プレミアム会員価格で0円なので買いました。一個一個がなるほどと思いました。
いわゆるマーフィーの法則。潜在化していて受動的な「言われりゃ当たり前」を、顕在化して自発的に「当たり前を書く」に昇華するって難しいんですよ。
出版社の販売じゃないので「わかる人には分かる」と割り切って書いてある。だから言いたいことがわかりやすいんだよね。
例えば「リワード動画」のポイントを書くのに
普通の本だと
1.リワード動画は何か
2.リワード動画の使用方法。
3.自作アプリへのリワード動画の埋め込み方法
4.リワード動画を配置する勘所
と技術論ばっかりになる。1-3はその本じゃなくても調べられる。その本の特徴は「4.リワード動画を配置する勘所」のはずなんだけど、1-3を読んでいて疲れちゃうんだよね。
んで「4.リワード動画を配置する勘所」は使うための必須な事項じゃないから、読み飛ばしちゃう。
でも本書は
1.リワード動画を配置する勘所
しか書いてないからすんなり入ってくる。
あー、、、技術本の「PICKアップ」とか章立てラストの「コラム」「休憩(コーヒーの絵がついてたりする)」だけが本書に書かれている感じですね。
こう考えると、技術本って実はあの枠が、その本の色であり、他との差別化であり、筆者が言いたいことだったのか。次からもうちょっと気合入れて、あそこもちゃんと読もう。
構成もしっかりしてて読みやすかったです。