2018.05.05
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こんにちは。フレデリカです。ガンダムです。おうちで見ました。劇場は満員でいつも入れない。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦
角なしシャア
作品情報
- キャスト:池田秀一さん 潘めぐみさん
- 監督:安彦良和さん
- 脚本:隅沢克之さん
- 公開日:2017.09.04
- ジャンル:アニメ
- 上演時間:94分
- レーティング:なし
公式HP
人物紹介のページがあるんですが、第1話から4話までは、相関図があって派閥や立場によってカテゴリ分けされてました。
第5話は1ページにまとめられてました。相関図もありません。疲れちゃったんですかねー。
あらすじ
宇宙世紀0079年、人類は宇宙ですら戦場に変えてしまった。世界の人口の半数を死に至らしめたブリティッシュ作戦(コロニー落とし)を実行し、突き進むジオン公国軍。それに対し、劣勢を挽回すべく圧倒的な戦力で挑む地球連邦軍。交錯するザビ家の陰謀、変えがたい運命に翻弄されるセイラ・マス、ジオン軍のパイロットとなってしまったランバ・ラルやハモン、サイド7で平穏に暮らすアムロやフラウの日常生活にも暗い影が訪れようとしていた??。
そして、復讐に駆られたジオン軍のエース、シャア・アズナブルが参加する「ルウム会戦」がついに始まる。
ネタバレ感想
中だるみ、2連続目。ルウム戦役が始まらなかったんだけど。
今回はコロニー落としが一番大きい事件だと思うけど、主要メンバーが関係してないからなぁ。物語としてのインパンクとは小さいのか。
最初の熱はなくなってる
「青い瞳のキャスバル」にはあった熱がなくなっているような感じがしたんだよなぁ。MSの戦闘シーンの固いCGは原作愛を感じられない。原作を追っているだけって感じ。
ま、それでも需要も利益もあるだろうけどさ。
ガンダムは群雄割拠ではなく、シャアとアムロ
94分で、内容がこんな感じ。
- シャアが15分。
- アムロ(と言ってもカイのおまけ)が10分
- セイラさんが15分。
- 前回の回想に10分。
- その他が44分。(ユウキとファンリー・ドズル一家・コロニー落としなど)
一年戦争を描くなら大局を描かなくちゃいけないんだろうけど、ドズルもガルマも、シャアが絡んでこその魅力なんですよ。
最初から三国志みたいな群雄割拠と思いながら見始めたのなら違う見方もあったのかもしれないけど、私にとっては、やはりシャアが中心なんですよ。
シャアの出番が少ないのはやはり寂しいですね。
御前会議
オリジンの方では御前会議にシャアが呼ばれます。何を発言するわけでもなく作戦実行指揮として紹介されるだけです。そこでシャアが知己を得るわけもない。(将官の中にはマ・クベもいたけどね)
そのシーンはシャアにのみ意味があるという熱いシーンです。
名前を変えるまでに落ちたシャアがとうとう敵一族を目視確認できるようになった、しかしまだその距離は遠い。という熱いシーンなはずです。
このシーンが省かれてました。なんで!?
シャアの心の声をナレーションするなんて視聴者に優しいことなんてしていません。敬礼するシャアを見るギレンやキシリア。ギレンやキシリアに敬礼するシャア。それだけのシーンです。
追加するシーンは約十秒。なんで飛ばしたんだろ?ここで顔を見せないことで後でさらに熱いシーンとか作れるってこと?
戦争の狂気
ギレンの国民感情があおりますが、あの煽り方では国民はついていかないだろう。、、、と思うのはジオン国民じゃないからなんだろうな。ザビ家は10年以上使って国民意識を誘導してきているわけだし。
日本でも、お隣の国の主張はおかしく思えるけど、お隣の国の方々は軍上層部は自分たちの味方だと思っているんだろうし。
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ドズルの心の流れが怖かった
その扇動者に煽られる国民の代表がドズルですね。
ドズルは顔が怖いし武力もあるし軍の中枢にいるけど、細かいことは考えられないし、根はいい人です。(ほめてますよ)
戦争で数億の人が死んだことに苦悩してました。ランバ・ラルにド正論を言われて悩みまくってました。
http://www.gundam-the-origin.net/character/0501.html
それをミネバを守る!ってことで自分に対して理論武装してしまいました。
「激突 ルウム会戦」で一番怖いシーンです。
建前を無理やり強化して、本心をつぶしてしまいました。
戦争に向かう狂気。怖いよ。
ドズルの心理は羅生門の主人公の流れを巨大化させたもの。
ユウキとファン・リー
なんでここをがっつりやったんだろ?「激突 ルウム会戦」の主人公なんじゃないかというぐらいしっかりやってました。原作よりも深堀していました。
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でも、ここをがっつり描いたからこそテキサスコロニーの暴動に深みを持たせたかもしれないですね。
群集心理は怖い。あの暴動してた連中には連中なりの絶対的な正義があったんだろうなー。あったつもりなんだろうな。
悪魔よりも、人間とくに群集心理は怖い。って漫画。バッドエンドです。
評判
3.64/5.0 (yahoo映画 2019/07/23)
信者がほめているが、バッサリ切り捨てる人も多い。シャアの出番の少なさやルウム会戦が始まらなかったのが低評価の理由。
本編で「親父にもぶたれたことないのに」は名セリフなのに、アムロが軍人に殴られてたという指摘が。忘れてたよ。
主題歌とサントラとか関連グッズ
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監督:-安彦良和さん-
脚本:-隅沢克之さん-
俳優:-池田秀一さん- -潘めぐみさん- -浦山迅さん- -銀河万丈さん- -三宅健太さん- -柿原徹也さん- -喜山茂雄さん- -沢城みゆきさん- -近藤浩徳さん- -北沢力さん- -一条和矢さん- -松田健一郎さん- -土屋トシヒデさん- -大畑伸太郎さん- -巻島康一さん- -茅野愛衣さん- -中博史さん- -古谷徹さん- -古川登志夫さん- -中西英樹さん- -福圓美里さん- -新井里美さん- -宗矢樹頼さん- -小野賢章さん- -瀬戸麻沙美さん- -大塚明夫さん-
個人的なこと
西友本八幡店 3年間閉店
3年後はこの辺にいるのかなぁ。