こんにちは。フレデリカです。職場でこっそり書いてた記事をようやく公開できました!
開始5分で出て行った二人ずれがいました。動員数稼ぎ?それで彼らの「教団への奉仕」という欲求が満足するならいいんじゃないかな。
僕の彼女は魔法使い - 作品情報
作品情報
あらすじ&鑑賞前感想
一応、宣言しておきます。
エンターテインメントとして見てきます!
僕の彼女は魔法使い - キャラクターと俳優
白波 風花 - 千眼美子さん
元気そうでよかった。ふっくらとした顔が日々が充実しているようでよかったです。
ま、千眼美子さんは特別枠の信者だろうし、その特別枠が憔悴していても、そんな姿は見せないでしょうが。
千眼美子さんは幸福の科学の広告塔です。私は目立つのが得意ではなく誰かのために何かをするのは好きではありません。なので、千眼美子さんが踊らされているように見えてしまいますが、違いますね。幸福の科学の考え方を含んだ本作に千眼美子さんが主演するのは、彼女ならではの布教活動であり、宗教へのご奉仕の仕方ですね。
僕の彼女は魔法使い - ネタバレ感想 ( 40 / 100 )
最初に「幸福の科学がつくったよ」という正々堂々っぷりは評価したい
ま、いろいろなものが日曜朝の戦隊モノレベルなのは脇に置いとくとして。
白い魔法は幸福の科学の経典で、白い魔法使いは信者ですね。
自分が白い魔法使いと話した時の千眼美子さんの問いに答えておきます。一般人として普通の答えだと思いますが。
千眼美子さん「白い魔法は怖い?白い魔法使いは避ける?」
答え「それだけで恐れたり避けたりしない。考えを聞く分には聞こう。ただオレやオレの周囲が嫌がっているのに価値観を押し付けてきたら逃げるか迎撃する」
それこそ布団たたきながら叫ぶぐらいはするよ。(※あれの標的は幸福の科学ではありませんでしたが)
映画の中に見た幸福の科学
上記にも書きましたが、猛烈に布教活動を仕掛けてくる宗教や信者は敵です。ですが、猛烈でなければ話を聞く程度のことはします。
本作の幸福の科学は経典を説明しているシーンもありましたが、そこまで押し付けてきているようには受け取りませんでした。
んで、千眼美子さんのふっくらとして充実していそうな顔を見ていると宗教としての本来の役割「人々の心の平安」は果たしているのかなと感じました(上記に書いた通り千眼美子さんが特別枠の信者からかもしれませんが) 全世界に1000万人の信者(幸福の科学さん自身の発表数)がいるそうなので、まっとうな宗教なんでしょうね。
ついでに、それなりに好意的に見ている自分が「私は日本人だなぁ」と思いました。
お寺と神社が混在する街中に生きてきました。そして大きなスペースで行いたいってだけの理由で「お寺の本堂でクリスマスパーティーを行う」という日本人のいい加減さが大好きです
あ、コメントに”集会に来ませんか?”とかの勧誘はノーサンキューです。親が保守的であり仏教徒なので「息子が変なこと(=自分たちの価値観にないこと)始めた!」と心配しちゃうんですよ。俺は俺の心の平安よりも親の心の平安の方が大事なんです。
脇に置いた「いろいろなものが日曜朝の戦隊モノレベル」
早々に真ん中に戻してみました(笑)。この話を書いておかないと次にいけないんですよ。
わたしにとっては枝葉の部分です。それが大好きなわけでも、それを見に行ったわけでもないので
<日曜朝の戦隊モノレベルな部分>
- CGがすごい。両目からみくるビームが出てくる。そのビームの色は赤。うちの業界で言う「#FF0000」
- ホウキで空を飛ぶシーンで青空のブルーのカーテン感がすごい。
- ↑この二つに「俺達でもCGが作れる!見て見て!!」を感じたのは私の性格が悪いんだろうな
- 黒い魔法使いは5年間ほど白い魔法使いの行方を追うことに固執して、悪さはしていなかったようです。
- 男の子の修行中にご家族は行方を探さなかったのだろうか、、、、
- 男の子が千眼美子さんから運命と魔法を自分へ移し替えたんでしょ?最終決戦で千眼美子さんが主体で魔法を使っていたような、、、、。ま、二人の愛が合わさった力なんだけどさ
- お弁当は魔法を使わずに自分で失敗しながらでも成長するものらしいですよ。「魔法=経典」だと思っていたので、魔法を軽く否定したことにびっくりしました
