wikipediaより「モラトリアム」
学生など社会に出て一人前の人間となる事を猶予されている状態を指す。心理学者エリク・H・エリクソンによって心理学に導入された概念で、本来は、大人になるために必要で、社会的にも認められた猶予期間を指す。日本では、小此木啓吾の『モラトリアム人間の時代』(1978年(昭和53年))等の影響で、社会的に認められた期間を徒過したにもかかわらず猶予を求める状態を指して否定的意味で用いられることが多い(草食系も参照)。
前田敦子さん主演。
あっちゃん、ニートなのに小奇麗にしすぎでしょ。前髪に気合入りすぎでしょ。
最初に出てきた中坊があんなに動きのいいキーマンになるとは思いませんでした。「恋に部活に忙しいんだよね。誰かと違って」
”ツタヤで新作レンタル”ってだけで借りたので前情報なしでした。見始めて2分で思ったこと。
- 前田敦子さん主演=名前だけで人が呼べるし演技下手そう
- 静かな街の立ち上がり=テンションの高いシーンなく終わりそう
- 77分作品
全部まとめると、つまらなそうだが借りたんだし見るか。でした。が、下げまくったハードルは超えてきました。
テンションが低い役立ったので演技は気になりませんでした。友達と会ってしまって目を伏せながら逃げたいけど逃げれないのも全身から伝わってきたしね。
タマ子の就職活動。芸能界ってわかりやすいように見えるんだよね。きらびやかな世界だから憧れたんじゃなくて、「演技をすればお金をもらえる」。工場でよくわからない機械の前で今の自分が知らない作業ができるか覚えられるかよりも、女優はよほどわかりやすい。人の前にでる商売なのに、誰にもバレたくない矛盾。
この時のタマ子には工場の作業よりも女優の方が自分に近いと感じちゃうんですよ。簡単に見えちゃうんですよ。こういうもんです。私も半ニートをやってた時に声優にやってみようと思ったことあります。だって声なら毎日出してるもん(笑)
父の再婚話。タマ子が帰ってきたのは、一人やもめのオヤジが心配だったからってことになっているらしい。私もそう思ってました。けど違うか。スパイ(中坊)がいい仕事したなぁ。自分の地盤が崩れそうでヤだけど、再婚に反対する年でもないんだよね。でも反対しちゃって潜入までしちゃう。そこで大人力に圧倒されてしまう。そして察しを付けられてしまい、自分が止めを刺しかけてたことに悔恨。お母さんに報告してものれんに釘。で、心の中を見透かされてしまう。
彼女的には追い詰められていく。閉塞感が体を支配していく。お母さんの言うとおり、働いて生活の基盤を作ればいいんだけどね。それがとんでもなくハードルが高く見えちゃうんだよね。
星野源さんのまったりしたテーマ曲がやさしくタマ子を包んで終わります。タマ子の休憩の時間は終わりました。熱くなれるものがみつかるといいね。仕事なのか恋なのかはわからないけど。
みんなの評価
あっちゃん信者はほとんどいない。なのにちゃんと好評。あっちゃんがかわいかったー!っていうアイドル映画的な評価はなく、2013のベストとする人も。
面白かったよね。
映像特典の舞台挨拶。
舞台挨拶を繰り返すごとにインタビューする女性がいうことが深くなっていってます。アクセサリーを習っている時のたま子の気持ちとかに入り込んでました。
huluで見てました