います。
私は冨野由幸道場に居座ります
変な言い方になりますが私は冨野監督が作った世界を「守」りたいです。先に進むべき「破」「離」ができてないんです。
ですが冨野監督自身は変化を求める人です。自身がガンダムを離れて後の次の作品が「Gガンダム」であったことを喜んだと聞いたことがあります。
そして大人になってまでアニメを見ている人を冨野監督は好きではありません。
私は冨野由幸道場に居座ります。それを冨野監督は喜ばないでしょうが。
俺は福井晴敏さんの「離」にはついていけませんでした。
じゃあ、好き勝手なこと言いまーす
UCの最終回を見た時の感想が以下です。
さらにユニコーンガンダムのシールドが3つ出てきてサイコミュ、、、というよりも意志を持っているように勝手に動く。バナージはあれを意識して操作しているか?富野ガンダムの宇宙世紀は文明の進化と人の革新の先にある世界だと感じられましたが、今回の対フロンタル戦は完全に別物。人の革新であるニュータイプの在り方ではなく、超能力をもつ主人公と背丈が数倍ある化け物との対決になっちゃってる。
物語が能力をもつ主人公と背丈が数倍ある化け物との対決方向に進化してました。
セカンドネオ・ジオング+ゾルタン・アッカネンが強く見えない
デカ物であり、ゾルタンが固執しているのが人の革新以外のこと。
でかいMSとのバトルは前座なんですよ。
最後はポリシーを持つ敵、つまりはシャア、シロッコ、ハマーン、シャアでないと。主人公機と同格機じゃないと。人と人とのぶつかりを感じさせるMS戦にしないと!
なんで巨大化けもの基〇外がラストバトルの相手なんだよ、、、。
フェニクスに納得がいかねえ
MSは核融合炉をエネルギーにする兵器です。人が設計図を引いて企業(アナハイム)が作るのがガンダムです。
無人で補給なしで動くってのはどういうことだよ。
私はたぶん、ガンダムという看板を背負ってなければ飲み込めたと思います。イデオンもエヴァも面白かったよ。
でも、ガンダムの看板を掲げるんだったら、人知を超える超エネルギーをポンポン使ってくれるな。
こちらのテンションが上がっているときに一瞬だけ使うぐらいにしておくれよ。
ホワイトベースクルーへの案内も、シロッコへの特攻も、ハイメガランチャーも、アクシズショックも、
クライマックスで最後の最後に見ている側のテンションが上がり切っているときにちょっとだけ使っただけでしょ。
いくらNT-Dっていう設定があろうとも、あれでは宇宙世紀ガンダムでやる意味を私は感じられなかったよ。
ララァでさえ、アムロやシャアに夢としてしかアクセスできないのに
リタはMSに意識が残って、生者とコンタクトが取れてる。
やっぱり俺にとってガンダムは今の世界から地続きなんだよ。この先にある未来なんだよ。
人知を超えるパワーを使うのは一瞬だけにしてくれよ。
(二度目)ホワイトベースクルーへの案内も、シロッコへの特攻も、ハイメガランチャーも、アクシズショックも、
クライマックスで最後の最後に見ている側のテンションが上がり切っているときにちょっとだけ使っただけでしょ。
物語とは過激に走ればよいのではなく
本作はよい言い方をすれば、
オレが言っている「こちらのテンションが上がっているときに一瞬だけ使うぐらいにしておくれよ」を次の段階として
「ニュータイプの在り方をしっかりと考える」ことに注視した物語でした。
それが私には「ニュータイプという単語を使って過激にしたら面白くね?」に見えました。
物語内の時系列からいっても一年戦争時代に「勘の良いエスパーのようなもの」という認識だったニュータイプ。
それが次世代になって具体的な認識になり、発展を考える人たちが出てくることはおかしくないとは思うけどね。
ところで冨野さんがニュータイプという概念を思いついたとき、制作チームにうまく説明できず、みんなが「わかるようなわからないような」という感覚のままファーストガンダムを作ったらしい。
宇宙世紀ガンダムと現在に地続きな部分を感じている私としては、現在にはないニュータイプという人類の特性をはっきりさせちゃうと拒否反応が起きます。冨野さんぐらいの忍ばせ方が好きなんですよ。
※話がややこしくなるので、上記では書きませんでしたが、私は自分がニュータイプだと思ってます(笑) 友達は自分がジェダイだって言ってました。
MS戦は盛り上がるだけじゃなく
一番の違和感。MS戦でクライマックスになるとアゲアゲなBGMが流れます。、、、おかしい。
冨野さんの宇宙世紀ガンダムはテンションの上がるBGMだったけど、それだけじゃなかったですよ。ファーストの「哀・戦士」もZの艦隊戦も逆シャアの「メインテーマ」も戦争する悲しさに満ちた音楽でしたよ。
Zの艦隊戦
逆シャア メインテーマ
www.youtube.com
戦争を全肯定している、もしくは、戦闘の高揚感だけを目的をしたBGMは宇宙世紀ガンダムのそれではない。
UC4話を超えられなかった。
冨野さんとは関係ない部分。UCの4話で地上戦が表現されてます。
www.frederica-movie-review.comバイカス強かったよねー。
屈指の戦場シーンです。
UCの中でも何度か気合の入ったシーンを見受けましたが、このUC4話を超えられませんでした。
今回も超えられませんでした。
自分ちのTVで見た4話のシーンを、劇場で見たUC7話、本作が超えられてませんでした。
もはや、その後がふがいないというよりは、UC4話が神がかりすぎているってことなんでしょうね。
最後の告知
こいつ、ハサウェイか?鼻の形がブライトさんそっくりだけど。と思ってたら正解でびっくり。
来年の冬らしいけど、少なくとも二部構成にしてほしいな。
私にとって、あれは「シャアが明確に処刑されていたら」というIFの物語でもあるので、ハサウェイがちゃんとシャアを意識している描写を最初に入れてくれると嬉しい。
機動戦士ガンダムNTのベストシーン
きれい・かわいい・色っぽい
新しいおっぱい担当のエリク・ユーゴ
UCまでのおっぱい担当のマーサ・ビスト・カーバイン。冒頭に出てきたんですが、その後に出てきました?なんかすっげー無理やり出てきた割にはそのあとは見なかったような、、、、、。
機動戦士ガンダムNTの評判
その他
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監督:-吉沢俊一さん-
脚本:-福井晴敏さん-
俳優:-榎木淳弥さん- -中村文徳さん- -村中知さん- -横溝菜帆さん- -松浦愛弓さん- -中井和哉さん- -星野貴紀さん- -山路和弘さん- -古川慎さん- -梅原裕一郎さん- -てらそままさきさん- -塩田朋子さん- -藤村歩さん-