フレデリカ LOVE 邦画<ネタバレ>

内容を知っている方だけどうぞ。ネタバレで感想や評価を書いています。たまに批評・解説になっちゃっているところもあり。

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STAR

こんにちは。フレデリカです。

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STARの千秋楽を見てきました。ライブビューイング。

書きなれているので映画のテンプレートを使います。ですが、乃木坂46がかかわると思いの丈が先行してSEOはフルでシカトだ!!(通常時も常に念頭にあるわけじゃないけどね。)

 

TEAM MOON

www.frederica-movie-review.com

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STAR - 作品情報

作品情報

  • キャスト: 井上小百合さん  渡辺みり愛さん  寺田蘭世さん  梅澤美波さん  中田花奈さん  石井美絵子さん
  • 演出:ウォーリー木下さん
  • 脚本:たみおさん 
  • 上演時間:3時間20分
     本編(2時間30分 休憩15分 ミニライブ20分 千秋楽ご挨拶20分 ビューイング用特別映像10分 ....ぐらいだったと思う)

公式HP

sailormoon-official.com

あらすじ&鑑賞前感想

第一期 ダーク・キングダム編

東京十番街に住む月野うさぎはドジで泣き虫な中学2年生。ある日、うさぎは言葉を喋る不思議な黒猫ルナとの出会いがきっかけで、愛と正義のセーラー服美少女戦士「セーラームーン」に変身し、街を襲う妖魔と戦うことになる。初めは苦戦していたうさぎだったが、彼女の危機をたびたび救う謎の紳士・タキシード仮面の存在や、次々と現れるセーラー戦士の仲間たちに助けられ、妖魔退治を順調に続けていく。

ある日、セーラー戦士たちはルナに「幻の銀水晶」と「月のプリンセス」を探すという指令を受け、妖魔退治に並行して銀水晶とプリンセス捜索を行うことになる。やがて、妖魔の主クイン・メタリア率いる「ダーク・キングダム」やタキシード仮面も銀水晶を探していることが判明し、銀水晶探しは三つ巴の争奪戦に発展していく。

ついに幻の銀水晶と月のプリンセスが現れた時、セーラー戦士たちは自分たちが戦士に選ばれた理由を知る。その鍵は、太古の昔に存在した月の王国「シルバー・ミレニアム」と地球の王国「地球国」、そして戦士たちの前世の記憶にあった。

美少女戦士セーラームーン - Wikipedia 

 が、ベースです。原作を読んでないから、どんなふうに変更されているかわかりませんが。

アニメをやっていたころは、放映時間にたまたまTVの前にいるときにたまたまやることがないとみてました。感想としては「このシナリオなら俺でも書ける」。あくまで30分の筋書きであって、大きな流れやキャラクターの造形は私内はできっこないけどね。

 

 

告知PV

www.youtube.com

 

ここから先は乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STARの感想です。ネタバレしてます!!

 

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STAR - キャラクターと俳優-1

セーラームーン月野うさぎ - 井上小百合さん

相手方を務めた石井実絵子さんから「キャラクターをまねて近づけるのではなく、自分の中にあるうさぎを見つけて表現する」と役者冥利につける最高の称賛を受けたさゆにゃん。

どじっこ・底抜けの明るさ・仲間を思う気持ち・怒り・悲しみ。すべてが熱かったですです。

最後の方の絶叫はライブビューイングじゃもったいなかった。生で感じたかったと思うほどの熱さ。

いいものを見せてもらいました。

 

タキシード仮面/地場衛 - 石井美絵子さん

本来は立ち位置がすげー難しい人。

客層は乃木オタが大半だから客が見たいものは乃木坂メンバーの活躍。だから乃木坂メンバーを立てなくちゃいけない。けど、物語としてはど真ん中にいるので、自分が立たないと舞台として成立しない。

この辺のバランス、マンガじゃよく失敗してますよ。ラスボスは主人公とライバルがタッグを組んで倒して、長らく一緒に旅してきた仲間がつゆ払いになっちゃって最終決戦の場にさえいない作品。(場の人数が少ない方が盛り上げやすいしね)

主人公クラスなのに出すぎず引きすぎずのバランスをやり切ったこの舞台のMVPなんじゃないかな。

 

セーラーマーキュリー水野亜美 - 渡辺みり愛さん

彼女の変身シーンでもその早着替えにまだ驚いてました。(マーズからは”あれがこうなるのかな?”と考える余裕が出てた)

 

 

セーラーマーズ/火野レイ - 寺田蘭世さん

なんとなくカラスを使役させているっぽかったですが、原作じゃハトかなんかじゃなかったっけ?(wikiみたらカラスでした。フォボスとディモスというらしい)

 

 

セーラージュピター木野まこと - 梅澤美波さん

セーラームーンを覗く4人のセーラー戦士の中では一番見せ場のあった人かな?ウサギを襲った時には驚いたよ。

うさぎが壁なく声をかけてくれたのに、そのウサギを周囲が止めているのを見たとき、悲しそうな顔をしてました。それが全身から伝わってきてました。

 

