こんにちは。フレデリカです。
劇場内はあまり映画館で映画を見慣れていない方々がたくさんいました。楽しかったよ。ずっとポップコーンを食べる音が後ろの方からしてたんですが、気にならなかったなぁ。
がっこうくらし! - 作品情報
作品情報
- キャスト:長月翠さん 阿部菜々実さん 間島和奏さん 清原梨央さん おのののかさん
- 監督:柴田一成さん
- 脚本:柴田一成さん
- 公開日:2019.01.25
- ジャンル:アクション
- 上演時間:101分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
学校に寝泊まりする「学園生活部」の4名。ムードメーカーのゆき(長月翠)、シャベルを愛するくるみ(阿部菜々実)、皆をまとめるりーさん(間島和奏)、しっかり者の後輩みーくん(清原梨央)。おっとりした顧問のめぐねえ(おのののか)に見守られながら、賑やかで穏やかな毎日を元気いっぱいに過ごしている、、はずが、現実は荒廃した校舎に蔓延る大量の”かれら”に支配された絶望的な世界だった。
監督は柴田一成さん。私としては初めまして。wikipediaを見るに、怪談系の人ですね。
錦糸町のTOHOシネマが入っているビルでコラボイベントやってました。原画が展示されていて、「かわいい絵だけど、あーホラー系なんだー」と思ったのを覚えています。
さて、この映画、変な形で話題を呼んでしまいました。修正できる時期を超えてしまっているのでそのまま見ることができるでしょう。
ノーヒントでその間違い探しに私が気づけたかは、、、、気づくorそれがキャベツだと気づけない だと思います。
ここから先は がっこうくらし! の感想です。ネタバレしてます!!
がっこうくらし! - キャラクターと俳優
ラストアイドルちゃんたちです。はっきり言って演技力は推してしかるべきです。
前半の日常フェーズは「この中の誰かが女優として大成したら、ゲスト出演したTV番組で黒歴史として流されるんだろうな」とか思いながら見てました。
恵飛須沢胡桃 - 阿部菜々実さん
”健康美”って感じの元気娘のくるみ。
何かあると、とりあえずシャベルを取り出すクルミ。バットの方が振り回しやすくない?
対ゾンビのフロント
丈槍由紀 - 長月翠さん
ゆきちゃん。場内から「壊れてる」とつぶやきが漏れてました。
白Tシャツ姿になる胸から目が離せなかったよ。
違う世界を生きる由紀を演じる長月翠さん。長月翠さんの通常を知りませんが、素で演じられてたかもしれないですね。
対ゾンビでは後衛
若狭悠里 - 間島和奏さん
カーディガンのりっさん。彼女とめぐさんのどちらかが壊れているのかしらとみてました。
対ゾンビでは被守護者。
直樹美紀 - 清原梨央さん
現実派のみーくん。対ゾンビのフロント。
佐倉慈 - おのののかさん
私のおのののかさんの印象は偏っています。深夜放送で「子供のキンタマみたいな顔」って呼ばれていて、確かにそんな感じだなぁと思ってました。ほっぺのふっくら具合とか。もう数年前の話であり、その深夜放送にも出演して山里亮太さんときゃっきゃしてました。
ですが、本作のおのののかさんはちゃんと”女性”でした。きれいだった。
がっこうくらし! - ネタバレ感想 ( 61 / 100 )
61点は同時期上映の「十二人の死にたい子どもたち」とほぼ同率だけど本作をお勧めしたいから。
カテゴリが「俳優フューチャー」じゃないのは、「俳優フューチャー」と「テレビ会社制作」は他のカテゴリよりもワンランク下として取り扱っているカテゴリであり、ワンランク下に属するような映画じゃないから。
要するに面白かったんですよ。
彼女たちには悪いが監督の計算通り?
ラストアイドルちゃんたちです。はっきり言って演技力は推してしかるべきです(二度目)。
でも脚本も彼女たちに演技力を求めていないようでした。脚本が下手というよりは彼女たちに合わせたのでしょう。セリフと演技力の両者ともに痛々しくて見ていられないシーンがいくつかありました。
演技力が出てしまうのは、静かなシーンでしょう。それを前半に多く持ってきてました。監督さんの狙いは、こちらに「演技下手だなぁ」と思わせながらもそのレベルを許容範囲にさせることでしょう。
演技力がSクラスの俳優が出てきていたら画面が壊れていたでしょうが、もう一人の登場人物はおのののかさん。彼女は演技にそこまで力を入れていないから、ラストアイドルちゃんと共演してちょうどよかったでしょう。(おのののかさんをディスってる?)
前半でこちらを慣れさせておいて、後半は演技力の差が出にくいテンションの高いシーンを多めにする。後半は普通に見ていられました。
ニセコイでも同じようなこと言ってます
www.frederica-movie-review.com
キャベツ
上記のキャベツシーンはありませんでした。その代わり、キャベツを収穫しているシーンがありました。そのキャベツはちゃんと食べられない部分まで生えているキャベツでした。
発覚したのが公開直前だったと思うんですが急遽差し替えたのかな?ま、そこまでするミスだとは思うけど。
→ 別の動画のシーンだったらしいです。
最後のめぐねえ
そんなこんなで監督さんの計画通りに、彼女らの演技レベルでも夢中になってみていたクライマックス。
大漁のゾンビとピンチの連続と火まで使って画面を派手にしていたのに、あの最後の静かなインパクトはずるい。
めぐねえもゆき同様にこわれちゃっているのかなーと思わせておいてあれはずるい。本作で表現していたこと全てを下地に使って、「胴体にロープを括り付けている」という簡単なことだけで全部持ってくなんてずるい。
俺もめぐねえみたいなシーンを作りたい。
このシーンだけで十分に「十二人の死にたい子どもたち」より上です。数ランクも。
めぐねえの最後のシーンは「十二人の死にたい子どもたち」ではサトシの正体に当たると思うんだけど、深さが違う。
ジャンルが違うから比べるものではないと言われればそうなんだけどね。同じ日に公開して、見たのが24時間以内なものでついつい比べてしまいました。
がっこうくらし! のベストシーン
映画のキモ
上に書いちゃった。もう一度。
体と机をロープでつなげて動けないようにしているめぐねえゾンビ。
本作で表現していたこと全てを下地に使って、「胴体にロープを括り付けている」などという簡単なことだけで全部持ってくなんてずるい。
冗談
いつまでたっても立て込んだ4人の制服が汚れてないところ。髪のセットも乱れない。
アイドル主演の映画だからそういったものなのか、何かの描写なのかしばらく悩んでました。
4人の制服が汚れているのにめぐねえだけキレイなままなら、それはそれで趣があったんだけどね。
アイドル主演の映画だからきれいに撮影しているだけでした。
汚れのなさがリアリティのなさを生んでいるのに気づかなかったというよりは、
見ている側のリアリティラインを前半で(彼女たちの演技レベルによって)下げています。
なので奇麗なままでも表現としてある程度は許容範囲でした。
青空エールは決勝を戦うユニフォームが真新しすぎて笑ってしまいました。青空エールは明らかに頭がそこまで回っていないだけでした。
それとは違って、がっこうぐらしはわかってて、リアリティを出すことよりも、奇麗な彼女たちを見せることが重要だと判断を倒したのかも
きれい・かわいい・色っぽい
長月翠さんが体操着になると突然自己主張している大きなお胸
がっこうくらし! の評判
3.46/5.0 (yahoo映画 2019/01/26)