「3年目のデビュー」を見てきました。ヲタモードをオフのことも書いてます。けど、基本はヲタモード全開で行こう!
日向坂46 3年目のデビュー
日向坂のヒ!
作品情報と鑑賞前感想
- キャスト:日向坂46さん 長濱ねるさん 井口眞緒さん Mさん(表に出るのが困難になって卒業されたので名前は出しません) 今野義雄さん
- 監督:竹中優介さん
- 公開日:2020.08.07
- ジャンル:青春
- 上演時間:119分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
昨年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から改名し、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど華々しいデビューを飾ったアイドルグループ「日向坂46」。彼女たちにとって初となるドキュメンタリー映画が、2020年に公開決定しました。昨年末に「NHK紅白歌合戦」に初出場するなど、大躍進を遂げた日向坂46のデビュー1年目に完全密着。日々拡大するグループの人気。その裏側に隠れたメンバー一人ひとりの苦悩。自分たちだけの名前を手に入れてからもなお、常に危機感を持ち、「日向坂46」としての魅力を探し求める姿を描きます。
AKBグループ、坂道シリーズのドキュメンタリーって弱いんですよ。俺がちょっと力をコめたらポキっと折れちゃいそうな子たちが死ぬ気で頑張っているのは無条件で泣けてくるんですよ。
それとこのドキュメンタリーって過去作を見るとスキャンダルから絶対目を背けない。乃木坂46のドキュメンタリーは路上キスのスクープのこともしっかり表現してきます。日向坂46で卒業した二人はベクトルの違う衝撃を与えました。そこもきっちりやるんだろうなぁ。
心地よい滑走感が大好きな「ドレミソラシド」
ここから先は 日向坂46 3年目のデビュー の感想です。ネタバレしてます!!
日向坂46 3年目のデビュー - ネタバレ感想 ( 70 / 100 )
坂道グループの歴史を振り返っておきます。私の主観がふんだんに入っています。
乃木坂46
AKBグループのコンセプトをほぼそのままソニーに持ってきました。結成当時の世間の認識は「秋元康がまた似たようなことを始めたらしい」。私もその世間の一人でした。
メンバーがシングルごとにパフォーマンスする「選抜」と入らなかった「アンダー」に分けられる。メンバー同士がライバルでありながらも、「乃木坂46が世間に知られてないんだから、内部抗争している場合じゃない!」という結束の方が強かった。その結果、紅白歌合戦に出演するようになり、ライブ中心だった「アンダー」は武道館で講演するようになる。
結果、乃木坂46を広めた。戻る場所になった。そしてグレープはメンバーが上に行く足場となった。
イメージ:深窓のご令嬢
欅坂46→**坂46(未発表。桜坂とも神楽坂ともいわれています)
乃木坂46が世間で盤石になったころに結成された。そのため、最初から注目されていた。ほかの2グループと違って注目を集めるための努力はしていない。そのため、結束力がやや少ない。
結果、帰属意識が薄い。メンバーが欅坂46を上に行くための踏み台にしか感じていないように見える。
イメージ:社会への反抗。色が濃い夜。
ひらがなけやき坂46→日向坂46
欅坂46のアンダーとしてスタート。欅坂46と同化してシングル曲を歌うチャンスもあったが、15,16歳特有の仲間意識に潰されたという噂アリ。あくまで噂ですよ。
隣で光り輝き時代の寵児になっていく欅坂46をすぐ隣で見ていて、それにおんぶにだっこされている状態。よく腐らなかったなぁ。メンバー同士がライバルなんて言っていられず自分らの知名度を上げるため結束する力は強固だった。
後に日向坂46に改名。
結果、日向坂46を広める最終段階になりはじめている。戻る場所になった。そしてグループはメンバーが上に行く足場になり始めている。
イメージ:欅坂46のイメージのカウンターでハッピーオーラ。色が淡い昼間
物語の感想
3つに分けてみました。
一般の方々向け
キャプテンの佐々木久美さんの引力とセンターの小坂菜緒さんの苦悩を中心に見ることになります。
お日様(日向坂46のファン)には、申し訳ないけど、本作はお日様向けです。
一般の方々がこの映画を通して感動を受け取るのは難しいかもしれないです。過去作の方がグッときます。
以下、おススメ順。メンバーのことがわからなくても感情移入できそうな順番になっています。
- 映画『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』感想
→ シングル総選挙を軸に展開しています。顔がわからない状態で見に行ったのに感動しました。:存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48 Blu-rayスペシャル - アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48
→ 鬼軍曹「牧野アンナさん」のしごきに耐えるメンバー。シングル総選挙での年少のセンターとそれをまくった年長者の光と影がすごかった。:アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48 - 映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46
→ 無名のところから駆け上がる姿は圧巻、その中でのプレッシャーは計り知れない。当時センターの号泣シーンはいまだに胸が痛む。:悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46 - 本作
→ 上記の乃木坂46が、「道のないところに道を作る」苦しさなら、ひらがなけやきは「隣にある舗装道路に乗れずに背丈の高さある雑草道を歩く」苦しさ。 - 映画『 いつのまにか、ここにいるDocumentary of 乃木坂46』
→ 有名アイドルグループになった後の頑張り。卒業していくメンバーと見送るメンバーの心持が丁寧に描かれています。:いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46
坂道シリーズオタ向け
Mさんの卒業については運営のメンテが行き届かないことが理由の一つ。だから、ひょっとしたらやらないかなーと思いました。ですが、きっちりやったよ。当時Twitterで回ってきた。最後の挨拶を見ることができました。
私が見たいものは半分見ることができました。
- (見た)キャプテンの涙の「くやしくないの!?」
- (見た)Mさんの卒業の挨拶
- (見れてない)舞台あゆみ
- (見れてない)一期生の楽屋閉じこもり事件
井口さんの卒業もちゃんと表現されていました。
なお、井口さんは現在YOUTUBERとして活動されています。日向坂46のことを一切言わないのは彼女のけじめなんでしょうね
馬の振り付けを見ているときのメンバーの驚きはここですね
復帰直後の濱岸ひよりさんがデュオで踊るところですね。
欅坂46専属のイメージが強いTAKAHIROさんですが、日向坂46にも来ましたね。
今からド偏見を書きますが、、、 どおりで特定の個人に負荷が高いダンスだと思った。
濱岸ひよりさんもそうですが小坂菜緒さんに負担が集中しすぎです。彼はグループでのダンスを考えるのは難しいんじゃない?個人以外がバックダンサーになっちゃってる。
丹生ちゃんが、馬のダンスに日向の色を見いだしてる。ちょっと危険じゃない?TAKAHIROさんの感性は鋭いんだろうけど、個人ピックアップ型の彼のダンスじゃ欅のニノ轍を踏むことになっちゃわない?
