第3次スパロボZに出るそうなので慌てて見始めた格好になったUC。オードリーの正体を知っています。なので、あまりオードリーの正体で物語を引っ張らずに2巻あたりで名前を呼ばれることを祈ります。
シャアの名はともかく、ミネバを引っ張り出してきたところに外伝っぽさを感じました。本編でその世界では重要人物だけど、ストーリー上は重要じゃなかったキャラクターを使ってる。冨野さんなら無理にでも違うキャラクターを立てたんじゃないかな。ギレンの隠し子ぐらいは平気で出しそうだ。
マリーダさん。主人公じゃないのに精神の安定していて社会性のあるニュータイプ(強化人間?)です。
サンライズの制作の方々が意識しているかどうかわかりませんが、ファンネルを飛ばしているときは機体の動きが止まります。ファンネルをコントロールしていないときはデカいクシャトリアを機敏に動かします。
それがいい。アムロやシャアはファンネル飛ばしながら近接戦闘までやってのけてました。技量的に彼らのワンランク下に描かれているのがいい。
伝説のエースパイロットたちをさっくり越えちゃいけないよ。
ラストにバナージが突然無茶な覚醒して気づきます。この人は父親だと。ほぼ前ふりなしです。直感です。
それがいい。冨野節だー!と叫びそうになりました。
こうして書いてみると冨野さんとかなり比べてますね。ま、宇宙世紀なので仕方ないかな。冨野さん大好きだしね。
ラプラスの箱?そのうち明らかになるでしょう。しばらく引っ張るのかな?
冨野さんってほとんどキーワードで話を引っ張りませんね。キーワードっていうか暗喩っていうか、謎のキーワードを本題の近くに置かないっていうか。ニュータイプって言葉は大事だけど物語を補助するものであってニュータイプって言葉を追いかけていたわけじゃない。黒歴史って言葉も同様。黒歴史の内容って衝撃だったけど、その正体が出てくるまでは過去の大きな戦争のことを言っているだけで、黒歴史とは何か!?みたいな感じじゃなかったよなぁ。
作り方の違いなのか技量の違いなのか時代や流行りの違いはわからないけど。
富野さんと比較しながらガンダムUCをレビューしてます!
ガンダムUC-7/虹の彼方に/フルフロンタルの正体・箱の中身