君が世界のはじまりを見てきました。
私が発生した勘違いを先に整理しておきます。
※話がややこしいのではなく、私がバカなんです。
- ショートカットのお嬢さんは二人登場しています。
- お坊ちゃんたちの主要キャラは3人です。
よくわからないという方は「縁・琴子・業平」の物語と思っていると思われます。(たまに岡田)
本作は「縁・琴子・純・伊尾・岡田・業平」の話です。
ショートカットのお嬢さんは縁と思っているとそれは間違うよ、そのお嬢さんの半分ぐらいは純だよ。
お坊ちゃんを業平だと思っているとそれは違うよ。そのお坊ちゃんの半分は伊尾だよ。スマフォに「伊尾」って出てきた時に、誰?って思ったよ。岡田は認識できてたんだけど、サブキャラだと思ってたよ。
君が世界のはじまり
作品情報と鑑賞前感想
- キャスト:松本穂香さん 中田青渚さん 片山友希さん 金子大地さん 甲斐翔真さん 小室ぺいさん
- 監督:ふくだももこさん
- 脚本:向井康介さん
- 公開日:2020.08.01
- ジャンル:青春
- 上演時間:115分
- レーティング: PR12
あらすじ&鑑賞前感想
大阪の端っこのとある町で、高校生による父親の殺人事件が起きる。その数週間前、退屈に満ちたこの町では、高校生たちがまだ何者でもない自分を持て余していた。授業をさぼって幼なじみの琴子と過ごすえん、彼氏をころころ変える琴子は講堂の片隅で泣いていた業平にひと目惚れし、琴子に憧れる岡田は気にもされず、母親に出て行かれた純は東京からの転校生・伊尾との刹那的な関係で痛みを忘れようとする。皆が孤独に押しつぶされていたその夜に、事件は起きた──。
監督はふくだももこさん。初めましてです。
間違いなく青春ものですね。気になるのはPR12ってとこ。出てくるのはエッチィシーンなのかな?暴力シーンなのかな?
ここから先は 君が世界のはじまり の感想です。ネタバレしてます!!
君が世界のはじまり - ネタバレ感想 ( 45 / 100 )
キャラクターと俳優
もうちょっとキャラクターに個性をつけてくれないかな.....。
私はこんなやつだったりします。
- 「ジャニーズjrはみんな同じ顔に見える」と言ってるお姉さまたちよりもはるかに年上
- 近眼なうえに老眼が入ってきた。最近、スマフォ近眼も入ってきた
- 人の顔が覚えられない。注目している俳優さんもいるけど、基本的には名前でデータを集約している。普段なら2時間ぐらいなら持つんだけどね、、、、。
アニメみたいに髪の色を変えろとまではいわないけど、もうちょっとこう、、、ショートカットの子が二人いるなら一方をポニーやツインのテールをするとか、ちょっとぐらい頑張ってみません?
それともキャラクターの区別がつけられない俺が悪い?
以下が私の整理です。間違ってたらゴメン。
縁(ゆかり/えん) - 松本穂香さん
- ショートカットその1
- オープニングで自転車をこいでいた。
- 両親がいる(←最初に出てきたショートカットが片親なので、かなり混乱した)
- 琴子と仲がいい
- イートインから琴子と歩き始めたときにキスした。
- 百合
私の中で主人公でした。実際その通りでしたが。
琴子 - 中田青渚さん
唯一、私の中でかぶらなかった子。
夜のデパートにいなかったので主要人物じゃないってことなのかな?
純 - 片山友希さん
ショートカットその2
- 片親
- 一番最初に出てきた。登校するために父親の作った朝食を無視して家を出る。けど、次のシーンの自転車のショートカットはこの子じゃない。
- イートインで琴子を見送った。その琴子の背中を見てたら琴子はキスされてた。
- デパートの屋上で伊尾を見つけて、そのまま非常階段でペッティングを始める
- ブルーハーツに感動
縁とごっちゃになってました。
ひょっとしたら縁とごっちゃにさせたのはわざとかもしれないと少し思いました。最後に自分の名前を連呼するんですよ。ってことは劇中で一度も名前を呼ばれていない?
人間、相手の名前が分からなければ、相手の存在は希薄になります。純の存在を希薄にして縁と同化させようとした?