急遽センターに入ったメンバーに対して「あれじゃ足りない」と言ってのける今野さん。
さらに、
「ハッピーオーラはひらがなけやきの色であって、日向坂の色ではない。探せ」
とか言い出しました。
確かにひらがなけやきのハッピーオーラってイメージは、漢字欅のイメージのカウンターで作られたイメージだけどさ。ってことは漢字欅に乗っかったイメージなのかもしれないけどさ。
このまま、日向坂46のイメージをハッピーオーラで進めてたら、いずれ俺が飽きたのかな?それを先に気づいてるってことなんですかね。すげーな。
今野さんまとめ(乃木坂46との辛みが中心の動画です)
秋元康さんと戦っているシーンもあります(フルボッコにされてますが)
お日様の方々向け
めいめいとおすしのお出かけに少し驚きました(笑)。めいめいもしゃべるようになったよね。
私にとっての初めての「約束の卵」はこれでした。そのため、約束の卵は今でも渡邊美穂さんのソロ曲。
褒めてるし唯一無二の存在なんだ!って言いたいんですけどね。たぶん本人はいい気持ちはしない気がする。ファンはそれを求めているのですが、本人はつらすぎるだろうしなぁ。
グループが乗る荷台を引っ張っているのは最年長の佐々木久美さん。荷台を後ろから押していたのが井口眞緒さんです。
強く真っすぐに熱をメンバーにぶつけてくる佐々木久美さん。その熱や自身の決意に負けそうになるメンバーの聞き役をしていたのが井口真緒さんだと思います。たぶん、聞くだけで何もできません(笑)
この人が最年長の一角を担ってたのは大きいです。
人と接するときに、
冷静に評するのではなく、悪いところを探してマウントするのでもなく、
いいところを探すという接し方をする井口さん。そこに天性の明るさが彼女の素晴らしいところです。
ですが歌とダンスのセンスが絶望的にないのでアイドルには不向きです。でも腐ることはしませんでした。どんだけ練習しても成長することはほぼないんですが真剣なんです。
- 年上
- 話を聞いてくれる。肯定してくれる。励ましてくれる。
- ヘタだけどダンスに真摯
そんな後ろ姿はメンバーにどれだけ力を与えてくれたのか計り知れないでしょう。私もそんな井口眞緒さんが大好きでした。
ただ、、、、やはり真摯に頑張っているのにメンバーに置いて行かれるダンスレベルは、本人の心をむしばみます。彼女が卒業を決めたのはスキャンダルが主要因とされていますが、こっちの要素も大きかったんじゃないかなぁ。
日向坂46 3年目のデビュー のベストシーン
映画のキモ
斉藤京子さんの言葉
「乃木坂さんも欅坂さんも....」
恐れすぎず敬いすぎることなく。
偉大な先人ですが、自分たちにも個があるという意思がナチュラルに表現されていてグッときました。
冗談
CRE8BOYさんが出てきた瞬間。
瞬時にこれを思い出してしまいました。
キュンやドレミソラシドの振り付けをした人。全員が生き生きしている振り付けが大好きです。
今野義雄さんの動画を探しているときに見つけた動画
きれい・かわいい・色っぽい
めいめいと一緒にお出かけした時に、髪がふわっと膨らんだ時のおすし
きれいでした。
タグと評判
タイトル:-日向坂46 3年目のデビュー-
監督:-竹中優介さん-
俳優:-日向坂46さん- -長濱ねるさん- -井口眞緒さん- -今野義雄さん-
日向坂46 3年目のデビュー の評判
4.26/5.0 (yahoo映画 2020/08/09)
その他
最近の世の中
2020.07
2020.08
私のこと
久しぶりの映画館へ地下鉄に乗っていきました。到着はぎりぎりになってしまいました。
さらに地下鉄の出口を間違えて遠回りすることに。到着したのは開始1分前!
まあいい、どうせ10分はCMだ、ここからチケットを買って、トイレに行って、、、、、
あ、なめてた。入れない。
その場で翌日のチケットを買って帰路につきました。
他に映画館にあったガチャガチャ。基本的に人だかりがありました。
ちなみに、翌日に映画館に到着は一時間半前。おれはもうちょっと「丁度いい」ってことができないのか。