これは私の男的な感覚。もしくは器の小さいところなのかもしれませんが。

梅澤みなみさんは19歳。マーキュリー役の渡辺みり愛さんは18歳です。

梅澤みなみさんは背が高いお姉さん系、渡辺みり愛さんは小さい妹系です。

最後の舞台で二人は並んでいました。梅澤みなみさんが渡辺みり愛さんに接する姿はお姉さんが妹さんをめでるしぐさでした。

後ろからくっついたり、頭撫でてみたり。

 

でも梅澤みなみさんは乃木坂46の3期生。 渡辺みり愛さんは2期生です。

芸人さんの「始めたのが一日でも早い方が先輩」や運動部を生きてきた私には違和感がありました。

もちろん、 本人たちが気にしてなきゃ、私の狭い常識なんてどうでもいいんですけどね。

 

セーラーヴィーナス愛野美奈子 - 中田花奈さん

4人のセーラー戦士のリーダー格だったらしいのですが、あまり感じなかったなぁ。5人で抜いた剣を持ったり、セーラームーンをよみがえらせるときに最初に提案はしてたかな。

千秋楽の挨拶を聞くに、さゆにゃん以外はほぼ舞台経験がないらしい。座長のさゆにゃんは集中するとして、もう一人の一期生のかなりんはマトメ・精神的な支柱の役割だったのかな?(これも男・運動部感覚なのかもしれないけど)

 

安藤千尋さん  小嶋紗里さん Shinさん 武田莉奈さん

その業界では名のある方なんですね。千秋楽のあいさつで劇中になかった決めセリフを言って、ライブビューイングの客席をキャアキャア言わせてました。

 

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STAR - ネタバレ感想-

役者さんがよく言う「この作品を見て元気になってもらえれば」の元気をもらえた作品でした。俺もいろいろ頑張っていかなくちゃなぁ

この”元気”って年を追うごとに難しくなっているのを感じます。ルーチンワークの中にいるのが楽なんだよね。このままだと先細りするのもわかってるんだけどさ。

 

ウサギが絶命した時に、四人が命を捨てて生き返らせます。その時に、5人でミュージカルらしく踊り歌います。

テンションが上がってなければ、「お涙頂戴の感動演出だねー」とか「あーはいはい」とか思って冷めた目で”このシーンが早く終わらねーかな”とか思うのですが、本作はちょっぴり泣きながら見てた。

泣くまで入り込んでましたね。

 

そこまで入り込めた理由は、はやりウサギ役のさゆにゃんの熱演でしょう。
千秋楽だからだったのか舞台で鍛えたのどは毎日のそれに耐えられたのか分かりませんが、「明日は声が出なくていい!」というほどの絶叫の数々は私を引き込みました。

 

まいやんがちょっとかわいそうでした。

舞台は本番にかけた後も成長すると聞きます。お客の反応や本番のテンションでよってのみ感じることのできることを足したり引いたりして作っていきます。

私が見たのは千秋楽です。その足し引きが完成した姿です。

ただ、まいやんが。事前録画してあるだけのまいやんが。

場のテンションもわからない状態で撮影した映像が流されて、一人だけテンションが違いすぎる、、、、。

一人で冷静すぎるんですよ。浮いちゃったまいやんが少しかわいそうでした。

 

どうでもいい違和感。

門外漢が重箱の隅をつついているだけなんだけどね。

アニメを放映してた頃から思ってたんですが、

衛星である月が惑星群を率いるってどういうことだよ。

 

それとおんなじ感覚で。

地球と月が仲良くしたら太陽が嫉妬するってどういうことだよ

太陽にとって地球は手下であり、さらにその手下の月と仲良くしてたら「組織として正常に運用できている」と喜ぶだけだろうがよ。

 

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STAR のクライマックスで4戦士を生き返らせるセーラームーン

唐突に出てきた蘇生魔法(しかも複数人可能)に都合主義を感じずに感動しちゃったんだから、入り込んてたね。

 

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」TEAM STAR のベストシーン

本作のキモ

ウサギのラストの変身シーン

絶望のなかで、唯一芽生えた希望に震えました。

 

終わった後に何度でも丁寧に頭を下げていたさゆにゃんが印象的でした。

最初のコンセプトが「乃木坂46の舞台」や「セーラームーンの舞台」だったかもしれないけど、仕上がった作品は井上小百合の舞台」でした。

  

冗談

気を抜くと女の小走りになりウサギ。

 

なかったんですが。

ぬいぐるみのルナがすごく丁寧に演じられてたんです。一つ一つの仕草とか顔を上げるとかちゃんと演じられていました。

丁寧に演じられてたからこそ思ったんですよねー。

ルナが飛んだー!とか言って、ルナを雑にぶん投げたら面白いだろーなーって。

(ただし、一回です。2回はしつこい)

 

きれい・かわいい・色っぽい

セーラー戦士の脚!

みんな色っぽかったです!

その他

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演出: -ウォーリー木下さん-

脚本:-たみおさん- 

俳優: -井上小百合さん-  -渡辺みり愛さん-  -寺田蘭世さん-  -梅澤美波さん-  -中田花奈さん-  -石井美絵子さん-  -山内優花さん-  -若狭博子さん-  -安藤千尋さん-  -小嶋紗里さん-  -Shinさん-  -武田莉奈さん-  -玉置成実さん-  -河本麻祐子さん-  -鏑木真由さん-  -齋藤久美子さん-  -倉知あゆかさん-  -渡邉南さん-  -光岡茉美さん- -白石麻衣さん-

 

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