- 片思いは悪、でファイナルアンサーでよい?。好きな人に好きな人ができたら素直に祝福しなくちゃいけないの?それができたら素敵だとは思いますが強制はできないよ
本作の意味合いの難しいところ
上記に書いた通り、エンターテインメントの水準に届いているかと言われれば、”残念ですが”と言わざるを得ません。
でも、本作の目的が何かと問われれば、それは「幸福の科学を教えを広める」ことです。最初に書いた通り、布教活動なら逃げますが、教えを聞くだけなら私は聞きます。
本作は経典を説明するというレベルに達していないでしょう。パンフレットのレベルです。「興味がわいたら、もっと詳しく教えてあげるからおいで」という入り口のフックを作っているだけにすぎません。(本作のレベルが低いのではなく、そういう目的なんだと思います)
ドラッガーと同じ感覚というとわかっていただける方もいらっしゃるでしょうか。
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で、ここから難しいところなのですが、私のような理屈バカに系統立てて宗教の教えを話すとアラばかりみつけることになります。
でもね、私より理屈バカや理屈を知っている人も幸福の科学の信者にいるよね。彼らはどうやって折り合いがついているんだろうと思うと不思議です。
特に、千眼美子さんみたいに親の世代からの信者じゃなくて、大人になってから幸福の科学に触れて信者になるような人。
あ、その答えがパンク侍にあるのかも。パンク侍は毒気たっぷりに演出してあるけど、宗教が正しく機能するなら悪いことじゃないよ。
自分がでっち上げた腹振り党に心酔していく姿に肝が冷えました。
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春宮みずきさんの役回りの話。
本筋から少しずれます。春宮みずきさんの話。
主人公の男の子君と幼馴染で、秘めた思い(あふれ出まくってましたが)を持っていた春宮みずきさん。男の子の隣の座は千眼美子さんの登場によって奪われてしまいました。(この「奪われた」というのも白魔法と異なる考え方らしいですが)
そのへこんでいる姿やブライダル業界の話になっていく展開で、昔女の子から聞いた話を思い出しました。
友達の結婚式に参加したときの話です。
「その結婚式では、友達の何人かが花嫁と同じような格好をするんだって。んで、花嫁を奪おうとする悪魔から注意をそらすんだって」
これって、たぶん目的は悪魔云々じゃないよなぁ。花婿に気があった友達の中の一人に結婚式で役目を与えて、積極的に参加させて自分の心の中と折り合いをつけさせるために作った風習だろうな。
よく考えられたシステムだ。
春宮みずきさんを見ながらそんなことを考えてました。
僕の彼女は魔法使い のベストシーン
映画のキモ
黒千眼美子さんに化けて愛を求めた春宮みずきさん
春宮みずきさんは自分が愛されたかったのであって、嘘でもいいから振り向いてほしかったわけではないでしょうに。
本作が教えを説くことに重きを置かれ、娯楽としての映画が軽くなっているのを象徴する部分です。
私は本作のシナリオを信用していませんでした。
高校時代にあんなに因縁を作っておいて、5年後に絡んでこないから使い捨てられちゃったかなーと思ってました。なので再登場したのは少し感動した。
冗談
じーさんのハイタッチが空振り。でも回想シーンでは受け止めてた。
千眼美子さんのおじいちゃん(不破万作さん)は死んじゃったけど、徳が高いから特別に現世を行き来できるんですって。
でも霊体だから触ることはできないんですって。だからハイタッチしようとしても擦りぬける。(←体に触れられない設定はその後使いません。なのでストーリー的にはあまり意味はない)
過去の回想シーンで、敵から守るためにお母さんが幼い千眼美子さんを突き飛ばし、おじいちゃんが受け止めてました。
自分たちでぶっこんだ設定ぐらいは守ろうよ、、、、。
きれい・かわいい・色っぽい
黒千眼美子さん。黒のドレスが似合ってました。
僕の彼女は魔法使いの評判
2.17/5.0 (yahoo映画 2019/03/07)
その他
私のこと
歯医者からもう逃げきれないレベルまで来ている、、、、、。