ま、ごっちゃにさせる手法に何の意味があったのかはよく分かりませんけど。
伊尾 - 金子大地さん
- デパートの屋上の車の中で義母のミナミさんと熱い抱擁してた
- 非常階段でペッティングを始める
- ブルーハーツをヘビロテ
業平とごっちゃになってました。
岡田 - 甲斐翔真さん
- 古文のラブレターをもらって縁に訳してもらった
- 夜のデパートで「逃げるな」と説教
一応区別はついていましたが、重要なキャラだと思ってませんでした。夜のデパートに参加するほど重要なキャラクターだとは思ってなかった。
業平(ナリヒラ) - 小室ぺいさん
- 体育倉庫らしき半地下の琴子バックレスペースの隣室で泣いてた。
物語の感想
登場人物の顔の区別もつかなかったやつのたわごとだと思ってください。
ブルーハーツに完敗。
前半:人にやさしく
たぶん、10代の閉塞感を表現したかったんだと思う。前半はブルーハーツを使ってうまく表現していました。
ただし、ブルーハーツでテーマをブーストしてたのではありません。補足してたわけでもありません。ブルーハーツを聞いて「あ、そういうことね」と納得しました。ブーストなどの”後押し”というよりは、ブルーハーツに”フォローしてもらった”という言い方の方が近いと思います。
後半:夜のデパートで大騒ぎ
んで、後半ですが。同じ学校の生徒の親父さん殺傷事件以降が後半だと思うんですが。
夜のデパートで5人が並んで座っての会話劇って何だったんでしょうね。
5人並んでるシーンの一部。普通にテーブル使って椅子に座ればよくない?
話していたのは別段とりとめもない事件への感想。とりとめのない会話が必要なこともあったり、その会話の奥に深さを感じたりすることもありますが、このシーンは何もない。前半で提示されていた閉塞感についてになったりもしない。
最後にブルーハーツのエアバンドをやってますが、「こっそり入った夜のデパートでバカ騒ぎ」が楽しいそうだねとは思ったけど、10代の閉塞感からの解放やカタルシスには感じられなかったなぁ。
しくじり先生 俺みたいになるな!!の永野がこんなこと言っていた
こんな感じに見えました。
ブルーハーツを聞いて売れている人はすごい。
(でもコントライブの)
エンディングで衣装を着替えてブルーハーツ〇〇ツアーって服着て
自分の意志をTシャツに込めるヤツ
それで売れたやつはいない
5分半あたりから
10代の閉塞感ならこっちの方が分かりやすいよ
見どころは二階堂ふみさんのおっぱいだけじゃない「リバーズ・エッジ」
www.frederica-movie-review.com
中二をこじらせた「惡の華」
www.frederica-movie-review.com
君が世界のはじまり のベストシーン
映画のキモ
駐車場に止まってる車の上で話し始める二人
夜のデパートに忍び込んだテンションで車に駆け上がって話し込みました。
物語としてのキモというよりも、「この作品と俺は絶対に相いれない」と決定したシーン。
デパートでトイレペーパーをまき散らすのと個人所有の車を無意味に傷つけるのは意味が全く違う。
テンションとか「こまけえことはいいんだよ!」とかでごまかせなかったよ。
意味が分からないのは、申し訳ないし、こんなブログやってる手前情けないとかと思ってました。ですが、このシーンで「あ、いいや」と見切ることができました。
映画の軸としては
ミナミさんは全てこのデパートで行ったと語る業平、、、じゃないや伊尾。服を買うのも食事をするのもデートもバイトも就職もすべてこのデパートで行ったことをかわいそうなことのように語る口調。
十代の閉塞感として狭い世界にいることを否定したいようです。
冗談
私にとっての平常運転をしていた江口のりこさん
世間を一周して酒を飲んでいる女性を演じさせたら、右に出るものがいないなぁ(笑)
同じような感じの江口のりこさんがキーキャラだった「愛がなんだ」
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きれい・かわいい・色っぽい
デパートの非常階段でスカートたくし上げられて「パンツ履いてないの?」ってところまで見えたシーン。
タグと評判
タイトル:-君が世界のはじまり-
監督:-ふくだももこさん-
脚本:-向井康介さん-
俳優:-松本穂香さん- -中田青渚さん- -片山友希さん- -金子大地さん- -甲斐翔真さん- -小室ぺいさん- -板橋駿谷さん- -山中崇さん- -正木佐和さん- -森下能幸さん- -億なつきさん- -江口のりこさん- -古舘寛治さん-
君が世界のはじまり の評判
3.57/5.0 (yahoo映画 2020/08/05)
その他
最近の世の中
2020.07
2020.08
私のこと
インプラントが終わりまであと一歩!
Twitterで見かけたんですが、「東出昌大」と「杏」って全部シンメトリーなんだねって話が面白かった。